国際社会学担当の専任教員は、社会学研究科社会学研究分野(地球社会研究専攻)に所属しています。国際社会学プログラムは、研究と教育の方向性を大まかに示す単位であって、修了書などを授与する独自のコースを構成するものではありません。むしろ大学院生には、社会学研究科の他の関連科目と積極的に結びつきながら、学習を進めていくことを推奨します。社会学研究科全体の教育内容については、研究科のサイトを参照してください。
国際社会学プログラムでは、従来の国民国家の枠を超えた社会現象を独自の視点から分析する分析・調査能力をもつ研究者と高度専門人(シンクタンク、国際機関、国内の公的機関、NGO、自治体における外国人や国際的な交流業務、企業において国際的な部署において活躍)の養成を目指します。
国際社会学の先端的研究に必要とされる能力は以下のように多様なものです。
本プログラムはこれらの諸能力を予め獲得していることを前提としてはいませんが、これらを発展させていける潜在力と情熱をもった人材を求めています。 国際社会学の領域は未だ発展途上であり、その方法論や理論は既存のものに依存することは出来ません。このため最も求められるのは、独立した研究者としての自立性や主体的な構想力、そして試行錯誤を続ける強い意思と耐久力です。
修士課程では、博士課程への進学を通じて研究を志す者、そして専門性を生かした高度職業人として企業や公的機関で調査・研究・事業運営にかかわっていく者、これら双方の養成を目標とします。このため、以下のような資質をもつみなさんの応募を歓迎します。
博士課程では、国際社会学の独立した研究者として、独創的で先端的な研究を自ら構想し推進する能力を発展させ、その上に自らの研究プロジェクトを実行し、この分野に寄与する博士論文を完成させることを目標とします。
このため、以下の資質をもったみなさんの応募を歓迎します。