教員紹介

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佐藤 圭一 (さとう・けいいち)

専任講師 、1984年生
総合社会科学専攻:社会動態研究分野(社会学、社会調査)

研究室:第2研究館424室
オフィスアワー:金曜10:45-12:15(事前にメールで予約してください)


主要研究領域

政治社会学、環境社会学、ネットワーク分析、計量社会学

現在の研究テーマと今後の抱負

現在、下記のテーマに取組んでいます。
1) 気候変動政策ネットワークの構造比較――国際比較の観点から
 気候変動問題は今世紀最大のグローバルな問題の一つです。けれども、各国の温室効果ガス削減政策はかなり異なっています。なぜこのような違いが生まれてくるのか。各国の利益団体のネットワーク構造からその違いを分析しています。この研究はCOMPON Projectという国際比較プロジェクトとして行っています。

2) 3/11後の社会運動――個人と市民団体の両側面から
 東日本大震災以降、社会運動が不活発といわれる日本においても活発なデモやアドボカシー活動が行われるようになりました。何が震災以前とかわり、変わっていないのか。個人への大規模アンケート調査や市民団体への調査票調査をもとに分析を進めています。

3) アドボカシー連合論インデックスの開発と応用――ネットワーク分析と属性データの統合
 アドボカシー連合論は、非常に著名な政策過程に関する理論です。このプロジェクトでは、この理論をネットワーク分析で操作化し、実証データへの当てはめとシミュレーションをして理論の精緻化に取り組んでいます。ネットワーク分析では繋がりと属性を同時に扱う指標はいまだに少ないため、ネットワーク分析の一般理論にも貢献しうるプロジェクトです。

担当科目

大学院:

専攻 分野/科目群 番号 科目名 学期 曜日 時限
総合社会科学専攻社会動態研究分野4101社会学秋・冬火  1

学部:

科目区分 番号 科目名 学期 曜日 時限
社会学科導入科目40121社会研究入門ゼミナール(佐藤 圭一)秋・冬金  1

学歴

2004.4-2009.3 一橋大学社会学部社会学科
(2006.8-2007.7 ドイツ・マンハイム大学交換留学)
2009.4-2011.3 一橋大学大学院社会学研究科・総合社会科学専攻・修士課程
2011.4-2015.3 一橋大学大学院社会学研究科 総合社会科学専攻・博士課程
(2013.9 – 2014.3 アメリカ・ミネソタ大学客員研究員)

学位

博士(2016年 社会学、一橋大学)
修士(2011年 社会学、一橋大学)
学士(2009年 社会学、一橋大学)

職歴

2011. 4 – 2014.3 日本学術振興会・特別研究員(DC1)
2015.4 – 2017.9 日本学術振興会・特別研究員(PD)
2017.10 – 2019.9 日本学術振興会・海外特別研究員/ドイツ・コンスタンツ大学・政治・法律・経済学セクション・客員研究員(2016.4-2020.8)
2019.10 –2020.8 フィンランド・ヘルシンキ大学・社会科学部・博士研究員

主要業績
A.著書・共著等

・『脱原発をめざす市民活動――3・11社会運動の社会学』(共編著), 新曜社, 2016.2.20

B.論文(94年以降)

・“Vertical and Horizontal Networks Revisited: Exploring Their Effects on Attitudes and Advocacy Toward Nuclear Energy” (co-author) Social Science Japan Journal Early view, p.1-29, 2020.2
・「個人化時代の社会運動?――目覚まし時計としての三・一一」樋口直人・松谷満編『3・11後の社会運動――8万人のデータから分かったこと』, 2020.6
・「動員の限界――運動の裾野と支持の広がりを阻むものは何か」樋口直人・松谷満編『3・11後の社会運動――8万人のデータから分かったこと』, 2020.6
・“Refining the Multiple Streams Framework’s Integration Concept: Renewable Energy Policy and Ecological Modernization in Germany and Japan in Comparative Perspective” (co-author) Journal of Comparative Policy Analysis (Earlyview), 2020.6
・“Connections result in a general upsurge of protests: egocentric network analysis of social movement organizations after the Fukushima Nuclear Accident” (co-author) Social Movement Studies (Earlyview), 2020.6
・「「自主的取り組み」パラダイムからの脱却を――対策停滞の要因か、停滞の中の牽引役かという議論を越えて」『現代思想』 第48巻第5号, p.32-43, 青土社, 2020.2
・“Protesting Iconic Megaprojects: A Discourse Network Analysis of the Evolution of the Conflict over Stuttgart 21” (co-author) Urban Studies 56, p.1681-1700, 2019.6
・“Diversity in collaboration: Networks in urban climate change governance” (co-author) Urban Climate 29, p.1-14, 2019
・「3.11 後の運動参加――反・脱原発運動と反安保法制運動への参加を中心に」(共著) 『徳島大学社会科学研究』 通巻32号, p.1-84, 2018
・“Introducing an egocentric method to explore information flow in a postflood governance network,” (co-author) Environmental Policy and Governance (Earlyview), p.1-13
・“Book ‘Citizens Taking Action for a Nuclear Free Society: A Sociology of Social Movements after 3.11’: In a Nutshell” (co-author) Disaster, Infrastructure and Society 7, p.7-19, 2019.3
・“What is the Oma Nuclear Power Plant?: Background ofthe Case StudyDisaster, Infrastructure and Society 7, p.20-23, 2019.3
・“Saving Hakodate from the MOX Nuclear Power Plant Oma: Citizens Group for the Oma Nuclear Power Plant Trial "Oma Gempatsu Sosho no KaiDisaster, Infrastructure and Society 7, p.24-31, 2019.3
・「日本の気候変動対策におけるプライベート・ガバナンス――経団連「自主行動計画」の作動メカニズム」『環境社会学研究』 通巻23号, p.83-98, 2017.12
・「環境政策史における社会モデル――「時間」をいかに変数にいれるのか」西澤栄一郎・喜多川進編『環境政策史――なぜいま歴史から問うのか』, p.19-40, ミネルヴァ書房, 2017.3
・「世界の中の日本――気候変動対策の政策過程」(共著) 長谷川公一・品田知美編『気候変動政策の社会学――日本は変われるのか』, p.1-25, 昭和堂, 2016.6
・「政策形成に関わるのは誰か――政策体系を生み出してきたメカニズム」長谷川公一・品田知美編『気候変動政策の社会学――日本は変われるのか』, p.27-53, 昭和堂, 2016.6
・“Conflicting Climate Change Frames in a Global Field of Media Discourse” (co-author) Socius: Sociological Research for a Dynamic World 2, p.1-17, 2016.1
・「3.11以後における「脱原発運動」の多様性と重層性――福島第一原発事故後の全国市民団体調査の結果から」(共著) 『一橋社会科学』 通巻7号, p.1-32, 2015
・“Reshaping the Nuclear Energy Policy Domain: The Japanese Anti-nuclear Movement after the Fukushima Nuclear Power Plant Accident” (co-author) Grant-in-Aid for Scientific Research(A) Reconstruction from the disaster project (ed.) Sociology in the Post-Disaster Society: Reconstruction from the Great East Japan Earthquake: The Road to Overcome the Earthquake, Tsunami, and Nuclear Disaster, 2015
・「気候変動政策アイデアのナショナルな分岐とグローバルな収斂の並行過程――国内・海外団体の政策ネットワークによる選択的浸透に注目して」『AGLOS』 第 巻第Special Edition 2015号, p.1-23, 2015.1
・「日本の気候変動政策ネットワークの基本構造 ――三極構造としての団体サポート関係と気候変動政策の関連」『環境社会学研究』 通巻20号, p.100-116, 2014.12
・“Connecting Evacuees through Lunchbox Delivery Service: The Female Farmers’ Power Project ‘Ka-Chan no Chikara’ ProjectDisaster, Infrastructure and Society 4, p.45-48, 2013
・“To Understand the Different Side of Problems Faced by Each Civil OrganizationDisaster, Infrastructure and Society 4, p.41, 2013
・“Asian Societies and Climate Change: The Variable Diffusion of Global Norms” (co-author) Globality Studies Journal: Global History, Society, Civilization 32, p.1-24, 2013
・“What Should the Public Know?: Japanese Media Coverage on the Antinuclear Movement in Tokyo between March 11 and November 30, 2011Disaster, Infrastructure and Society 2, p.35-39, 2012
・“Longing for the Right to Decide Nuclear Policy by Ourselves: Social Movements led by the Citizen Group Minna de Kimeyo in Tokyo Call for Referendums on Nuclear PolicyDisaster, Infrastructure and Society 3, p.46-52

C.翻訳

・「資本主義・構造的危機・現代社会運動――イマニュエル・ウォラーステインに聞く」(原著:Immanuel Wallerstein「Capitalism, Structural crisis and contemporary Social Movements: An Interview with Immanuel Wallerstein” interviewed by Gaël Curty」, 2014年, English)『思想』 通巻1126号, 2018

D.その他(94年以降)

研究プロジェクト等(94年以降)

受賞等

・第三回環境社会学会奨励賞(論文の部)((論文)「日本の気候変動対策におけるプライベート・ガバナンス――経団連「自主行動計画」の作動メカニズム」『環境社会学研究』 通巻23号, p.83-98, 2017.12に対して), 環境社会学会, 2020.6

研究室所属の大学院生

博士後期課程:0 名
修士課程:0名




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