大瀧 友里奈 (おおたき・ゆりな)

教授
総合社会科学専攻
超域社会研究分野(環境科学、環境配慮行動)

研究室:東本館1階101
オフィスアワー:随時 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

環境科学、水環境、環境配慮行動、需要マネジメント、環境全般、社会インフラ

現在の研究テーマと今後の抱負

 環境や社会インフラに関連する研究を行っています。教員の研究は、水と人の関わりを中心としていますが、ゼミ生は水に限らず、エネルギー消費、有機食品、スマートシティ、サーキュラーエコノミーなどさまざまな分野が研究対象です。文系、理系にとらわれず、それらをまたいだ新しい知見を見出していきたいと考えています。
国内の地方自治体や企業、他大学、海外の大学と連携してプロジェクトを進めています。ゼミ生も、希望する場合は、研究プロジェクトに参加していただいています。

【現在の主な研究テーマ】
(1)需要マネジメント
需要マネジメントのための手法を研究しています。
どのような情報提供や経済的インセンティブが、使用行動の長期的変化や意識の変化に有効であるのか、ナッジ等を活用した研究しています。認知科学、消費者行動論、環境配慮行動等の学問分野を用いながら、水やエネルギー分野を中心に進めています。
地方自治体(湖西市、富士市等)や企業と協働して研究を進めています。

(2)水道使用データの利活用の検討
水道スマートメータから得られる使用量データの利活用について、検討しています。
人々の受容や健康寿命の延伸(フレイル検知)等への応用について、フィールド実験や機械学習により研究しています。他大学(成城大学、豊橋創造大学等)や地方自治体(湖西市、富士市等)や企業(愛知時計電機(株))と協働して研究を進めています。

(3)アジア地域での生活排水処理(オンサイトサニテーション)
アジア地域の生活排水処理(オンサイトサニテーション)の実態や住民意識等について調査行っています。現在のフィールドはスリランカとベトナムで、Ruhuna大学のTushara Chaminda先生、Ho Chi Minh City University of ScienceのQuyen Do先生と協働して研究しています。これまでは、タイ(チェンマイ、コンケン)、ベトナム(ハノイ)でも研究を行ってきました。
フィールドでの現状理解に加えて、住民に適切なオンサイトサニテーション方法の選択やメンテナンスを促すための情報提供方法の検討(動画、ARなど)も行っています。お茶の水女子大学環境工学研究室と協働しています。


【研究指導】
環境、都市、社会インフラ、サステイナビリティ、SDGs等に興味ある学生の指導にあたっています。

これまでの卒業論文リスト
★2025年度
『水道スマートメーターから得られる使用量データを用いた高齢者フレイル兆候の検知 』
『水道の時間帯別料金制度における 情報提示方法の検討 ―ナッジの有効性と行動変容要因の分析』
『有機食品の購買意図を規定する要因 ―環境意識、有機農業の環境価値の認識、価格感度に着目して』
『暮らしの環境が 個人の環境配慮意識行動に与える影響 ―人々との関係性・環境教育・自然環境に 着目して― 』

★~2024年度
『住民の意識と水道使用習慣の変容の関係性―静岡県湖西市の実証実験を事例に―』
『水道料金の値上げと値下げを利用者はどう捉えるか―静岡県湖西市の実証実験を事例に―』
『時間帯別水道料金制度が一般家庭および事業者の水使用行動に与える影響』
『公園におけるトイレ利用体験が来園者の満足度に与える影響――期待‐不一致モデルを用いた分析――』
『オンサイトサニテーションシステム(OSS)の理解と考えの変化 ~ARと動画の比較~』
『経済的方法とナッジが水使用量に与える影響の考察』
『アジア諸国における生活雑排水処理の現状と住民の意識─ベトナムの事例をもとに考える─』
『サステナブルファッションについての一考察-ファッション産業におけるサステナビリティの再考-』
『ユニバーサルなトイレ環境 ―男性トイレのサニタリーボックスの視点―』
『グリーンインフラの取り組みによる地域コミュニティの醸成 ―OOMIYA STREET PLANTSの取り組み―』
『住民運動のフレーム転換 ―所沢ダイオキシン公害調停運動のその後―』
『生きていく過程で川のごみを拾う―御岳リバークリーン活動参加者のライフストーリー研究―』
『エピソード的未来思考(Episodic Future Thinking)が環境配慮行動におよぼす効果』
『バイオプラスチックに対する消費者意識』
『CO₂排出量に関連付けた情報提示が水使用量に与える影響』
『日本における「菜食主義者」の語り―ライフストーリー法アプローチから―』
『地域再生に向けた持続可能な再生可能エネルギー事業の検証:うさんこやま未来発電所と飯田市・湖南市の比較を通して』
『Gs達成に向けた取組とSDGsウォッシュ:ジャパンSDGsアワードがロールモデルとして果たす役割』
『水使用データを活用した新サービスに対する価格調査~PSM分析を用いたサービス料の算定~』
『稲作農家におけるスマート農業導入にあたっての障壁と課題』
『水道使用量データを活用した新しいサービスの提案』
『持続的な衛生環境構築に向けた基礎的研究-オンサイト型し尿処理設備と水源の安全性』
『災害発生後の行政の情報発信と住民の情報受信-東日本大震災時の東松島市を事例として』
『サブサハラ地域のインフラ整備-Total Factor Productivity に注目して-』
『流域マネジメントの場における⾏政と市⺠の協働-流域⽔循環計画を例として』
『スリランカにおけるトイレの水使用量分析-南部都市ゴールを対象に-』
『ゲーミフィケーションを用いた情報提示が家庭の水使用量に与える影響』
『行政と住民の協働の場の運営をめぐる考察―東京都流域連絡会を事例として―』
『水インフラ途上国における水インフラ整備因子解析』
ゼミへの参加希望等ある場合は、メールにてご連絡ください。

担当科目

社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。

大学院:

分野/科目群 科目名 学期
超域社会研究分野環境とデータ秋・冬
方法科目群社会科学研究の基礎 E春・夏
大学院ゼミナール [ 2026年度版案内2025年度版案内 ]

学部:

学歴

東京大学工学部都市工学科卒
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了
東京大学大学院学際情報学府修士課程修了
東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学(博士 学際情報学)

学位

学際情報学博士

職歴

東京大学 大学総合教育研究センター 特任助教
東京大学 大学総合教育研究センター 准教授
一橋大学大学院社会学研究科 准教授
一橋大学大学院社会学研究科 教授

業績一覧(researchmap のページへ移動します)

https://researchmap.jp/7000019025

研究室所属の大学院生

博士後期課程:1 名
修士課程:1 名




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