修士論文一覧

2018年度


総合社会科学専攻
研究分野論文タイトル指導教員名
社会動態研究分野
高齢出所者の「社会復帰」は何を意味するのか―近接性と社会関係資本をめぐる考察―
町村 敬志
現代フランスにおける人種差別と国籍―2000年代以降の「国籍剥奪」論争に関する一考察―
森 千香子
ロベール・ブレッソンにおける「宗教的なもの」
深澤 英隆
越境する「個人」の選択する「神」―Ulrich Beckの「コスモポリタンな宗教的規範」における「個人」と「神」概念の再考―
深澤 英隆
演劇のリアリティと俳優―リアルとフィクションをめぐる俳優の役作りの過程から―
小林 多寿子
ヨルダンにおけるシリア難民のカテゴリー化―受け入れと移動をめぐるアイデンティティの実践―
小井土 彰宏
都市空間はいかにして維持されるのか―シンガポールのコミュニティガーデンを支える構造とガーデナーたちの実践―
町村 敬志
地域の共同性から生まれる小さな公共性―茨城県大洗町におけるアニメとの連携―
多田 治
教団に踏み入るスピリチュアリストたち―修験教団信者へのインタビューから―
深澤 英隆
J.バトラーの主体論を読み直す―「男でも女でもない」と「沈黙」―
菊谷 和宏
最小限度生活を通じた統括―不要なモノを所有しない人々「ミニマリスト」の意味生産の分析―
小林 多寿子
中国帰国者3世研究序説―エスニック帰還移民大1.5/2世代と中国残留日本人3世の交差―
小井土 彰宏
子育て支援のジェンダー構造―男性保育者による実践の課題と可能性―
佐藤 文香
地域・観光から見る自衛隊
多田 治
朝鮮学校「に訪れる」人々―朝鮮学校における「よそ者」研究
町村 敬志
インドネシア人技能実習生の期待と現実―技能移転の可能性と限界―
小井土 彰宏
"インド人IT技術者の海外就労と仮想就労の構造的連関
―米国就労者の二面性システムの検討―"
小井土 彰宏
社会文化研究分野
アーレント『人間の条件』における誕生性と約束―未来を現在であるかのように扱う行為について―
加藤 泰史
価値形態論の素材的側面―初版から第二版への改稿過程の検討を通して―
大河内 泰樹
『ドイツ・イデオロギー』における「土台・上部構造』論の基礎
大河内 泰樹
分析形而上学における標準的アプローチと代替アプローチ
井頭 昌彦
初期ニーチェの文化思想における認識の重要性の推移―『反時代的考察』第1篇における認識と批判の考察―
久保 哲司
マルクスの価値論と資金論―労働の価格とその規制の理論的位置づけ―
大河内 泰樹
ショーペンハウアーの意志概念とその働き―『根拠律』における「活動する意志」からの再考―
加藤 泰史
単称思想概念の分析
井頭 昌彦
「実体(substantia)と「実体的なもの(substantiale)」―バウムガルテンによるデカルト及びスピノザの(批判的)継承の解明に向けて―
加藤 泰史
帝国植民地における次世代教育―在台日本人の幼稚園に関する一考察―
洪 郁如
19世紀末から20世紀初頭フランスにおけるナショナリズム―モーリス・バレスの「自我」から―
森村 敏己
主観的現在における知覚経験の成立―映画モデルの批判的検討―
井頭 昌彦
『存在と時間』における死の実存論的概念と他者の死
大河内 泰樹
人間行動研究分野
アフターネットワーク論における時間についての考察―ブリュノ・ラトゥールを中心―
大杉 高司
有権者のオンラインメディア利用と政治知識―選択的接触に基づいて―
稲葉 哲郎
中国人商人の耐アフリカ輸出ビジネスモデル―浙江省義烏市と周辺地域に発する雑貨貿易の事例―
上田 元
微博における意見表明に関する研究―代理出産を争点とした微博上での沈黙の螺旋理論の検証―
稲葉 哲郎
人間・社会形成研究分野
田辺元「種の論理」における階級分裂の問題と「国家」概念の二重性―「資料」概念に着目した考察
田中 拓道
いじめに直面した子どもによる援助要請の阻害要因―中学生の体験談と大人に対する要望の分析から―
中田 康彦
生活保護制度における「自立」言説の形成と特徴
田中 拓道
精神障害当事者の視点と実践から見る「障害者スポーツ」―ソーシャルフットボールを事例に―
鈴木 直文
教師の貧困観とその成立背景―貧困地域の中学校教師と教員志望学生の語りを事例に
山田 哲也
在日ブラジル人第二世代の文化的アイデンティティとフットサル・ネットワーク
尾崎 正峰
アジア・太平洋戦争の戦場と看護―「戦場の諸相」と「戦後史」を中心に―
吉田 裕
周縁チベットの民族アイデンティティ形成に関する研究―青海省化隆地域を中心に
太田 美幸
インターンシップにおける相互作用がキャリア発達に及ぼす影響―中小企業の実践事例から―
木村 元
総合政策研究分野
地域社会における子ども食堂の受容に関する研究
猪飼 周平
歴史社会研究分野
日中戦争期の青島における日本経済団体―青島日本商工会議所を中心に―
佐藤 仁史
植民地期金剛山の観光地化に関する研究―日本人旅行者の旅行記分析を中心に―
加藤 圭木
民国期中国の女性家事使用人と主婦
佐藤 仁史
И.Я.ビリービンの浮遊する祖国愛―おとぎ話になった芸術家―
秋山 晋吾
明治前期のメディアにおける西郷隆盛観―西郷の「英雄」化と「賊」化―
石居 人也
アメリカ合衆国の社会福祉の変遷におけるフードバンクの発展―ジョージア州アトランタを事例として―
貴堂 嘉之
明治初期「都市民衆」の意識の研究―東京・横浜の人力車夫を事例に―
石居 人也
幕末維新期における夫役負担に関する研究―武蔵国多摩郡後ヶ谷村を事例に―
渡辺 尚志
ウィーン体制下グダニスク商業とプロイセン―広域権力と都市商業の関係に関する考察―
秋山 晋吾
近世中後期における河川流通秩序の成立と展開―武蔵国入国郡上新河岸村を事例に―
渡辺 尚志
18世紀半ばのイギリス社会における世論と軍人像の結びつき―ミノルカの海戦をめぐる論争を題材に―
森村 敏己
由緒者としての禁裏御料郷土と、その言説
渡辺 尚志
『和漢軍書要覧』再考
若尾 政希
高田眞治の思想研究―「天命思想」と「皇道」との関わりで―
加藤 圭木
正学派朱子学者の歴史思想―山県太華の纂論書『国史纂論』を中心に―
若尾 政希

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地球社会研究専攻
論文タイトル指導教員名
子育て支援を担う助産師のジェンダー規範
宮地 尚子
介護職の日常的実践における戦術―においと嗅覚に注目して―
宮地 尚子
フォークロア表現(TCE)(伝統的文化表現)と知財法を巡る国際議論
―WIPO政府間会合議事録の分析―
ジョナサン・ルイス
沖縄反基地闘争における仏教者の位置―日本山妙法寺の平和行進を事例に―
足羽 與志子
中華民国民主代に関する考察―体制移行の偶然性と歴代総統の戦略性―
福富 満久
回族の婚姻と民族意識における変容―内モンゴル自治区フフホト市における回族の事例を中心に―
宮地 尚子
非木材林産物の採集と流通―大興安嶺地域における語りから―
赤嶺 淳
中央アジアにおける中露関係―国際レジームの視点から―
福富 満久
日本との比較から見る韓国における外国人政策の転換
―民主化運動と政治的機会構造に着目して―
福富 満久
ファンサイトの実態に関する研究―TFBOYSのファンサイトを例に―
多田 治
「漢服」とはなにか―現代中国における民族服の考察―
足羽 與志子
EVERYDAY LIFE IN STRPCE, A SERB-MAJORITY AREA IN SOUTHERN KOSOVO:THEIR STRATEGIES AND SENTIMENTS
足羽 與志子
コンテンツと観光による日本イメージの形成―「鎌倉高校前」駅を訪ねた中国人を例として―多田 治
中国大陸における客家エスニック・メディアの現状と発展―梅州市テレビを例として―
ジョナサン・ルイス
中国のソーシャルメディアにおけるアイドルファンコミュニティー―Sina Weibo におけるジャニーズファンの言論から―
ジョナサン・ルイス

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