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足羽 與志子 (あしわ・よしこ)

教授
地球社会研究専攻:相関文明論(平和社会論・文化人類学)

研究室:第2研究館4階430
オフィスアワー:月曜11:00~12:30 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

文化人類学、価値生成研究、文化と政策、紛争と和解、

現在の研究テーマと今後の抱負

文化が生成・持続・解体する作用過程とその局面のメカニズムを明らかにすることが、中心研究テーマである。とくに多様な主体が競合しながら展開する複合的状況を、少なくとも、政治・経済の制度的側面、社会の構造的側面、文化の表象作用的側面の三点において解析することを目的としている。現在は、スリランカを中心として、中国、日本、北米、東南アジア等を研究対象としている。そこでは、80年代にスリランカというフィールドで出会った問題群を、共通軸が交差しあう複数の地域に移して、次のような議論を展開している。例えば、宗教と国家の動態、世俗主義と近代化、文化政策、民族対立のメカニズム、文化の「政治」化と政治の「文化」化、グローバリゼーションとトランスナショナリズム、平和の論理、個人と集団の記憶と経験世界など。現在は、中国における仏教復興状況の分析と、スリランカの民族対立と平和の言説をまとめる作業にかかっている。

担当科目

大学院:

専攻 分野/科目群 番号 科目名 学期 曜日 時限
地球社会研究専攻文化4803価値生成論1
地球社会研究専攻平和4812平和の思想1
地球社会研究専攻地球社会研究4827地球社会研究 I2
地球社会研究専攻地球社会研究4832地球社会博士特論通年3
地球社会研究専攻連携大学院実践科目4839インターンシップ I1
地球社会研究専攻連携大学院実践科目4840インターンシップ II1
地球社会研究専攻リサーチ実践4841リサーチ演習 I1
地球社会研究専攻リサーチ実践4842リサーチ演習 II1
地球社会研究専攻プロジェクト実践4845プロジェクト演習 III1
大学院ゼミナール [ 2017年度版案内2016年度版案内 ]

学部:

科目区分 番号 科目名 学期 曜日 時限
社会学科導入科目40104社会研究入門ゼミ3
学部後期ゼミナール [ 2017年度版案内(3年), 2017年度版案内(4年)2016年度版案内 ]

学歴

1980年 3月 大阪大学人間科学部卒業(文化人類学)
1981年 4月 一橋大学大学院社会学研究科修士課程入学(社会人類学)
1981年 5月 スリランカ国立大学コロンボ大学大学院シンハラ学部留学
1983年 3月 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了
1983年 4月 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程進学(社会人類学)
1985年 6月 ハーバード大学大学院人類学部留学
1986年 3月 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得満期退学

学位

修士号(1983年 社会学修士、一橋大学)
博士号(1994年 社会学博士、一橋大学)

職歴

1986年 4月 神戸山手女子短期大学教養学科専任講師
1989年 4月 中国福建省厦門大学人類学系・外文系客員教師
1992年 6月 ハーバード大学人類学部客員研究員
1995年 9月 一橋大学社会学部助教授
1997年 4月 一橋大学大学院社会学研究科に配置替え
1999年 4月 一橋大学大学院社会学研究科教授
客員研究員・教授(ハーバード大学、コロンビア大学、ワシントン州立大学、コロンボ大学、廈門大学等)

主要業績
A.著書・共著等

・Melissa M. Wilcox (ed.) Religion in Today's World; Global Issues, Sociological Perspectives (co-author), Rautledge, 2013
・一橋大学東アジア政策研究プロジェクト編『東アジアの未来』(共著), 東洋経済新報社, 2012.3.15
・木村文輝編『挑戦する仏教』(共著), 法蔵館, 2010.10.10
・足羽與志子、濱谷正晴、吉田裕、「平和と和解の研究センター」編『平和と和解の思想をたずねて』(共編著), 大月書店, 2010.5
・ジョナサン・ルイス、中満泉/ロナルド・スターデ編『紛争解決の国際政治学:ユーログローバリズムからの示唆』(共著), ミネルヴァ書房, 2010.2.10
・一橋大学社会学部編『人と社会:つながりの再発見』(編著), 彩流社, 2009.12
Making Religion, Making the State;the Politics of Religion in Modern China (coedit), Stanford University Press, 2009.3
・『文化人類学中事典 「争う」編集、「争う」総括、「暴力」「和解」』(共編著), 紀ノ国屋出版, 2008.12
・内堀基光、本多俊和編『文化人類学 12章「社会の構造:構造と反構造」、13章「平和と戦争」』(共著), 2008.3.20
・竹内宏・他編編『徹底検証 東アジア』(共著), 勁草書房, 2006.12
・関一敏・大塚和夫編『宗教人類学入門』(編著), 弘文堂, 2004.12.30
・池上良正他編『岩波講座宗教1 宗教とはなにか』(共著), 岩波書店, 2003.12.12
・黒田悦子編『民族の運動と指導者たち』(共著), 2002.4.20
・『女性と教団』(共著), 国際宗教研究所, 1996
・朝日新聞社編『『民族の出会うかたち』黒田悦子編『民族の出会うかたち』,』(共著), 1994.12
・『ベラワーの民族誌――社会変化と経験世界』(博士論文)
・『聖地スリランカ――生きた仏教の儀礼と実践』(共著), NHK出版, 1985

B.論文(94年以降)

・「南アジアと日本:スリランカの現状と課題」『経済』 通巻213号
・“The Politics of Reviving Buddhist Temple:State,Association, and Relition in Southesat China” (co-author) 『Journal of Asian Studies』 通巻65号, 2006.5
・「『希望』の約束と成熟したナショナリズム」竹内宏 他編『徹底検証東アジア』, p.124-134, 2006.11
・“The Globalization of Chinese Buddhism: Clergy and Devotee Networks in the Twentieth Century” (co-author) International Journal of Asian Studies 2(2), pp.217-237, Oxford University, 2005.7
・“Dynamics of the Buddhist Revival Movement in South China: State, Society and Transnationalism.” Hitotsubashi Journal 32(1), 2000
・「アメリカ民主主義における他者の位置: 平和反核運動と『日本』」大津留智恵子他編『アメリカが語る民主主義: その普遍性、地域性、相互浸透性』, ミネルバ書房, 2000
・「中国南部における仏教復興の動態: 国家・社会・トランスナショナリズム」菱田正晴他編『現代中国の構造変動第5巻 社会-国家との共棲関係』, 東京大学出版会, 2000
・「仏教尼僧戒復活にみる現代文化の景観」『一橋論叢』 第120巻第4号, 1998
・「民族問題と文化: スリランカの経験と言説をめぐって」内堀基光他編『岩波講座文化人類学第5巻 民族の生成と論理』, 岩波書店, 1997
・「スリランカにおける文化の回復: 多文化主義の可能性に向けて」『国際問題』 通巻437号, 1996
・「情報化時代と仏教の新たな方向」池上良正他編『情報化時代は宗教を変えるか』, 弘文堂, 1996
・“Experiencing Others and Ourselves:The Depoloticization of Difference in Everyday Life” Interenational House of Japan Bulletin 16(1), 1996

C.翻訳

・『文化を書く』(共訳) (原著:ジェームズ・クリフォード、ジョージ・マーカス他), 紀伊国屋出版, 1996

D.その他(94年以降)

〔口頭発表〕

・“Keynote Speech: Hope in Trouble Time and the Role of Public Intellectuals”, the 25th Anniversary International Conference, Rethinking the Past, Reshaping the Future, Eastern University, Baticaloa, Sri Lanka, 2006.12, Eastern University, Baticaloa, Sri Lanka
・「分科会「未来性」」, 日本文化人類学会第40回研究大会, 2006.6, 東京大学
・“The Role of Public Culture in Building East Asian Identity”, Building East Asina Identity, Hosted by Ministry of Foreign Affairs and Trade, Republic Korea, Ornagnized by Korean Institute of Southeast Asian Studies, 2005.2, Hotel Shilla, Seoul, Korea
・“Memory and Experiences of Disaster; cases of Jaffna and Japan”, Constructing Peace Society, 2004.12, Sri Lanka Foundation, Colombo, Sri Lanka
・“Conference Paper Discussant. The Catholic Pilgrimage to Sheshan,モ Richard Madsen, Professor of Sociology, University of California-San Diego”, The Politics of Religion in Contemporary China, 2004.5, Stanford University
・“Positioning Religion in Modernity: State and Religion in Contemporary China”, The Politics of Religion in Contemporary China、Hosted by Center for East Asian Studies and Center for Buddhist Studies, Stanford University Funded by China and Inner Asia Council Research Conference Grant. Association of Asian Studies, 2004.5, Stanford University
・“Opening Remarks”, Conference: The Politics of Religion in Contemporary China. April 30-May 1, 2004, Stanford University, 2004.4, Stanford University
・「民族問題は消えるのか: テロリズムと平和の論理」, 第35 期一橋フォーラム21, 1997

〔研究・調査報告書〕

・平野健一郎、足羽與志子 他編『国際交流基金文化交流研究委員会報告書 「21世紀、新しい文化交流を」』(共著), 2010.2.8
・『答申』, 国立市からの依頼による「男女共同参画社会調査委員会」外部評価, 2005.3.20

〔書評・新刊紹介〕

・(書評) 杉本 良男著『スリランカ 暮らしがわかるアジア読本』 (河出書房新社, 1998.10), 『民族学研究』 第64巻第3号, 1999

〔一般雑誌等への論文・記事等の掲載〕

・「時代の論点: 時代を透徹するために」『HQ(一橋大学広報誌) vol.38 春号』, 2013.4
・「沖縄残月記とスリランカ」『HQ(一橋大学広報誌) vol.26』, 2010
・「特別インタヴュー 「善」と「悪」を同じ人間の両面に見る…アシス・ナンディ 聞き手・足羽與志子」『おちこち(遠近) 20号』, 2007
・“What Jaffna Peaple Think: Resulf of Social Survey” Daily News (Sri Lanka), Lake House Co., 2004.9.10朝刊
・「差異の政治化から共感へ:スリランカの民族と宗教」『オルタ』, アジア太平洋資料センター, 2004.2.25

研究プロジェクト等(94年以降)

〔外部資金〕

・文部科学省研究費補助金 基盤研究C, 「ポスト紛争地域における情動と芸術表現についての人類額的研究ースリランカを中心に」(研究代表者), 科学研究費助成, 2013.4.1-2017.3.31
・COE, 「ヨーロッパの革新的研究拠点形成」(研究分担者), 文部科学省
・文部科学省科学研究奨励B−2(海外学術研究), 「文化の「実践」:スリランカ和平構築にむけた文化と経済の総合的復興支援の研究」(研究代表者), 文部科学省, 2004.4-2006.3
・トヨタ財団・計画助成, 「スリランカ:ポスト・コンフリクトの平和意識と参加型調査研究の実践」(研究代表者), トヨタ財団, 2003.4-2004.3
・トヨタ財団・計画助成, 「平和構築プロセスの研究:スリランカ市民戦争の終結にむけて」(研究代表者), トヨタ財団, 2003.4-2004.3
・日米教育委員会(フルブライト派遣研究者), 日米教育委員会(フルブライト委員会), 2002.9-2003.5
・文部省科学研究費補助金基盤研究A, 「日米のナショナリズムと市民像の比較」(研究分担者), 文部省, 2000-
・東京外国語大学共同研究, 「ジェンダーとセクシュアリティ」(研究分担者), 東京外国語大学, 2000-
・The John D. and Catherine T. MacArthur Foundation, Progarm on Peace and International Cooperation, 「Reconstructing Civil Society in the post-Communist Era: The Revival Movement of Buddhism in Contemporary China.」(研究代表者), The John D. and Catherine T. MacArthur Foundation, 1998-2000
・国立民族学博物館共同研究, 「民族の運動とその指導者達――歴史と個人の動態的関係の研究」(研究分担者), 国立民族学博物館, 1998
・文部科学省研究費補助金 国際学術研究 基盤(A), 「アジア諸国における文化政策の基盤と変容」(研究分担者), 文部科学省, 1998.4.1-1999.3.31
・文部省科学研究費補助金個人奨励研究C, 「スリランカの民族問題研究のデータベース化と在日スリランカ人の動向調査」, 文部省, 1997-1999
・国立民族学博物館地域研究企画交流センター連携研究, 「アメリカ外交の要因としての民主主義」(研究分担者), 国立民族学博物館, 1997-1999
・文部省科学研究費補助金重点領域研究, 「現代中国の構造変動――その現段階および21 世紀に向けての展望に関する学際研究」(研究分担者), 文部省, 1996-1999
・文部省科学研究費補助金国際学術研究, 「アメリカの対外関係における民主主義の意味」(研究分担者), 文部省, 1996-1999

受賞等

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