修士論文一覧

2020年度


総合社会科学専攻
研究分野論文タイトル指導教員名
社会動態研究分野
自殺と自己物語―自殺企図者の問題経験の語りから―
小林 多寿子
台湾ホモナショナリズムをめぐるアンビバレンス―「先進的な我が台湾=LGBTユートピア」における「非規範的とされる性/生を生きるわたし(たち)」の生存を求めて―
小林 多寿子
インフォーマル経済に対する人道的な規制と再周辺化―モロッコ・スペイン領セウタ間の「密輸」のエスノグラフィー―
小井土 彰宏
都市社会の動態にみるフランスにおける「難民」受け入れの地域化――地方中核都市ナントの事例から――
小井土 彰宏
ジェンダー視点から見る在日ベトナム人技能実習生 女性技能実習生を中心に
小林 多寿子
男性にたいするCRSV(紛争に関係する性暴力)はいかに問題化されるか――クレイム申し立て活動の言説分析――
佐藤 文香
移民1.5世代の若者たちの「帰国」と労働市場への参入プロセス―メキシコ都市部に生きる米国からの移住者の事例から―
小井土 彰宏
東京臨海副都心における「空気感」の研究―感覚から浮かび上がる都市空間のありようをめぐって―
町村 敬志
ムスリム女性の「生きられた経験」―日本における若者ムスリム女性の葛藤と交渉―
佐藤 文香
市民の郷愁からみる中国における歴史的街区の現在―武漢市・中山大道歴史的街区を事例に―
町村 敬志
日本社会における「あからさまでない人種主義」-学歴・高階層の日本人の語りから-
小井土 彰宏
ダルクにおける薬物依存からの「回復」と就労に伴う困難への対処―元ダルク入所者へのインタビューから―
多田 治
性暴力と「性の二重基準」―新聞・雑誌メディアの言説分析から―
佐藤 文香
理想と事実の転倒―エミール・デュルケム「集合的沸騰」の考察から―
菊谷 和宏
観光体験とオーセンティシティの多面性―横浜中華街における中国人観光客の事例から―
深澤 英隆
大原幽学のムラを読みなおす―千葉県旭市長部地区を事例に―
町村 敬志
Web会議システム上の円滑なコミュニケーションの実現に向けて―システムの特性と多様化する用途の可能性―
小林 多寿子
「ダイバーシティ時代」の「国際寮」―ダイバーシティ研究の批判的検討―
佐藤 文香
社会文化研究分野
FRENCH SCHWA PERCEPTION BY JAPANESE LEARNERS OF FRENCH AND NATIVE SPEAKERS OF FRENCH
五十嵐 陽介
決定論と怒り―Strawsonの両立論の擁護―
井頭 昌彦
ウィリアム・モリス思想における労働観―モリス書物論における「建築的」に着目して―
井川 ちとせ
情報・機能・説明―目的論的機能主義の新展開―
井頭 昌彦
人間行動研究分野
同時代的な人類学的歴史研究に関する試論―異時間主義と均時間主義を越えて―
久保 明教
BILIBILI AS A CYBER-HETEROTOPIA: DIFFERENT SPACES FOR CHINESE YOUNG GENERATION
安川 一
他者/非人間を真剣に扱う しかし、もしかすればあまり真剣ではないのだろうか?
久保 明教
微博上の炎上への関与に匿名性が及ぼす影響
稲葉 哲郎
モバイル・ホーム&ホーム・イン・モーション―日本に住む1組の中国人カップルのホームを手がかりに―
安川 一
人間・社会形成研究分野
中国の中学校徳育目標と実践―重慶市の事例から―
木村 元
主体形成における教育の介入の可能性―教育の不確実性を受容して―
中田 康彦
政治分野のクオータ制に関する日台比較研究
中北 浩爾
高齢者ケアはなぜ多様なのか―不安定ケア労働と脱家族化で探るケアレジーム―
田中 拓道
日本におけるスポーツヒーローとメディア―清原和博のメディア報道に関する考察―
坂上 康博
雇用制度と家族政策との制度補完性による性別役割分担の平等化―先進15か国の制度・政策効果検証と日本の過程追跡―
田中 拓道
高校就学の意味の再検討―通学を伴う通信制高校の事例から―
木村 元
現代フランス共和主義に基づく社会的統合―ドミニク・シュナぺールの市民権論―
田中 拓道
満州国におけるスポーツによるプロパガンダ―『盛京時報』が1932年から1944年に主催したスポーツ・イベントからの再検証―
坂上 康博
教育労働運動における私学教師の教員文化―教師たちが立ち上がるための諸条件についての一考察―
山田 哲也
中国の都市社会構造の転換と職工スポーツ―「単位制」から「社区制」への変化を中心に―
坂上 康博
総合政策研究分野
農村社会における生活者間の社会的葛藤に移住促進施策が与える影響の研究-長野県池田町A地区での「移住者」と「地元住民」への調査から-
堂免 隆浩
教師の働きすぎに関する研究―コロナ禍での教師の働き方に着目して―
西野 史子
路上生活者が路上に留まる理由に関する考察-路上で「生きる」ことをめぐって-
猪飼 周平
日本の過疎対策における市町村の画一的な取り組みに関する研究―奈良県の過疎市町村を事例として―
堂免 隆浩
日本的人事労務管理とテレワークの活用:新型コロナウイルスの流行がテレワークの普及にどのように影響したか―情報処理企業とメーカー企業のいわゆる伝統的な日本会社を中心に―
西野 史子
中国におけるインフォーマル・セクターの女性労働者の就業保障に関する研究
西野 史子
日本における幼児教育・保育制度と福祉
白瀨 由美香
歴史社会研究分野
近世後期在村社会における儒学受容―上総道学の事例から―
若尾 政希
1930年代中国の南方軍閥と教育政策――新桂系統治下の広西大学を事例として――
佐藤 仁史
ポストベラム期南部の刑罰体系と囚人貸出制度―アラバマ州炭鉱企業における囚人労働を事例として―
貴堂 嘉之
植民地期朝鮮・済州島の農村と戦時農業政策―無水酒精事業に伴う甘藷増産・供出を中心に―
加藤 圭木
アジア太平洋戦争期朝鮮総督府における満洲移民宣伝活動
加藤 圭木
植民地朝鮮における森林政策と火田耕作者―1910年代から20年代までを中心に―
加藤 圭木
嘉納治五郎の国内外における影響とその思想
石居 人也
天保期の非領国地域における用水争論の特質―荒川四堰用水争論を事例に―
渡辺 尚志
クロアチア=スラヴォニア軍政国境地帯における国民統合論―1860年代の「歴史的根拠」と「住民の意向」を中心に―
秋山 晋吾
昭和天皇の陸海軍諸学校行幸とその新聞報道の研究―1927年から1945年を中心に―
石居 人也
19・20世紀転換期ウィーンにおけるオッタクリング民衆大学と民衆教育の実践―設立期の組織構造と会員分析を中心に―
秋山 晋吾
土田杏村の評論家としての仕事と思想―大正・昭和初期の文壇・論壇批評を題材として―
石居 人也
フィリピンとフィリピン系をめぐる言説の断片化―フィリピン研究・フィリピン系移民研究の再検討から―
中野 聡
米化運動における日本人移民女性のための料理教育―アメリカ化運動における移民女性教育の歴史的文脈から―
貴堂 嘉之
明治期日本の外交政策としての内国勧業博覧会―外国人の来訪がもたらしたもの―
石居 人也
近世後期における読者の書物受容と文化ネットワーク―羽前国田川郡角田二口村佐藤東蔵家を事例として―
若尾 政希
フランスにおける捺染業の展開とトワル・ド・ジュイ―オーベルカンプの経営戦略を中心に(1760-1843)―
森村 敏己
第一次世界大戦期アメリカにおける「敵性外国人登録」とドイツ系住民―カンザス州を事例に―
貴堂 嘉之
近世村落における山林資源の変遷と利用―幕府御用炭生産を背景に―
渡辺 尚志
1910~1920年における間島の朝鮮独立運動――豆満江を越える生活圏という視角から――
加藤 圭木
近現代日本社会における<軍歌>の歴史的分析―(元)兵士などの受け手に注目して―
石居 人也
植民地期朝鮮における天道教の教育活動―1920年代の平安道を中心に―
加藤 圭木

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地球社会研究専攻
論文タイトル指導教員名
特別支援学校における肢体不自由教育のコミュニケーション
多田 治
第一次ナゴルノ・カラバフ紛争の市民生活―アルメニアの人々の「暗くて寒い時代」語りと政治背景の考察―
足羽 與志子
ディアスポラの平和構築―カダフィ体制崩壊後のリビアにおける人権問題に取り組むNGOを事例に―
福富 満久
マレーシアにおける社会変容と現代アート―アートシーンの展開とアーティストの戦略―
足羽 與志子
日本における「孤食」イメージの変遷―「日本型個人主義」を中心に―
赤嶺 淳
中国の都市におけるごみ分別の実態―蘭州市の住民のごみ分別の意識と行動に注目して―
大瀧 友里奈
過眠症を抱える当事者はどのようにして自らを変容・再定義したのか―ナルコレプシーの語りに着目して―
宮地 尚子
性差別意識による精神的影響―ストリートハラスメントに着目して―
宮地 尚子
中国「癌村」の被害実態を捉える―被害構造論の視座から―
大瀧 友里奈
中国ソーシャルメディア上のパーティーメディアと商業メディア―ウィーチャット公式アカウントの記事を事例として―
ジョナサン・ルイス
中国のウェイボーにおけるネット炎上事件の世論形成
ジョナサン・ルイス
日本のYouTubeに表れる中国イメージの分析と考察
ジョナサン・ルイス
TOPIC MODELING AND SENTIMENT ANALYSIS OF CHINA, COVID-19 RELATED TWEETS IN JAPANESE LANGUAGE
ジョナサン・ルイス

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