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博士論文 Dissertation

提出年度 氏名 題目 種別 備考
2020

飯尾真貴子

IIO Makiko
米国移民管理レジーム下でのトランスナショナルな社会空間の再編―メキシコ村落出身移民の包摂と排除をめぐる「道徳的秩序」に着目して― 課程博士    
2018

工藤晴子

KUDO Haruko
アメリカにおける難民の保護とセクシュアリティ―性的マイノリティの難民と庇護希望者の包摂と排除― 課程博士 『難民とセクシュアリティ——アメリカにおける性的マイノリティの包摂と排除』として2022年8月明石書店より出版(第26回国際開発研究大来賞受賞)(
2017

恵羅さとみ

ERA Satomi
移動する職人・労働者と社会変動―産業リストラクチャリング下の日米建設労働者をめぐる比較社会学的分析 論文博士 『建設労働と移民―日米における産業再編成と技能―』として2021年3月名古屋大学出版会より出版
2017

藤浪海

FUJINAMI Kai
犠牲者ディアスポラと労働の間で 犠牲者ディアスポラと労働の間で―横浜市鶴見区で邂逅するウチナーンュたち― 課程博士 『沖縄ディアスポラ・ネットワーク――グローバル化のなかで邂逅を果たすウチナーンチュ』として2020年1月明石書店より出版 
2017

田口ローレンス吉孝

TAGUCHI Lawrence Yoshitaka
戦後日本における「混血」、「ハーフ」をめぐる人種構成―<日本人化/外国人化>人種プロジェクトの歴史的な展開― 課程博士 『「混血」と「日本人」 ―ハーフ・ダブル・ミックスの社会史―』として2018年8月青土社より出版 
2015

望戸愛果

MAKO Aika
〈策略〉としての「戦争の平凡化」の過程―1920年代アメリカ在郷軍人会の西部戦線巡礼事業の事例から― 課程博士 『「戦争体験」とジェンダー アメリカ在郷軍人会の第一次世界大戦戦場巡礼を読み解く』として2017年2月明石書店より出版
2014

坂下雅一

SAKASHITA Masakazu
複合ネーション「沖縄県民」の起源 ―戦後初期(1945-1956)沖縄群島の政治界における「ナショナル・アイデンティティ」の生成と展開― 課程博士 『「沖縄県民」の起源: 戦後沖縄型ナショナル・アイデンティティの生成過程1945-1956』として2017年2月有信堂高文社より出版(第39回沖縄研究奨励賞受賞) 
2013

ヤマグチ・アナエリーザ

TAMAGUCHI Ana Elisa
在日ブラジル人の移動形態および移住コミュニティが家族構成変容に与える影響についての考察――分散型居住地と集住型居住地の比較研究―― 論文博士 『変容する在日ブラジル人の家族構成と移動形態』として2021年11月世織書房 より出版 
2012

崔ミンギョン

COI, Minkyung
戦後日本の国際化と中南米地域の「日系人」-在外日本人の重層性にみるナショナル・アイデンティティ- 課程博士    
2006

南川文里

MINAMIKAWA, Fuminori
アメリカの人種エスニック編成における日系エスニシティ――エスニシティ、人種、ナショナリズムの相互関係をめぐる歴史社会学的研究―― 論文博士 『「日系アメリカ人」の歴史社会学―エスニシティ、人種、ナショナリズム』として2007年7月彩流社より出版

修士論文 Master Thesis

 
提出年度 題目
2020 日本社会における「あからさまでない人種主義」-学歴・高階層の日本人の語りから-
2020 移民1.5世代の若者たちの「帰国」と労働市場への参入プロセス―メキシコ都市部に生きる米国からの移住者の事例から―
2020 都市社会の動態にみるフランスにおける「難民」受け入れの地域化――地方中核都市ナントの事例から――
2020 インフォーマル経済に対する人道的な規制と再周辺化―モロッコ・スペイン領セウタ間の「密輸」のエスノグラフィ――
2019 外国につながる子どもたちへの教育支援施策の形成過程-東京都における多様なアクター間連携と行政との関係性に着目して-
2019 グローバルな移動性を求めて「英語で学ぶ」-在日留学生が第3国へと移動するまでの経験-
2019 ケアの協働-移動する男性フィリピン人介護福祉士の実践と困難に着目して-
2019 個人加盟ユニオンにおける外国人労働者へのまなざし-東京都の4事例における経験-
2018 "インド人IT技術者の海外就労と仮想就労の構造的連関―米国就労者の二面性システムの検討―"
2018 インドネシア人技能実習生の期待と現実―技能移転の可能性と限界―
2018 中国帰国者3世研究序説―エスニック帰還移民大1.5/2世代と中国残留日本人3世の交差―
2018 ヨルダンにおけるシリア難民のカテゴリー化―受け入れと移動をめぐるアイデンティティの実践―
2018 現代フランスにおける人種差別と国籍―2000年代以降の「国籍剥奪」論争に関する一考察―
2017 「国民化」政策から見る「国民」像―トルコ共和国初期(1923-1945)における「トルコ人」を例に―
2017 <主要可能性>のもとで生きる―在日クルド人庇護家族の経験と日本の難民政策―
2017 通過点としての池袋―華人エスニック・ビジネス労働者の事例から―
2017 日本における非正規滞在者の経験と帰国後の生活・就労実態―ペルー人帰国者の事例から―
2017 国家の認めるアンビバレントな状態―無国籍化されたビルマ出身ロヒンギャ・ムスリムの日本での庇護申請―
2016 移民のインターカルチュアルな統合と地域-バルセロナ「反うわさ戦略」の生成過程から―
2016 移行経済下の国際移住労働と女性の経験―2000年代におけるベトナム人女性移住家事労働者の事例から―
2016 在日コリアンの若者はヘイトスピーチをいかに経験するか-新たな差別の影響と四つの対処モデルに関する比較分析-況
2014 フィリピンにルーツをもつ1.5世代青年の進路意識の形成―二国間で形成される教育経験と家族の物語―
2014 日本の大学生による難民支援活動と難民包摂の可能性―難民支援学生団体のリーダー層に対するインタビュー調査から―
2013 日本におけるロシアからの高度専門職移民の就労状況
2013 ラヴィダシアはなぜ名乗るのか―移民社会で経験される信仰とカーストの構造-
2013 THE EFFECTS OF BUMIPUTERA POLICY ON MALAYSIAN TERTIARY EDUCATION: FOCUSING ON THE CASE OF MALAY STUDENTS
2013 沖縄系南米人とトランスナショナルなコミュニティの生成-横浜市鶴見区の複層的な的なネットワークを事例に-
2013 戦後日本社会における人種編成の社会学的考察-「ハーフ」・「ミックス」のライフストーリーに着目して-
2013 東京都夜間中学における学齢超過ニューカマーと公教育-双方向的実践による権力テクノロジ―の再編―
2012 非自発的帰還者の生活再構築プロセス-メキシコ市大都市圏大衆居住区ネサワルコヨトルに生きる帰国者たちの事例研究-
2012 「風俗嬢」たちのスティグマへの対処法-2000年代以降の日本の状況を中心に-
2012 パキスタン、イギリス、二つの生活世界のはざまで-第二世代パキスタン系ムスリム女性の結婚形態の変容とダイナミズム-
2012 ロバート・パークによる科学としての社会学の確立-人種関係の効率的な管理を目指して-
2011 在日フィリピン女性はなぜケアワーカーになるのか―社会的地位をめぐる交渉の諸相―
2011 逃れた先で生きる―日本に暮らすビルマ出身難民の就労実態―
2010 多国籍企業の中国における人事戦略
2010 アイデンティティーズを構築する―在日ジャパニーズ・フィリピノ・ユースの事例から―
2010 公的投機によるエスニック・エコノミーの拡大とファーマライゼーションの関係―ミネアポリス市における移民ビジネスの展開から―
2010 川崎市における在日韓国・朝鮮人コミュニティと市民活動―1970年代から現在までの推移と変化―
2010 在留資格「興行」をめぐるポリティクス―「フィリピン女性エンターテイナー」を中心に―
2010 滞日バングラデシュ移民のエスニック・ビジネス―バングラデシュ・エスニック・レストランの機械構造とエスニック戦略―
2009 変貌する下町と地域振興策としてのアート―東京墨田区・向島地区の事例から―
2009 開発援助を巡るジェンダー実践を通じた変化 -バングラデシュにおける女性刺繍グループ活動を事例として-
2009 移民と帰属 -滞日フィリピン女性の事例から-
2009 高度人材としての「中間層」技術者の国際移動 -インド人技術者の日本への移動を事例としてー
2008 日本における医療通訳の実態と専門職としての可能性――神奈川県の医療通訳組織を事例として――
2008 「記憶の場」を創る――国立移民史シテの政治学――
2008 労働市場の変容と若年不安定就労層による運動
2008 在日ブラジル人の請負現場――岐阜県の製造工場における参与観察にもとづいて――
2008 日比婚外子とフィリピン人母親による市民権闘争――集団国籍確認訴訟(2005~2008)の分析を中心に――
2007

アイヌをめぐる語りの変遷――自然との関係性の視座から――

2007 「ニューカマー」の子ども達が抱えるジレンマと日本の学校――学習支援教室における「ニューカマー」の子ども達の「解放」と「出会い」から――
2007 外国に繋がりを持つ子どものアイデンティティと多文化教育 ――多文化状況にある学校を事例として――
2007 フランス郊外における社会的排除と「経験の共同体」――2005年秋の「暴動」に対する社会学的分析についての一考察――
2006 若い世代の在日コリアンの自己認識の変化――海外留学経験者の事例から――
2006 “フランスにおけるイスラーム”から“フランスのイスラーム”へ――ライシテ原則と移民統合政策の相克――
2006 在日ベトナム系住民の就労と起業
2006 定住外国人強制送還についての法社会学的研究 ――日本における第二世代に関する事例を中心にして――
2006 個人と国家・市場が新しく出あう場としての観光的移動の可能性――”ロングステイ”を事例として――
2006 カイロの歴史的建造物における保存と観光の相互作用――その歴史的背景と現状――
2005 ナシオンか市民かフランス・ネーションフッドの普遍的コンセンサスをめぐる混乱と妥協(1981~200X)――「ライシテ法」の考察を通して――
2005 トランスナショナルな社会空間におけるクルド・ナショナリズムの編成――移民がもたらすクルド社会の関係性の変容――
2004 韓国における外国人労働者と地域社会――非正規滞在者、研修生、そして朝鮮族問題を中心に――
2004 移民第1.5世代に関する一考察――サンディエゴ市のメキシコ移民系の子どもを中心に――
2004 シンシア・エンローによる軍隊のフェミニスト分析――統一的再解釈――
2004 多民族国家ロシア連邦における国家一宗教関係――国公立学校における「正教文化の基礎」導入をめぐって――
2003 クリントン政権期における国境管理の確立 ——移民政策過程をめぐって――
2003 1950年代沖縄島における「日本ナショナリズム」の高揚過程 ——土地闘争の文脈を中心に——
2002 日本の流動的建設労働市場における1980年代以降の新たな柔軟性と職務構造の変動——産業再編成と労働過程論における「技能」の再考を通して——
2002 経済再編成下におけるアメリカ中西部農村地域の多民族化とその諸相——食肉加工業の再編成過程を中心に——
2001 ブラジル・アマゾンにおける「グリーン・ビジネス」とコミュニティ・プロジェクトの新展開――多国籍企業、先住民、NGOを結ぶグローバルなパートナーシップ――
2001 イスラエルにおける社会構造の転換とナショナリズムの再編――90年代のイスラレエルへの多面適考察――