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Hitotsubashi University Japanese Studies in English Lecture Series 2017
Theme: Social Division “State Violence and Technologies of Manipulation: North Korea and the Mediatized Voice of Victims” Speaker: Sandra Fahy (Sophia University)

2017/07/11

Japanese Studies in English Lecture Seriesは、2016年度より、社会学研究科・
社会学部によって開催されているレクチャーシリーズです。2017年度は、「Social division」(社会的分断)という幅広いテーマから、様々な分野からの講師を招き、講演会を開きます。

講演:「国家による暴力と操りの技術:北朝鮮と被害者のメディア化された声」
講師:サンドラ・ファヒー(上智大学)
日時:7月20日(木)13:15~14:45
場所:マーキュリーホール(マーキュリータワー 7階)
言語:英語(通訳なし)

*参加費は無料です。誰でも大歓迎です。


概要:
北朝鮮は人権侵害への批判にどう対応しているのか?国連が2014年に作成した報告書では、北朝鮮の人権侵害が「人道に対する罪」にあたると認定したが、それは北朝鮮の人権へのアプローチ方法を変えたのだろうか?これらの質問に答えるために、講演では北朝鮮のオンラインメディアから得られた動画や文書を利用し、北朝鮮の人権侵害についての国内報道と国際社会の取り組みを検討する。感情的な報道や脱北者非難のドキュメンタリー番組、街頭デモやインタビュー、CNNのWill Ripleyによる市民へのインタビューなどを用いて、国連報告書への北朝鮮の反応を紹介する。人権への自らの解釈と国連報告書を市民に押し付ける「腹話術師」としての北朝鮮を示す。

リーフレット (PDF 235 KB)