田中 亜以子 (たなか・あいこ)

専任講師  1982年生
地球社会研究専攻
社会学研究分野(ジェンダー・セクシュアリティ研究、歴史社会学)
歴史社会文化研究分野(ジェンダー史・セクシュアリティ史)
研究室:第1研究館4階1405
オフィスアワー:火曜3限 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

ジェンダー史研究

現在の研究テーマと今後の抱負

 ジェンダー・セクシュアリティをテーマとした歴史的研究を行っています。ジェンダーやセクシュアリティを歴史的考察の対象とするということは、私たちの社会に存在する性差や性役割、性別観、あるいは、性道徳や性行動等を自明のものとすることなく、その形成過程や、現代とは異なる時代の論理を考察することを意味します。
 私自身は、これまで主に近現代日本における恋愛観・性愛観の形成過程を研究対象としてきました。恋愛や性愛は、ときに「本能」と結びつけられることもあり、人間の普遍的な行動として理解される傾向があります。しかし、たとえば、どのような恋愛や性愛を「正しい」ものとするのかということは、時代や文化によって大きく異なっています。具体的には、明治から昭和初期における恋愛観の形成、夫婦間セックスをめぐる規範の形成、ウーマン・リブ運動における「性解放」の主張、売春防止法の制定過程等を考察対象としてきました。
 いま現在は、「男」「女」というアイデンティティ・カテゴリー自体の歴史的変容を明らかにする研究に取り組んでいます。いつの時代にも「男」「女」というカテゴリーは存在していたかもしれません。しかし、性別というものの理解のされ方は、不変であったとはいえません。たとえば、男女の差異を何によって根拠づけるのか、あるいは、男女の境界線をどの程度強固なものと理解するのかといったことは、歴史的に変容してきたのです。その具体的様相を明らかにすることを通して、いまを生きる私たちが、社会の基礎に据えている性別観を相対化することを目指しています。

【大学院受験生へのみなさんへ】
私は歴史的な研究を専門としています。近代日本、あるいは、戦後日本におけるジェンダー、セクシュアリティに関連する現象を歴史的な文脈のなかで考えたい学生を募集します。

担当科目

社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。

大学院:

分野/科目群 科目名 学期
社会学研究分野Gender and Japanese Society秋・冬
歴史社会文化研究分野ジェンダー史の方法春・夏
方法科目群地球社会研究の基礎A(ジェンダー研究)春・夏
大学院ゼミナール [ 2024年度版案内2023年度版案内 ]

学部:

科目区分 科目名 学期
社会学研究分野Gender and Japanese Society秋・冬
歴史社会文化研究分野ジェンダー史特論
学部後期ゼミナール [ 2024年度版案内(3年), 2024年度版案内(4年)2023年度版案内(3年), 2023年度版案内(4年) ]

学歴

2007年3月 京都大学農学部森林科学学科卒業
2007年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻修士課程 入学
2009年3月 同上修了
2009年4月 京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻後期博士課程 入学
2016年3月 同上単位取得退学
2017年11月 博士(人間・環境学 京都大学) 取得

学位

博士 (人間・環境学 京都大学)

職歴

2009年4月 学術振興会特別研究員(DC1)〜2012年3月
2016年4月 佛教大学現代社会学部非常勤講師〜2018年3月
2017年4月 関西学院大学社会学部非常勤講師〜2021年3月
2017年9月 関西大学社会学部非常勤講師〜2021年3月
2018年1月 京都大学人間・環境学研究科人文学連携研究者〜2021年3月
2019年4月 神戸学院大学現代社会学部非常勤講師〜2020年3月
2020年4月 明治大学セクシュアリティ研究所客員研究員〜2021年3月
2020年9月 佛教大学現代社会学部非常勤講師~2021年3月

業績一覧(researchmap のページへ移動します)

https://researchmap.jp/aikotanaka

研究室所属の大学院生

博士後期課程:1 名
修士課程:7 名




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