在学生の皆さんへ
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大学院社会学研究科・社会学部3,4年生対象英語研修プログラム Academic English for Advanced Graduate Study 「発信英語力A~F」
2018/08/31
2018年度(平成30年度)
大学院社会学研究科・社会学部3,4年生対象英語研修プログラム
Academic English for Advanced Graduate Study
社会学研究科・社会学部「発信英語力A~F」
授業担当教員:赤嶺淳教授、西野史子准教授
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1:プログラムの基本目的と特徴
本プログラムは、ブリティッシュ・カウンシルの協力を得て、学術的なコミュニケーション能力の飛躍的向上をめざすプログラムです。
これまで、日本の大学院教育においては読解を中心とし、基礎的な英語能力を大学院生がすでにもっていることを自明の前提とする傾向がありました。一方で、学術的な内容を英語で伝えあい、発信する能力を大学院レベルで訓練する努力は欠けていたと思われます。本プログラムは、学問的に汎用性の高い英語教育を供給することで、英語による学問的議論・口頭発表・論文執筆に不可欠なコミュニケーションおよび文章表現能力を段階的に養成することを目的とします。
授業は原則8~12名の学生で編成し、ブリティッシュ・カウンシルの方法と講師(ネイティブの専門資格所持者)によって進めます。学外で受講した場合には受講料が大きな負担となりますが、小人数の授業環境で、しかも全員社会科学・人文科学を専攻する院生および大学院進学を目指す学部3,4年生(一部科目)で構成されたクラスで学習できることは、極めて恵まれた環境であるといえます。
2:プログラム運営の概要
本プログラムは、①Discussion & Presentation(国際学会や留学先等で必要となる研究発表・応答・討議の技能を磨く。以下DPと略記)、②Academic Writing(留学の申請書類や学術論文などの文章表現能力を養成する。以下AWと略記)、という2種類の科目で構成され、それぞれ3段階(DP1、DP2、DP3、AW1、AW2、AW3)に分かれています。
受講にあたっては申込・選考のプロセスがあります。
中級(DP1、AW1)は、社会学研究科の院生だけでなく、大学院進学をめざす社会学部3,4年生も履修を申し込むことができます。
中級と中上級(DP2、AW2)は、年度内や年度をまたいでのステップアップを想定としたコースです。(DP2はDP1既習または同等程度。AW2はAW1既習または同等程度。)
個人指導に重きをおいた上級コース(DP3、AW3)は、7~8名をめどに構成し、海外のジャーナルへの投稿や学会発表など具体的なニーズがある受講者が、1学期を通じて1つの論文やエッセイ、プレゼンテーションを完成させることを目指します。(DP3はDP1、DP2既習または同等程度。AW3はAW1、AW2既習または同等程度。)
【コース構成】
履修科目名 | コース名 | 英語力の目安 |
---|---|---|
発信英語力A | DP1 | 中級(Intermediate) |
発信英語力B | DP2 | 中級上(Upper Intermediate) |
発信英語力C | DP3 | 上級(Advanced) |
発信英語力D | AW1 | 中級(Intermediate) |
発信英語力E | AW2 | 中級上(Upper Intermediate) |
発信英語力F | AW3 | 上級(Advanced) |
【時間割(以下、科目名はローマ数字で略記)】
春夏学期 | 秋冬学期 | |||
---|---|---|---|---|
水曜2限 | 発信英語力F(AW3) | 院 | 発信英語力C(DP3) | 院 |
水曜3限 | 発信英語力E(AW2) | 院 | 発信英語力B(DP2) | 院 |
水曜4限 | 発信英語力A(DP1) | 院・学部 | 発信英語力D(AW1) | 院・学部 |
3:履修の手続き
【注意事項】
- 本プログラムは、社会学研究科の修士課程・博士後期課程院生(全科目)および社会学部3,4年生(発信英語力A(DP1)とD(AW1)のみ)を対象とします。
- 本プログラムは社会学研究科(高度職業人養成科目)、社会学部(科目群外講義)の科目として開講します。
- 履修は原則的に各学期1科目ですが、意欲のある院生は2科目を挙げても構いません。その場合、それぞれの科目に優先順位をつけ(希望科目の欄に第一希望、第二希望と書いてください)、申込書は2部必要になります。
- 募集・申込は学期ごとに行います。
- 1)申込―2)教員による書類選考―3)講師によるレベルチェックインタビューの3段階を経て、最終的に履修許可者が決まります。許可者は、通常の科目と同様に履修登録手続きを行ってください。
- このプログラムは社会学研究科・社会学部の特別予算で運営されていますので、履修登録せずに本コースの全体もしくは一部に出席すること、履修放棄すること等は原則として認められません。(事情により受講を放棄する場合には、担当教員(赤嶺・西野)の許可をもらうこと。)
【授業開始までのスケジュール(春夏学期)】…秋冬学期のスケジュールは9月に発表
9月11日(火)~14日(金)AM10:00まで | 申込期間(締め切り厳守) |
9月17日(月)PM | 書類選考結果の連絡(Eメールにて) |
9月19日(水)2~4限 | 授業開始:ブリティッシュ・カウンシル講師によるレベルチェック・インタビュー(科目毎・書類選考通過者のみ) |
【申込方法】
(1) オンライン・レベルチェック
申込前にブリティッシュ・カウンシルによるオンライン・レベルチェックを受検し、自分の英語力がどの授業に対応するのかを確認してください(2018年度以前に本プログラム等で受検済みの人は不要)。レベルチェックは以下の手順で行ってください。
1.受検: 下記URLからアクセスし受検。
*受検サイトが新しくなりました。別途マニュアルも確認してください。
・ユーザーネーム登録:Hit学籍番号(例:Hitsm160000、Hit4114000a等)
・受検終了後、ブリティッシュカウンシルへの来校を求める画面になるが、無視してよい。
2. 受検結果連絡
(2)申込み
原則的にはレベルチェックの結果に対応する科目を申し込むことを薦めますが、口頭での英語運用能力は選考後のレベルチェック・インタビューまで確認できません。ブリティッシュ・カウンシルで適用している「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)https://www.britishcouncil.jp/sites/default/files/ees-cefr-jp.pdf」による「何ができるか」熟達度一覧を参照し、自分の運用能力を考慮して申し込みください(C1=上級、B2=中級上、B1=中級、A2=準中級、A1=初級)。
申込書は、社会学研究科・社会学部ウェブサイトからダウンロードし、必要事項を記入して「発信英語力」宛てにEメールで提出してください。送信の際には、形式を次のように統一してください。
・件名:「発信英語力」申込書送付
・申込書ファイル名:学籍番号_科目番号(例:sm160000_I、4114000a_II)等
・氏名のローマ字表記:ファミリーネーム(すべて大文字)+ファーストネーム(最初のみ大文字) 例:HITOTSUBASHI Taro
【受講者の選考】
このプログラムへの参加者は、少人数授業としての質を維持するために1クラス最大12名を原則とし、申込書の内容をもとに担当教員が選考を行います。選考は、申込書に記された志望動機と活用目的の整合性、目的の切実度、英語の基礎的表現力で判定します(学部3,4年生の場合は、大学院進学に向けての学修計画も)。
選考通過者は全員、初回講義でブリティッシュ・カウンシルの講師によるレベルチェック・インタビューを行います。これによって英語運用能力を判定し、受講クラスの変更(場合によっては辞退)を検討してもらうこともあります。
大学院社会学研究科・社会学部3,4年生対象英語研修プログラム
Academic English for Advanced Graduate Study
社会学研究科・社会学部「発信英語力A~F」
2018(平成30)年度 受講申込書(秋冬学期)
[Microsoft Wordファイル:50.0 KB]
ブリティッシュ・カウンシル オンラインレベルチェック
アクセス方法
[pdfファイル:50.0 KB]