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猪飼 周平 (いかい・しゅうへい)

教授 、1971年生
総合社会科学専攻:総合政策研究分野(医療政策・社会政策)

総合政策研究分野: http://www.soc.hit-u.ac.jp/~poli-stu/ 猪飼研究室: http://ikai.soc.hit-u.ac.jp/ ブログ: http://ikai-hosoboso.blogspot.com/
研究室:時計台棟2階533
オフィスアワー:金曜12:15~12:45 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

医療政策・社会政策・社会福祉・比較医療史

現在の研究テーマと今後の抱負

医療政策研究は、大学院修士課程において、医療専門職のキャリア研究を行ったことが契機。その後、日米英3カ国における医療システムの変遷を、過去100年に渡って比較することを通じて、20世紀の医療の特質について総括する仕事をしてきた。その成果は、猪飼周平[2010]『病院の世紀の理論』有斐閣として公刊されている。そこで見出された知見は、一口にいえば、20世紀医療は極端に治療医学に対する高い信頼の上に成り立っていたという点で、19世紀とも、おそらく21世紀とも異なる特殊な時代であったというものである。現在は、この知見を踏まえ、21世紀の医療だけでなく広く人びとの健康を支える保健・医療・福祉を包括する社会システムのあり方について展望的知識の発見に努めているところである。私の研究上の問題関心、教育実践等に関するより詳しい情報は、上記ウェブサイト(猪飼研究室)やブログ等をご参照いただきたい。

担当科目

大学院:

専攻 分野/科目群 番号 科目名 学期 曜日 時限
総合社会科学専攻総合政策研究分野4501ヘルスケア政策2
総合社会科学専攻総合政策研究分野4509地域政策 I1
総合社会科学専攻総合政策研究分野4511リサーチワークショップ通年集中 
地球社会研究専攻越境4810地球社会と地域政策(4509:「地域政策 I」をもって替える)1
大学院ゼミナール [ 2017年度版案内2016年度版案内 ]

学部:

科目区分 番号 科目名 学期 曜日 時限
社会学科導入科目40104社会研究入門ゼミ1
総合政策研究分野45202生活保障論2
総合政策研究分野45301ヘルスケア政策2
学部後期ゼミナール [ 2017年度版案内(3年), 2017年度版案内(4年)2016年度版案内 ]

学歴

1994年3月 東京大学経済学部卒業
1995年4月 東京大学大学院経済学研究科修士課程進学
1997年3月 同課程修了
1997年4月 東京大学大学院経済学研究科博士課程進学
2001年9月 同課程単位取得退学

学位

博士(経済学)

職歴

2001年10月 佐賀大学経済学部専任講師
2002年10月 佐賀大学経済学部助教授
2005年1月-3月 Oxford Brookes University 客員教授
2006年2月-7月 Oxford Brookes University 客員教授
2007年4月 一橋大学社会学研究科准教授

主要業績
A.著書・共著等

・高橋紘士・武藤正樹編『地域連携論』(共著), 2013.11.30
・『医療白書2012年版』, 日本医療企画, 2012.11.7
・『メディカルタウンの住まい方』(共著), 30年後の医療の姿を考える会, 2011.9.25
・『病院の世紀の理論』, 有斐閣, 2010.3.31
・川越修・鈴木晃仁編『分別される生命 20世紀社会の医療戦略』(共著), 法政大学出版局, 2008.5.23
・佐口和郎・中川清編『 福祉社会の歴史―伝統と変容』(共著), ミネルヴァ書房, 2005.7

B.論文(94年以降)

・「逆算的リアリズムからの生活保障」『生活経済政策』 通巻234号, p.5-10, 2016.7
・「ケアの社会政策の理論的前提」『社会保障研究』 第1巻第1号, p.38-56, 2016
・「「制度の狭間」から社会福祉学の焦点へ:岡村理論の再検討を突破口として」『社会福祉研究』 通巻122号, p.29-38, 鉄道弘済会, 2015.4
・「地域包括ケアへの転換 : 病院の世紀の理論からの展望」『医療の質・安全学会誌』 第10巻第1号, p.45-55, 医療の質・安全学会, 2015.1
・「地域包括ケアと保健師の使命」『保健師ジャーナル』 第70巻第11号, p.941-946, 医学書院, 2014.11
・「生活モデル化する地域社会と保健師」『地域保健』 第45巻第10号, p.8-12, 東京法規出版, 2014.10
・「ケアの生活モデル化とは」『季刊家計経済研究』 通巻101号, p.13-20, 家計経済研究所, 2014.1
・「生活モデルに基づくヘルスケア再編の射程」『病院』 第73巻第1号, p.18-23, 医学書院, 2014.1
・「なぜ地域包括ケアでなければならないのか」『こころの科学』 2012年11月号, 日本評論社, 2011.10
・「病院の世紀から地域包括ケアの世紀へ」『日本医療・病院管理学会誌』 第49巻第1号, p.51-58, 日本医療・病院管理学会, 2012.1
・「方法としての『病院の世紀の理論』」『保健医療社会学論集』 第22巻第1号, p.1-12, 日本保健医療社会学会, 2011.8
・「歴史的必然としての地域包括ケア化」『JIM』 第21巻第6号, 医学書院, 2011.6
・「地域包括ケアの社会理論への課題 健康概念の転換期におけるヘルスケア政策」『社会政策』 通巻7号, p.21-38, ミネルヴァ書店, 2011.3
・「ヘルスケアの歴史的転換と助産師の役割」『助産雑誌』 第64巻第10号, p.862-866, 医学書院, 2010.10
・「海図なき医療政策の終焉」『現代思想』 2010年3月号, p.98-113, 青土社, 2010.2
・「健康戦略の転換:病院からコミュニティへ」『一橋大学スポーツ研究』 通巻28号, p.67-87, 2009.10
・「近代医療発展の三類型(1)」『佐賀大学経済論集』 第34巻第3号, 2002.9
・「明治期日本における開業医集団の成立 -専門医と一般医の身分分離構造を欠く日本的医師集団の源流-」『大原社会問題研究所雑誌』 通巻511号, p.31-57, 2001.6
・「日本における医師のキャリア-医局制度における日本の医師卒後教育の構造分析-」『季刊社会保障研究』 第36巻第2号, p.269-278, 2000.9

C.翻訳

D.その他(94年以降)

〔口頭発表〕

・「病院の世紀から地域包括ケアの世紀へ:社会の変容に医療はどう対応すべきか」, 日本在宅医学会, 2016.7, 東京ビッグサイト
・「地域福祉からの地域包括ケア」, 地域福祉学会, 2016.6, 社会事業大学
・「当事者とともに歩む、これからの専門家ケアの形」, 日本赤十字看護学会学術大会, 2015.6, 日本赤十字看護大学
・「ヘルスケア政策と社会政策」, 社会政策学会, 2015.6, 御茶の水女子大学
・「病院の世紀から生活モデルの時代へ」, 保健医療社会学会, 2015.5, 首都大学東京
・「『病院の世紀』は終わったか?」, 日本統合医療学会, 2013.12, 日本赤十字看護大学
・「病院の世紀から地域の世紀へ」, 日本社会薬学会・第32年会, 2013.10, 昭和薬科大学
・「地域包括ケアシステムの時代とは何か」, 日本プライマリ・ケア連合学会・第4回学術大会, 2013.5, 仙台国際センター
・「ヘルスケアの地域包括ケア化と公衆衛生看護の役割について 社会科学理論からの展望」, 第71回公衆衛生学会, 2012.10, 山口県教育会館
・「病院の世紀の終焉と次代のヘルスケアの形 『病院の世紀の理論』のパースペクティヴから」, 第61回全日本鍼灸学会, 2012.6, 四日市文化会館
・「医療の過去・現在・未来について」, 第28回日本医学会総会, 2011.9, 東京ビッグサイト
・「病院の世紀から地域包括ケアの世紀へ」, 日本医療・病院管理学会, 2011.8, 学術総合センター
・「病院の世紀から地域ケアの時代へ」, 30年後の医療の姿を考える会第5回市民公開シンポジウム, 2011.2, 聖路加看護大学
・「地域包括ケアシステムの社会理論に向けて」, 日本保健医療社会学会第208回関東定例研究会, 2010.9, 首都大学東京
・「健康概念の転換と地域展開」, 社会政策学会・第121回大会, 2010.6, 早稲田大学
・「助産をめぐる多職種連携型医療への展望」, 第24回日本助産学会学術集会・シンポジウムII, 2010.3, つくば国際会議場
・「「医療崩壊」の先にあるもの」, CCT 2009, 2009.1, 神戸国際会議場
・“The Sick for the Bed, not for Medicine”, International Symposium on the Topology of the Body, 2008.2, 名古屋大学
・“Recapitulating the Hospital-Centered Medical System in the 20th Century: Towards a Long Range Perspective of Healthcare Policy”, Asian Social Policy (EASP) Research Network International Conference, 2006.7
・“The Foundation of Proprietary Hospitals: The Growth of Hospital Practice in the First Half of the 20th Century in Japan”, Oxford Brookes Seminar Series, 2006.6, Oxford
・「20世紀初頭における医師のキャリア・パス分析」, 社会経済史学会, 2005.5
・“Becoming Hospital Owners: the Evolution of Doctors’ Career Paths in Japan from the 1870s to the 1930s”, Oxford Brookes University Seminar Series, 2005.2
・「近代日本医療の特質としての開業医集団」, 社会政策学会, 2001.5

〔一般雑誌等への論文・記事等の掲載〕

・「 通過点としての2025年 : 介護ロボットと自動運転のあるSFじゃない「地域包括ケア」の未来」『訪問看護と介護, 2015年1月号』, 医学書院, 2015.1
・「対談 「病院の世紀」の終わりに : 象牙の塔の医療政策学者×難病人フィールドワーカー」『支援(第2号)』, 2012.3
・「超高齢社会の先にある未来について ——病院の世紀の理論からの視座(後編)」『α-SYNODOS』, SYNODOS, 2012.2.1
・「超高齢社会の先にある未来について ——病院の世紀の理論からの視座(前編)」『α-SYNODOS』, SYNODOS, 2012.1.15
・「「病院の世紀」から「地域包括ケア」の時代へ  今まさに起こっている“変革”を裏付ける理論と実践(対談)」『訪問看護と介護』, 医学書院, 2012.1
・「「病院の世紀」を超えて(対談)」『週刊医学界新聞』, 医学書院, 2011.2.14
・「健康観の転換の時代-地域包括ケアとは何か」『ウェッジ』, ウェッジ, 2010.11
・「『病院の世紀の理論』から地域包括ケアの社会理論へ」『書斎の窓』, 有斐閣, 2010.9

研究プロジェクト等(94年以降)

〔外部資金〕

・科学研究費(基盤C), 「地域包括ケアにおけるシステム上の特性に関する研究」(研究代表者), 学術振興会, 2013.4.1-2017.3.31
・科学研究費(基盤C), 「包括ケアシステムにおける長期ケア施設の役割に関する日米比較史研究」(研究代表者), 学術振興会, 2010.4.1-2013.3.31
・科学研究費(若手B), 「近代日本病院史に基づく医療政策の長期的展望」(研究代表者), 学術振興会, 2006.4.1-2009.3.31
・トヨタ財団研究助成, 「日米英3カ国の比較医療史研究に基づく医療政策の長期的展望」(研究代表者), トヨタ財団, 2005.11.1-2006.10.31
・科学研究費(若手B), 「近代医療システムの日米英比較研究-日本的プライマリケアの歴史的性格の解明」(研究代表者), 学術振興会, 2004.4.1-2006.3.31
・鈴渓学術財団研究助成, 「近代医療の日米英比較-「病院の世紀」の理論構築の試み」(研究代表者), 鈴渓学術財団, 2004.4.1-2005.3.31

〔その他〕

・「地域社会における生活基盤研究(先端課題研究10:学内)」(研究代表者), 2009.4-2012.3

受賞等

・社会政策学会奨励賞(猪飼周平『病院の世紀の理論』有斐閣(2010)に対して), 社会政策学会, 2011.5

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