大学院社会学研究科総合社会科学専攻の歴史社会分野・社会史ヨーロッパを担当しています(今年度の担当科目は下記参照)。社会史ヨーロッパは、森村敏己教授、阪西紀子教授と私の3人で担当しており、ゼミのかけもちなど院生間の相互交流も活発です。また、修士課程2年次の必修科目リサーチワークショップでは、日本史・アジア史・アメリカ史をふくむ歴史社会分野全体の教員・院生の前で研究発表を行います。 |
ハンガリー史(現代ハンガリーの食とナショナリズム)* | ||
スコットランド近代史(19世紀末ハイランドのネイション意識形成)* | ||
フランス近世史(17世紀フランス貴族の名誉心)* | ||
アメリカ現代史(20世紀初頭ドイツ系移民) | ||
18世紀後半プラハにおける〈福祉〉と慈善 ―啓蒙期の救貧論と実践― | 2021年度 | |
9/11 以降のフェミニズムの連帯 : ジュディス・バトラーのプレカリティの倫理とトニ・モリスンの可能性 | 2023年度 | |
レオポルト・ゾンネマンの「出版の自由」論―1860・70年代はドイツ自由主義の斜陽期か― | 2023年度 | |
ナータン・ビルンバウムの20世紀初頭のウィーンにおけるイディッシュ文化活動―文化に関する課題意識との関連を中心に― | 2023年度 | |
創られる「食」の伝統―ハンガリーの「フンガリクム」認証制度を事例として― | 2021年度 | |
世紀転換期ボヘミア諸邦における禁酒論―1901年ウィーン反アルコール中毒国際会議とT・G・マサリクの禁酒論を中心に― | 2021年度 | |
19・20世紀転換期ウィーンにおけるオッタクリング民衆大学と民衆教育の実践―設立期の組織構造と会員分析を中心に― | 2020年度 | |
クロアチア=スラヴォニア軍政国境地帯における国民統合論―1860年代の「歴史的根拠」と「住民の意向」を中心に― | 2020年度 | |
ウィーン体制下グダニスク商業とプロイセン―広域権力と都市商業の関係に関する考察―」 | 2018年度 |
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「И. Я. ビリービンの浮遊する祖国愛―おとぎ話になった芸術家―」 | 2018年度 |
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「第二次世界大戦後のマケドニアにおける国民形成―アイデンティティの模索とイリンデン年金政策―」 | 2017年度 |
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「18世紀ハンガリーにおける周縁集団の受容と排除―君主の「ツィガーニ問題」とシクローシュ市場町の「ツィガーニ問題」― 」 | 2016年度 |
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「フェルディナンド一世の家領管理における宮廷戦略―1520-30年代の宮廷再編を手掛かりに」 | 2015年度 |
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「『歴史学研究』で議論された歴史教育―歴史学と歴史教育の関係性」 | 2015年度 |
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「1970、80年代チェコ社会の余暇―「正常化」期におけるクリスマスの祝祭―」 | 2014年度 |
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「カール5世の帝国における摂政とその統治上の機能―1539-1548年のスペインの摂政を中心に―」 | 2014年度 |
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「1910年から1920年代イタリアにおける「イタリア南部の利益のための国民協会」の民衆教育実践とアソシエーション」 | 2013年度 |
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「18世紀ボヘミア南部ビュクワ伯所領における社会事業―「貧民施策」を事例として―」 | 2012年度 |
私を主指導教員として大学院への進学をお考えの方は、事前にメール等でコンタクトをとり、相談することが望ましいです(出願後不可)。また、研究科が開催する進学説明会に参加することもお勧めします。研究科全体や歴史社会分野の教育システムについては、研究科ウェブサイトの履修ガイドをご覧ください。 |
大学院ゼミ | ||
ヨーロッパ史I(中近世) | ||
リサーチワークショップ | ||
EUリサーチワークショップ | ||
社会研究入門ゼミ | ||
史料講読(ヨーロッパ) | ||
学部ゼミ(3年・4年) | ||
「『兵士シュヴェイクの冒険』に見るハシェクの軍隊と戦争へのまなざし」 | 2018年度 |
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19世紀ロンドンにおける労働者階級の住宅問題―衛生・過密に関する取り組みから―」 | 2018年度 |
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「ローレンス・アルマ=タデマの作品を通した19世紀の分析―」 | 2018年度 |
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「死刑廃止に関する諸要素―18-19世紀フランスの場合―」 | 2017年度 |
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「バレエ史におけるフランス=ロシア関係に関する一考察―マリウス・プティパの功績を中心に―」 | 2017年度 |
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「19世紀デンマーク・プロイセンにおけるナショナルな政治文化―国民自由主義と保守ナショナリズムに着目して―」 | 2017年度 |
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「19世紀の軍事的革新と第一次世界大戦までにおける「攻撃至上主義の残存」について―歩兵火力の発展と動員に着目して―」 | 2017年度 |
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「「帝権移転論」における教皇インノケンティウス4世のインノケンティウス3世との連続性―」 | 2016年度 |
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「戦後ドイツにおける「大戦の記憶」の変遷―Frankfurter Allgemeine Zeitungを追って―」 | 2016年度 |
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「ロシア民話絵本の社会的使命―И. Я. ビリービンの社会思想を中心に―」 | 2015年度 |
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「19世紀イングランド諸階級の社会文化―競馬史における動向を中心に―」 | 2014年度 |
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「宇宙ビジネス時代の宇宙法秩序―ソフトローを活用した国際法形成に関する考察―」 | 2014年度 |
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「「ピータールーの虐殺」という表象―19世紀初頭のイギリス政治社会と急進派の政治文化―」 | 2014年度 |
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「歴史を考える視点―ミステリー小説から見る19~20世紀のヨーロッパ社会―」 | 2013年度 |
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「“ヨーロピアン・シティズンシップとは何か”~ヨーロッパにおけるロマ問題を通して~」 | 2012年度
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