修士論文一覧

2012年度


総合社会科学専攻
研究分野論文タイトル指導教員名
社会動態研究分野
ロバート・パークによる科学としての社会学の確立 ―人種関係の効率的な管理を目指して
小井土 彰宏
生殖補助技術の孕む倫理的・法的・社会的問題-非配偶者間人工授精で生まれた当事者の語りから-
小林 多寿子
「2世信者」の脱教団化とオルタナティブのゆくえ ―新宗教2世のライフ・ヒストリーからみる再帰性としての世俗化―
深澤 英隆
パキスタン、イギリス、二つの生活世界のはざまで ―第二世代パキスタン系ムスリム女性の結婚形態の変容とダイナミズム―
小井土 彰宏
非自発的帰還移民の生活の再構築プロセス ―メキシコ市大都市圏大衆居住区ネサワルコヨトルに生きる帰国者たちの事例研究
小井土 彰宏
ヴィクトリア朝におけるファッションの成立 ―『パンチ』誌から読み解くサーヴァントのファッションへの包摂
町村 敬志
「風俗嬢」たちのスティグマへの対処方法
伊藤 るり
大塚久雄におけるマックス・ヴェーバー研究 ―キリスト者と近代主義者としての大塚久雄―
深澤 英隆
「無縁社会」論再考
町村 敬志
日本の海外旅行における観光のまなざしについての一考察 ―「地球の歩き方スリランカ」(1990-2011)の変遷をもとに
多田 治
〈世俗の時代〉のカトリシズム ―チャールズ・テイラーの(多元主義)と神学―
深澤 英隆
小売業トラック運転手の過労はなぜ生じるのか
木本 喜美子
重層する都市とウェブ-来街者のイメージマップとモバイル端末利用の分析から-
町村 敬志
日本のキリスト教幼児教育の理論と教師の教育理解-教師へのインタビューから-
深澤 英隆
都市近郊農村住民の描く農村像 ―「小さな開発」が育つ場所「農業県・茨城」における就農者の、風景解釈の変容―
町村 敬志
社会文化研究分野
ジュネーヴ人の『社会契約論』受容 ―刊行直後の書簡分析から
山﨑 耕一
戦後日本における「ロシア民謡」の受容と変容
中島 由美
ヘーゲル『精神現象学』における欲望の問題
大河内 泰樹
「啓蒙の弁証法」における物象化
大河内 泰樹
シェリング『力動的過程の一般演繹』における力動論 ―「物質の構成」の三つのモメント
大河内 泰樹
宮古群島方言におけるnja:N構文の研究
中島 由美
ルソーにおける本性的善性論
森村 敏己
人間行動研究分野
サッカーサポーターズクラブの熱狂に関する研究 ―質的調査による探索的検討―
稲葉 哲郎
事件の脅威性が量刑判断の手がかり情報の優先性に与える影響
村田 光二
土俵の東、監査の西 ―大相撲における称序の方法と「アカウンタビリティ」―
岡崎 彰
敬虔なムスリムと「近代性」 ―世俗主義批判としてのイスラームの人類学とその射程
春日 直樹
アニミズムとしての生物学-擬人主義の歴史的変遷から見た自然/文化の二元論-
大杉 高司
大阪と愛知の首長を新聞はどう報じたか ―社説の内容分析を通じて―
稲葉 哲郎
ガーナ沿岸部の漁業における取引の変化 ―中央州ケープコースト周辺の事例を中心に―
春日 直樹
政治的会話はより良い民主主義に貢献するか?-政治的会話が有権者の政治意識および行動に及ぼす重層的効果-
稲葉 哲郎
人間・社会形成研究分野
受験雑誌『蛍雪時代』の研究-1950年代後半の転換期に着目して-
木村 元
昭和戦前期の石油政策 ―国家統制体制の形成と燃料戦備
吉田 裕
短期大学における教養教育と専門教育の両立をめぐる問題-サービスラーニングの担い手による意味付けの差異に注目して-
木村 元
授業秩序維持のための教師ストラテジー―教師の「応答/非応答」行為に着目して
山田 哲也
三里塚闘争史論 ―支援勢力と運動主体としての「住民」像―
吉田 裕
戦前・戦時期の日本におけるアメリカンフットボールの受容過程
坂 なつこ
大学キャリアセンターと学生の就職アスピレーション ―Cグループ大学における就職活動プロセスに着目して―
山田 哲也
「祖国振興」の戦争 ―戦時期宮崎県における国民の組織化・動員
吉田 裕
在日中華学校における華僑教育の展開-戦後横浜山手中華学校の教科書分析を中心に-
木村 元
総合政策研究分野
インクルージョンの社会的意義-学校教育における障害児への排除から包摂へ-
猪飼 周平
老人処遇を規定する社会観念の変動 ―1945~1968年における老人処遇の実証研究から―
猪飼 周平
介護労働者の賃金の実態と人事管理の対応
高田 一夫
正社員の年次有給休暇取得行動 ―仕事特性・個人特性と年休制度利用―
西野 史子
戦後日本における開業医による病床所有
猪飼 周平
日本における高齢者の自殺
猪飼 周平
IT労働者の「取引・配置・運用」に関する実証研究-情報サービス産業の下流工程における「職務」に着目して-
西野 史子
日本企業における外国人ホワイトカラーの雇用管理 ―「雇用形態」に着目して―
西野 史子
中国都市部における住民自治組織に関する研究 ―北京市社区を事例に―
林 大樹
歴史社会研究分野
顧頡剛の中華民族論について ―1930年代後半を中心に―
坂元 ひろ子
グアムにおける戦争の記憶と戦後補償のつながり-先住民チャモロの視点を中心に-
中野 聡
近世富士山御師の社会構造的研究
渡辺 尚志
近世後期、高取藩医における西洋医学の受容と実践-「石川玄林・下川邊宗伯蘭醫学寫本之一」を中心に-
若尾 政希
19世紀後半の慈善と労働倫理についての考察-クリーブランドYMCAの鉄道労働者向け福利厚生事業を中心に-
中野 聡
1906年のサンフランシスコにおけるチャイナタウン移転計画
貴堂 嘉之
近代中国東北地方の農業労働者(雇農)と村落社会
佐藤 仁史
近世後期における江戸幕府奏者番の基礎的研究―天保11年の青山幸哉と牧野節成の日記を中心に―
若尾 政希
金原明善の《偉人》化にみる近代日本
若尾 政希
18世紀末ボヘミア南部ビュクワ伯所領における社会事業 ―「貧民施策」を事例として                   
秋山 晋吾
アメリカ赤十字社と「看護師」 ―第一次世界大戦期を中心に
貴堂 嘉之
植民地期朝鮮における地方古蹟保存会について ―慶尚北道慶州の「慶州古蹟保存会」を中心に―
糟谷 憲一
明治期旧松代藩藩士生計を巡る研究 ―真田家家従依田稠美を中心として―
若尾 政希

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地球社会研究専攻
論文タイトル指導教員名
パレスチナ/イスラエル問題における国際援助 ―援助の意図と経緯の考察―
足羽 與志子
母乳育児支援の一考察 ―富山県の事例を中心に
多田 治
核実験地に住む:カザフスタン・セミパラチンスク住民の証言から
落合 一泰
アメリカとアメリカ人の境界 ―アメリカ合衆国市民権をめぐる法的議論から―
落合 一泰
「北島」椰子林の記憶を手入れする ―ある朝鮮人の生きたマリアナ諸島植民地―
多田 治
駐在員妻を生きる人たち ―妻たちの実態から見るライフデザインの描き方―
宮地 尚子
公共空間における芸術活動についての考察 ―都市でのアートプロジェクト実践の地平―
足羽 與志子
情報環境の歴史的・思想的研究 ―「ハッカーカルチャー」を中心に―
ジョナサン・ルイス
イラク戦争米軍脱走兵の「難民化」がもたらしたもの
宮地 尚子
音楽×ダンスの場 ―CLUB と DANCE PARTY―
マイク・ モラスキー
生涯学習社会における成人の学びの役割 ―デンマーク フォルケホイスコーレを通して
落合 一泰
福島第一原子力発電所事故における避難自治体の被害構造に関する研究
多田 治
子どもによる映像制作における一考察 ―成立条件と学びの工夫―
ジョナサン・ルイス
異質でいる自由 ―障害者プロレスにみる社会的「弱者」と「強者」の均衡から―
宮地 尚子
YouTubeエコロジー : 日本、アメリカ、イギリスにおけるYouTubeの比較研究
ジョナサン・ルイス

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