教員紹介

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赤嶺 淳 (あかみね・じゅん)

教授 、1967年生
地球社会研究専攻:地球共生論(グローバル地域研究・地球環境学)

http://balat.jp/
研究室:第二研究館428
オフィスアワー:水曜・2限


主要研究領域

東南アジア研究、海域世界論、食生活誌学、フィールドワーク教育論

現在の研究テーマと今後の抱負

「食」のグローバリゼーションとグローバリゼーションと「食」といったように、わたしたちの生活の基本である食にまつわる問題群(環境保全、食文化の多様性、スローフード、食の安全、フェアートレードなど)を、ローカル/グローバルに、重層的・多面的にみていきたいと思っています。最近はフカヒレをはじめとしたサメ消費に関し、1970年代にみられた反捕鯨に似た言説が隆盛していることに関心を抱いています。と同時に、食料でもあり、かつ健康食品や化粧品・美容品にまで利用されるサメの多面的利用についても、「地域おこし」の観点からも調査を進めています。

担当科目

大学院:

専攻 分野/科目群 番号 科目名 学期 曜日 時限
地球社会研究専攻文化4802文化の受容と編成秋・冬2
地球社会研究専攻環境4822地球環境と地域社会春・夏2
地球社会研究専攻地球社会研究4827地球社会研究 I2
地球社会研究専攻地球社会研究4832地球社会博士特論通年1
地球社会研究専攻連携大学院実践科目4839インターンシップ I春・夏1
地球社会研究専攻連携大学院実践科目4840インターンシップ II秋・冬1
地球社会研究専攻リサーチ実践4841リサーチ演習 I春・夏1
地球社会研究専攻リサーチ実践4842リサーチ演習 II秋・冬1
地球社会研究専攻プロジェクト実践4845プロジェクト演習春・夏1
研究科共通科目高度職業人養成科目4709発信英語力 I春・夏4
研究科共通科目高度職業人養成科目4710発信英語力 II秋・冬3
研究科共通科目高度職業人養成科目4711発信英語力 III秋・冬4
研究科共通科目高度職業人養成科目4712発信英語力 IV春・夏3
研究科共通科目高度職業人養成科目4713発信英語力 V秋・冬2
研究科共通科目高度職業人養成科目4714発信英語力 VI春・夏2
大学院ゼミナール

学部:

科目区分 番号 科目名 学期 曜日 時限
社会学科導入科目40104導入ゼミナールⅠ1
社会学科導入科目40105導入ゼミナールⅡ1
科目群外講義47208海外短期調査集中4
科目群外講義47208海外短期調査集中5
科目群外講義47209Topics in Global StudiesⅠA1
科目群外講義47214English Skills for Social Sciences秋・冬2
科目群外講義47321発信英語力Ⅰ春・夏4
科目群外講義47322発信英語力Ⅲ秋・冬4
学部後期ゼミナール

学歴

1992.03 青山学院大学大学院終了(修士)
1996.11 フィリピン大学大学院博士課程終了(Ph.D.)

学位

Ph.D. in Philippine Studies (University of the Philippines)

職歴

1997.04-2000.03 日本学術振興会特別研究員(PD)
2000.04-2001.03 国立民族学博物館COE研究員
2001.04-2013.03 名古屋市立大学人文社会学部

主要業績
A.著書・共著等

・『アジアの自然と文化4 イモ・魚からみる東南アジア――インドネシア・マレーシア・フィリピンなど』(共著), 小峰書店, 2014.4.9
・『高級化するエビ・簡便化するエビ――グローバル時代の冷凍食』, グローバル社会を歩く研究会, 2014.3.31
・高倉浩樹・滝澤克彦編『無形民俗文化財が被災するということ──東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌』(共著), 新泉社, 2014.1.21
・赤嶺淳監修『海士伝2 海士人を育てる――聞き書き 人がつながる島づくり』(共著), グローバル社会を歩く研究会, 2014.1.20
・赤嶺淳編『グローバル社会を歩く――かかわりの人間文化学』(編著), 新泉社, 2013.3.28
Conserving Biodiversity for Cultural Diversity: A Multi-sited Ethnography of Sea Cucumber Wars, Tokai University Press, 2013.2.28
・赤嶺淳監修『海士伝 隠岐に生きる――聞き書き 島の宝は、ひと』(共著), グローバル社会を歩く研究会, 2013.2.15
・赤嶺淳編『バナナが高かったころ――聞き書き 高度経済成長期の食とくらし 2』(編著), グローバル社会を歩く研究会, 2013.2.15
・岸上伸啓編『捕鯨の人類学』(共著), 成山堂, 2014.4.4
・赤嶺淳・森山奈美編『島に生きる――聞き書き 能登島大橋架橋のまえとあと』(共編著), グローバル社会を歩く研究会, 2012.1.31
・赤嶺淳編『クジラを食べていたころ――聞き書き 高度経済成長期の食とくらし』, グローバル社会を歩く研究会, 2011.12.15
・『海參戰役――從現場思考生物多様性與文化多様性』, 群學出版, 2011.5
・ISHIKAWA, Noboru (ed.) Flows and Movements in Southeast Asia: New Approaches to Transnationalism, New edition (co-author), Kyoto University Press, 2011
・『ナマコを歩く――現場から考える生物多様性と文化多様性』, 新泉社, 2010.5
・DE JONG, Wil., Denyse SNELDER, and Noboru Ishikawa (ed.) Transborder Governance of Forests, Rrivers and Seas (co-author), Earthscan, 2010
・池谷和信編『地球環境史からの問い――ヒトと自然の共生とは何か』(共著), 岩波書店, 2009
・山尾政博・島秀典編『日本の漁村・水産業の多面的機能』(共著), 北斗書房, 2009
・名古屋市立大学現代GP実行委員会編『環境問題への多面的アプローチ――持続可能な社会の実現に向けて』(共著), KTC中央出版, 2008
・岸上伸啓編『海洋資源の流通と管理の人類学』(共著), 明石書店, 2008
・綾部恒雄編『講座世界の先住民族10 ファーストピープルズの現在ーー失われる文化・失われるアイデンティティ』(共著), 明石書店, 2007
・CHEUNG, Sidney, and Chee-Beng TAN (ed.) Food and Foodways in Asia: Resource, Tradition and Cooking (co-author), Routledge, 2007
・秋道智彌編『資源とコモンズ』(共著), 弘文堂, 2007
・宮内泰介編『コモンズをささえるしくみ――レジティマシーの環境社会学』(共著), 新曜社, 2006
・北川隆吉監修『地域研究の課題と方法――アジア・アフリカ社会研究入門・実証編』(共著), 文化書房博文社, 2006
・LIAO, Hsiu-chuan and Carl R. Galvez RUBINO (ed.) Current Issues in Philippine Linguistics and Anthropology: Parangal kay Lawrence A. Reid, The Linguistic Society of the Philippines and SIL Philippines, 2005
・ADELAAR, Alexander and Nikolaus HIMMELMAN (ed.) The Austronesian Languages of Asia and Madagascar (co-author), Routledge/Curzon Press, 2005
・MATHEWS, Peter and AKAMINE Jun (ed.) Research Writing in Japan (coedit), National Museum of Ethnology, 2004
・藤林泰・宮内泰介編『カツオとかつお節の同時代史――ヒトは南へ、モノは北へ』(共著), コモンズ, 2004
・LOVATELLI, Alessandro, Chantal CONAND, Steven PURCELL, Sven UTHICKE, Jean-Francois HAMEL, Annie MERCIER (ed.) Advances in Sea Cucumber Aquaculture and Management (co-author), Food and Agriculture Organization of the United Nations, 2004
・秋道智彌・岸上伸啓編『紛争の海――水産資源管理の人類学』(共著), 人文書院, 2002
・WOUK, Fay and Malcome M. D. ROSS (ed.) The Historical and Typological Development of Western Austronesian Voice Systems (co-author), Pacific Linguistics, 2002
・USHIJIMA Iwao and Cynthia Neri ZAYAS (ed.) Bisayan Knowledge: Movement and Identity (co-author), Third World Studies Center, University of the Philippines, 2000
・山田勇編『フィールドワーク最前線』(共著), 弘文堂, 1996
・鶴見良行・宮内泰介編『ヤシの実のアジア学』(共著), コモンズ, 1996

B.論文(94年以降)

・“Alternative product forms, consumer packaging and extracted derivatives of tropical sea cucumbers” (co-author) Beche-de-mer Information Bulletin 34, p.47-52, Secretariat of the Pacific Communities, 2014.5
・「環境問題とむきあう──モノ研究からマルチ・サイテット・アプローチへ」『地域研究』 第14巻第1号, p.139-158, 地域研究コンソーシアム, 2014.3
・“Intangible food heritage: Dynamics of whale meat foodways in contemporary Japan” Senri Ethnographical Studies 83, p.215-227
・“Whale meat foodways in the contemporary Japan: From fish sausages in the 1960s to whale tongue dishes in the 1990s” Proceedings of the International Conference on Food and Heritage: A Perspective of Safeguarding the Intangible Cultural Heritage, January 3-5, at the Hong Kong Heritage Museum, p.76-91, Chinese University
・“Reconsidering blast fishing within a world system: A civil war and economic development in the southern Philippines”『Journal of Chinese Dietary Culture』 第9巻第1号, p.77-111, Foundation for Chinese Dietary Culture
・「野生生物保護の問題点――「人類共有遺産」の保全をめぐる同時代的視座」『国立民族学博物館調査報告』 通巻97号, p.265-295, 国立民族学博物館
・「ワシントン条約における海産物――タツノオトシゴとナマコのエコ・ポリティクス」『海洋と生物』 通巻186号, p.16-24
・“Trepang and lalipan: A linguistic note towards the reconstruction of social history of maritime Southeast Asia” Hakusan Review of Anthropology 13, p.35-41, 白山人類学会
・「野生生物資源管理と生物多様性の保全」(共著) 『環境と公害』 第40巻第1号, p.5-9, 岩波書店
・“The politics of sea cucumber foodways heritage: Fishery network and marine resources conservation in Japan”LIRA, Sergio, Rogerio AMOEDA, Cristina PINHEIRO, Joao PINHEIRO, and Fernando OLIVEIRA (ed.) Sharing Cultures 2009: International Conference on Intangible Heritage, Pico Island, Azores, Portugal, p.139-147, Green Lines Institute for Sustainable Development
・“Challenging ‘boom and bust’ market pressures: Development of self-managed sea cucumber conservation in Rishiri Island, Hokkaido, Japan” Biosphere Conservation 9(2), p.1-12, 野生生物保護学会
・「ナマコ保全とワシントン条約――経過報告」『白山人類学』 通巻11号, p.167-172, 白山人類学会
・「「ナマコ危機」を回避するには」『アクアネット』 2007年6月号, p.22-25
・「未完のアジア学を継ぐ――海域世界研究の実践」『貿易風』 通巻2号, p.136-145, 中部大学国際関係学部
・「同時代をみつめる眼――鶴見良行の辺境学とナマコ学」『ビオストーリー』 通巻6号, p.50-59, 生き物文化誌学会
・“Who is to be blamed? Socio-cultural notes on blast fishing in the Spratly Islands” Proceedings of the 10th International Coral Reef Symposium, p.1427-1433, Japanese Coral Reef Society
・“International intervention is not the only way to save depleting resources” Journal of Chinese Dietary Culture 1(2), p.1-30, Foundation of Chinese Dietary Culture
・“Role of the trepang traders in the depleting resource management” Senri Ethnographical Studies 67, p.259-278, 国立民族学博物館
・「資源管理は地域から――地域環境主義のすすめ」『日本熱帯生態学会レターズ』 通巻58号, p.1-7, 日本熱帯生態学会
・「フィールド・スタディーズにもとづく言語運用力教育の試み」『国立民族学博物館調査報告』 通巻49号, p.71-81, 国立民族学博物館
・「饗宴と狂演の舞台裏――アジア史におけるナマコの位置づけ」北海道立北方民族博物館編『先住民と水産資源』, p.48-57, 北海道立北方民族博物館
・「東南アジア島嶼部におけるヤシ酒文化序論」吉田集而編『酒の地域間比較研究』, 地域研究企画交流センター
・「干ナマコ市場の個別性――海域アジア史再構築の可能性」『国立民族学博物館調査報告』 通巻46号, p.265-297, 国立民族学博物館
・“Trepang exploitation in the Philippines: Updated information” SPC Beche-de-mer Information Bulletin 17, p.17-21
・「東南アジア海域世界における資源利用――環境変化と適応性をめぐって」『社会学雑誌』 通巻18号, p.42-56
・“Holothurian exploitation in the Philippines: Continuities and discontinuities” TROPICS 10(4), p.591-607, 日本熱帯生態学会
・「熱帯産ナマコ資源利用の多様化――フロンティア空間における特殊海産物利用の一事例」『国立民族学博物館研究報告』 第25巻第1号, p.59-112, 国立民族学博物館
・「ダイナマイト漁に関する一視点――タカサゴ塩干魚の生産と流通をめぐって」『地域漁業研究』 第40巻第2号, p.81-100, 地域漁業学会
・“The trepang industry and domestic trading networks in the Philippines”Yamao Masahiro (ed.) Proceedings of the Seminar on Fisheries Today in the Philippines, p.153-165, Kagoshima University and JSPS
・「大衆化する宮廷料理」『エコソフィア』 通巻4号, p.56-59
・「南沙諸島海域におけるサマの漁業活動――干魚と干ナマコの加工・流通をめぐって」『地域研究論集』 第2巻第2号, p.123-152, 地域研究企画交流センター
・“Notes on Sinama languages: Phonology, orthography, and wordlist”『上智アジア学』 通巻15号, p.3-39, 上智大学アジア文化研究所
・“Sinama passive constructions” Proceedings of the Fourth International Symposium on Languages and Linguistics, p.494-504, Pan-Asiatic Linguistics

C.翻訳

D.その他(94年以降)

研究プロジェクト等(94年以降)

〔外部資金〕

・科学研究費(基盤研究B), 「生物資源のエコ・アイコン化と生態資源の観光資源化をめぐるポリティクス」(研究代表者), 2013.4.1-2017.3.31
・科学研究費(挑戦的萌芽研究), 「近代産業遺産としての捕鯨の記憶—捕鯨問題と文化多様性」(研究代表者), 2013.4.1-2016.3.31
・科学研究費(挑戦的萌芽研究), 「生活権としての「在地商業権」—生態資源の循環性と多様性に着目して」(研究代表者), 2011.4.1-2013.3.31
・科学研究費(基盤研究B), 「生態資源管理と文化多様性保全をめぐる当事者間対話の構築―東南アジア多島海を中心に」(研究代表者), 2010.4.1-2013.3.31
・科学研究費(基盤研究C), 「オープン・アクセスに関する地域間比較—アジア境域世界における資源利用の動態」(研究代表者), 2007.4.1-2010.3.31
・科学研究費(萌芽研究), 「定着性沿岸資源管理をめぐる政治性と当事者性の地域間比較研究」(研究代表者), 2005.4.1-2007.3.31
・科学研究費(若手研究B), 「ナマコ生産・干ナマコ交易におけるエスノネットワーク形成史」(研究代表者), 2002.4.1-2005.3.31

受賞等

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