日本近世史・思想史研究の窓

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拙著


『安藤昌益からみえる日本近世』2004年3月新刊
東京大学出版会


『「太平記読み」の時代―近世政治思想史の構想―』
1999年6月
平凡社選書


編著


菊池勇夫との共編 吉川弘文館 2010年


歴史科学協議会 鵜飼政志・蔵持重裕・杉本史子・宮瀧交二との共編、

東京大学出版会



『展望日本歴史16 近世の思想・文化』、東京堂出版、青木美智男との共編です。


共著







  「書物・出版と社会変容」研究会のお知らせ
 プロジェクト「書物・出版と社会変容」研究会の頁
  第73回「書物・出版と社会変容」研究会のお知らせ
    人間文化研究機構連携研究「人間文化資源の総合的研究」
     研究班「9-19世紀文書資料の多元的複眼的比較研究」
               第3回学際研究会
各位
                       呼びかけ人 渡辺浩一(国文学研究資料館)
                                若尾政希(一橋大学)
                            幹事 綱川歩美

 
国立の桜もいっせいに咲き、散り始めました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 このたび、立川市の国文学研究資料館で第73回「書物・出版と社会変容」研究会を催すことになりました。人間文化研究機構連携研究「人間文化資源の総合的研究」研究班「9-19世紀文書資料の多元的複眼的比較研究」(代表渡辺浩一)との共催です。午前中からの開催となります。青木報告に続けて、国文学研究資料館の書庫を見学いただきます。お忙しい時期とは思いますが、是非ともご参加ください。当日は土曜日のため、お弁当の販売はありません。午前中から参加される方は、お弁当等をご持参していただくようお願い申し上げます。
 なお、当日は、午後3時少し前から、中央線の高架化のための工事のため、国分寺~東小金井間の電車の本数が少なくなります。たとえば新宿方面にお戻りの場合には、モノレールと京王線(高幡不動乗り換え)を利用いただく等、他の交通機関をご利用いただくことになります。
 皆様の御周辺に書物・出版に関心がある人がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご来場いただきたく、お願い申し上げます。終了後には懇親会も予定しております。こちらもよろしくお願い致します。
 なお、配布資料準備の都合上、出来る限り事前に参加のご連絡を御願い申し上げます。
参加連絡先:東京都立川市緑町10-3  国文学研究資料館「9-19世紀文書資料の多元的複眼的比較研究」事務局renkei.office☆gmail.com(送信される場合は、☆を@に代えてご送信下さい。)また、wakao.masaki@r.hit-u.ac.jp宛にお送りいただければ、転送します。

                    記

日時  2012年5月19日(土) 午前10時30分-午後5時30分
会場  国文学研究資料館2階 オリエンテーション室
東京都立川市緑町10-3(立川北駅からモノレール高松駅下車、徒歩約7分)
午前の部 10:30~
 青木 睦(国文学研究資料館准教授):「文書・書籍の紙質調査法」
   書庫見学
午後の部 13:30~
 入口敦志(国文学研究資料館助教):
   「様式論としての書誌学―芭蕉のめざしたもの―」
 藤實久美子(ノートルダム清心女子大学准教授):
   「日本近世書籍史料学の構築と学際的研究の可能性
          ―名鑑と太政官日誌を素材に」
懇親会 18:30~  立川駅北口周辺


 
第74回・第75回「書物・出版と社会変容」研究会のお知らせ

各位
                       呼びかけ人  若尾政希(一橋大学)
                            幹事 綱川歩美

 若葉が鮮やかな季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
 2012年度6月例会を、いつもの佐野書院を会場に開催いたします。また7月例会を北海道伊達市で行います。伊達大会にご参加の方は、交通機関やホテルの予約等、各自でご準備が必要かと思いまして、早めにご案内申し上げます(飛行機は、5月初旬から安いチケットの予約を開始しているようです)。皆様の御周辺に書物・出版に関心がある人がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご来場いただきたく、お願い申し上げます。
 なお、『書物・出版と社会変容』第14号の執筆予約を開始しました。第13号の執筆を予約された方は、〆切り(7月15日)までに御原稿のご提出をお願い致します。送付先は、ご指示致しますので、wakao.masaki@r.hit-u.ac.jpまでメールをいただければと思います。
                    記

日時: 2012年6月2日(土) 13時~
報告
若尾政希 (一橋大学):「書物と民俗とのあいだで―思想史研究の方法―」
鈴木哲雄氏(北海道教育大学):「中世千葉氏と「大江山絵詞(酒顛童子絵巻)」」

会場:一橋大学佐野書院(国立市、一橋大学南隣)
 JR中央線国立駅下車、大学通り(桜並木)を徒歩10分。一橋大学の西正門の前(正門を入らないでください)を通り過ぎ、最初の角を右に曲がり30メートルぐらい歩くと左手にあります。

「書物・出版と社会変容」研究会(北海道伊達大会)のお知らせ(第一報)

各位
                        呼びかけ人  若尾政希(一橋大学)
                              幹事 綱川歩美

 
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 このたび、北海道の伊達市噴火湾文化研究所との共催で第75回「書物・出版と社会変容」研究会を催すことになりました。7月の最後で、まだまだお忙しい時期とは思いますが、是非ともご参加ください。皆様の御周辺に書物・出版に関心がある人がおられましたら、お誘いあわせのうえ、ご来場いただきたく、お願い申し上げます。
 研究会の終了後、懇親会を開催いたします。おおよその参加人数を確認いたしたく思いますので、参加される方は、wakao.masaki@r.hit-u.ac.jpまでご連絡下さい。お願いいたします。
 なお、研究会の前、午前中にオプションで、伊達文庫の見学会を行います。また翌日の朝から、有珠善光寺等の踏査を行います。なお、ホテル等は各自お取り下さい。

                    記

 7月28日 午前中 伊達文庫の見学会
       午後1時 書物研伊達大会
       午後6時 懇親会   ホテルローヤル他 (宿泊)
 7月29日 踏査
 有珠善光寺、伊達市開拓記念館、大雄寺等を予定


 
なお、2012年は以下のように研究会を開催する予定です。
9月29日(土) 一橋大学佐野書院
11月10日(土)13時~ 会場:群馬県前橋市、11日の午前に群馬大学附属図書館のコレクション新田文庫の見学会を予定。
12月1日(土) 一橋大学佐野書院
2013年1月5日(土) 一橋大学佐野書院
2月2日(土) 一橋大学佐野書院
 なお、諸般の事情で日程を変更することもあります。ご容赦いただきたくお願い申し上げます。


        第10回  「酖奇会」のお知らせ

終了しました。次回の開催を楽しみにして下さい。
12月3日(土)11時より、佐野書院
  **鈴木俊幸氏御口上*****************
「酖奇会」世話人の鈴木俊幸です。
12月3日(土)11時より、いつものように研究会前の一橋大学佐野書院の会場をお借りして、「酖奇会」を開催いたします。出品御希望の方は、早めにおいでいただき、お宝をお並べください。また、品目と解題とを11/30までにお送りいただけますと、当方で摺物を作成いたします。メールにてお送りください。もちろん、飛び込み大歓迎、冷やかし大歓迎です。どうぞお誘い合わせの上、賑々しく値踏みにいらしてください。
****************************

 雑誌『日本における書物・出版と社会変容』
 『書物・出版と社会変容』第14号の執筆予約を受け付けます。執筆を希望される方は、下記の要項をご参照の上、7月末日までにメール等でご連絡ください(編集の都合がありますので、執筆をご希望の方は、是非、登録をお願いします)。
 執筆要項
(1)原稿の種類については次の4つを考えています。①論文・研究ノート、②資史料の翻刻及び紹介、③資史料調査の目録、④その他、フィールドワークのレポート等
(2)当方で組み版をつくり印刷所に入れますので、完成原稿で提出してください。
(3)本号に執筆された原稿は、原則としてHERMES-IR(一橋大学機関リポジトリ)に登録され、全文がインターネットで公開されます。
(4)原稿の枚数についてはご相談下さい。
(5)原稿の締め切り:2012年11月15日     
問い合わせ 一橋大学 若尾政希 wakao.masaki@r.hit-u.ac.jp

 時候のご挨拶 
2012年1月1日
新年あけましておめでとうございます。1月1日0時に更新しました。本年もどうか宜しくお願いいたします。
2011年4月19日
震災で被災された皆さんにお見舞い申し上げます。
研究会の案内をアップしました。
2011年1月1日
新年あけましておめでとうございます。
2010年9月9日 
研究会の案内を更新しました。本当に本当にあつい夏でした。
2010年5月16日
久しぶりに行事のない土日で、研究室で仕事をやっております。3月末に研究室の引っ越しをしました。別館の一階の渡辺治さんの研究室だったところです。昔の佐々木潤之介さんの研究室でもあります。やはり広いのはありがたいですねえ。古書や史料の虫干しや撮影のスペースがあります。この研究室に見合った仕事をせねばと思っているところです。
2010年4月22日
今週末に東歴研の大会があります。この大会をもって、代表を代わります。お出でいただければ幸甚に存じます。
2009年11月12日
「書物・出版と社会変容」研究会・仙台大会(東北大学附属図書館研究資料室との共催)には、60名程の方にご参加いただき、盛会でした。どうもありがとうございます。
2009年9月20日
「書物・出版と社会変容」研究会も50回目を迎えます。宜しくお願い致します。
2009年4月16日
代表を務めている東歴研の大会の案内をのせました。東歴研ホームページを御覧の上、ご参加いただきたく、お願い申し上げます、
2009年1月1日
新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
あせらず着実に一歩一歩歩んでいきたいと思っております。
柴犬のりんくも2歳になりました。多少幼さが残るものの成犬です。
2008年11月12日
一橋大学の機関リポジトリに、「書物・出版と社会変容」研究会の雑誌の第四号が掲載され、ネットから全文を読むことができるようになりました。既刊号と続刊も載せていきたいと考えております。なお、書物研の案内を更新しました。
2008年7月2日
書物研の案内を更新しました。そういえば、この5月に第1回岩瀬文庫賞をいただきました。現在進行しているプロジェクトが評価されてのものと嬉しく思いました。
2008年5月21日

4月末より東京歴史科学研究会の代表になりました。東歴研の行事等をこのホームページでも紹介していきたいと思います。みなさまのご参加をお願い致します。書物研5月例会の案内を載せました。
2008年3月23日
安丸合評会のご案内と4月例会のご案内を更新しました。明日から対馬島に巡見です。では
2008年1月1日
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしく御願いします。昨年、柴犬(りんく)を飼い始めました。阿らず真っ直ぐなところがいいです。とても癒されております。

2007年11月
12月15日に一橋大学で開催する民衆思想研究会の案内を載せております。日頃のゼミの成果を報告します。是非、お出でいただければと御願い申しあげます。
2007年9月
トルコ共和国(イスタンブール・アンカラ)に行ってきました。昨年のウィーンに続き、大帝国が解体されNation State が作られるに至る歴史について、またそれぞれに出版やメディアがどのような役割を果たしたのかについて、あれこれ考えてきました。。


編集ニュース
2005年9月 10月刊行の 『一橋論叢』134-4(通巻780号)において「日本における書物・出版と社会変容」と題して、「書物・出版と社会変容」研究会の成果の一端を特集しました。総頁251頁、予価1850円です。乞うご期待。
 2005年5月 今年度の『歴史評論』は、近世出版文化史研究の現在(仮題)として近年の書物・出版研究の最先端を特集します。乞うご期待。また、『一橋論叢』10月号では、「日本における書物・出版と社会変容」という特集号を予定しております。こちらもどうかよろしくお願い致します。
 2004年11月歴史科学協議会『歴史評論』の編集委員経験者(現職も含む)5名で『歴史をよむ』を編集・出版しました。60名近くの執筆者の方々、大変お世話になりました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
 2004年3月 『「太平記読み」の時代』(平凡社選書)に続く二冊目の単著『安藤昌益からみえる日本近世』(東京大学出版会)が出版されました。最初は、大きな書店であれば棚に置かれると思いますので、手にとっていただければ幸いです。
 2003年9月 共著『享保改革と社会変容』(日本の時代史16、吉川弘文館)が出ました。「享保~天明期の社会と文化」を書いています。手にとっていただければ幸いです。


民衆思想史の発想と方法―安丸良夫『文明化』の経験を読む―歴史学研究会総合部会
終了しました。多数の方々にお出でいただきました。御礼申しあげます。
中野聡さんが事務局長をしておられる歴史学研究会主催で、安丸先生の近著の合評会が、一橋大学を会場に開催されます。土曜日の午後ですが、是非ともご参集いただければと思います。私も、任ではないのでいったんは断ったのですが、気が弱いのでことわりきれず、崎山さん、安田さんの前座を務めさせていただきます。
  歴史学研究会総合部会例会のご案内
民衆思想史の発想と方法-安丸良夫『文明化の経験』を読む-
当委員会では、2007年度第3回総合部会例会を以下のように企画いたしました。
会員非会員問わず、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

日時 2008年3月29日(土)13時~17時
会場 一橋大学西キャンパス本館26番教室(JR国立駅より徒歩10分)
報告 若尾政希氏 崎山政毅氏 安田常雄氏
応答 安丸良夫氏
資料代 300円  趣旨文

2006年度歴史学研究会大会報告
終了しました。どうもありがとうございました。
2006年度歴史学研究会大会
会場 学習院大学目白キャンパス(東京都豊島区)
第1日目 5月27日(土) 
 13:00~
全体会 13:00~17:30 
いま、歴史研究に何ができるか
 
-マルチメディア時代と歴史意識-     (研究委員会 主旨説明)
権力・メディア・歴史実践-グローバル化と植民地期メキシコにおける歴史の生産-……安村直己
歴史と主体形成
-書物・出版と近世日本の社会変容-………若尾政希

  コメント………………………………加藤博
お陰様で終わりました。ほっと一息という間もなく、あれこれ仕事をやっております。
報告要旨等を見たい人はこちらをクッリクしてください。 

一橋大学社会学部連続講座のお知らせ

一橋大学では今年度、「「常識」と問う―社会科学の多様な視点―」というテーマで連続市民講座を開催しております。6月講座では、私が「社会通念・常識から時代と社会を読み解く~天変地異の思想~」というタイトルでお話しします。どなたでも参加できますので、興味がある方は兼松講堂にお出でください。
6月18日(土曜日)13時30分より  ポスター
   

     民衆思想研究会のおしらせ
お陰様で、無事に終了しました。
【第66回 民衆思想研究会】
日時: 12月15日(土)12:30開場 13:00開始
会場:一橋大学西キャンパス本館2階26号教室
 国立市中2-1(JR国立駅下車 徒歩10分)
テーマ:「近世後期村役人層の意識と学問受容」
報告:
黒須あずみ氏「村役人と旅―武蔵国入間郡
赤尾村名主林信海を事例に―」
小田真裕氏「在地における平田国学―宮負定雄を中心に―」
 ※報告論題は、ともに仮題
懇親会:フランス料理 フェルミエール
 東京都国立市中2-19-80 2階
(Tel:042-573-0923)       18:00~

<江戸>の人と身分シリーズ(吉川弘文館)
 5巻「覚醒する地域意識」を編集しました(菊池勇夫さんと共編)。地域意識を考察した新しい試みです。ご意見をいただければ幸いです。
    東 歴 研 の 行 事
2010年4月の大会総会において、無事代表委員を退任しました。皆様方には、2年間お世話になりました。今後も、行事等をこの欄に載せていきたいと思います。
プロジェクト1  
 日本における書物・出版と社会変容
略称<書物科研>
日本学術振興会科学研究費・基盤研究(A)の交付を得てプロジェクトを実施中です。「書物・出版と社会変容」研究会は、書物や出版、読書に関心がある方に公開しております。関心がある方は気楽にご参加いただければと思います。

 また、研究会誌『書物・出版と社会変容』を創刊しました。重点プロジェクト「「大名評判記」の思想史的研究」を行っています。

「書物・出版と社会変容」研究会
コミュニティ・ホームページ
(一橋大学機関リポジトリ)を閲覧したい方はクリックして下さい。   

研究会情報は、左欄の「研究会のお知らせ」をお読み下さい。

最新のトピックス 金沢市での研究会は無事終了しました
 2010年12月4日、石川県金沢市で「書物・出版と社会変容」研究会を開催致しました。多くの方々にご協力いただきました。御礼申しあげます。


   本プロジェクトのおもな成果

1研究会誌『書物・出版と社会変容』
 第11号までの全文が一橋大学機関リポジトリに掲載されております。すべての論文をお読みいただけます。詳しくは、一橋大学機関リポジトリ内の、「 「書物・出版と社会変容」研究会コミュニティ・ホームページ」を御覧下さい。
 紙媒体の雑誌が必要な教育・研究機関には寄贈させていただきます。お申し出いただければと思います。なお、誠に申し訳ありませんが、1~3号は発行部数が少なかったこともあり、残部がありません。御容赦下さいますようお願いいたします。


2 「大名評判記の思想史的研究」
一橋大学の講義を活用して「大名評判記」に関する研究を行っています。その成果を
『『土芥寇讎記』の基礎的研究』
(2004年)

『「大名評判記」の基礎的研究』(2006年)
『「大名評判記」の基礎的研究Ⅱ』(2007年)
として冊子にまとめました。

一橋大学機関リポジトリに登録され、全文を読むことができます。クリックして下さい。
 
現在、すべての「大名評判記」を網羅した史料集の編集・出版をめざして作業を行っております。

なお、私たちの問題意識を述べれば次のようになります。
●私が執筆した「はじめに」から~
 本書は、『『土芥寇讎記』の基礎的研究』(研究代表者若尾政希、二〇〇四年四月)の続編である。今、なぜ『土芥寇讎記』なのか、また「大名評判記」とは何か。我々の問題意識の一端をここで説明しておきたい。
 『土芥寇讎記』とは、元禄三年(一六九〇)段階の全国の大名二四三名について書き上げたもので、各大名について、家系・家族、略歴、居城(陣屋)、領内の様子、支配の状況、主な家老、及び大名の人柄・行跡・評判などを列挙し、論評を加えた書物である。全四三巻のこの史料(現在東京大学史料編纂所に所蔵)は、金井圓氏が一九六七年に翻刻(『江戸史料叢書―土芥寇讎記―』新人物往来社、一九六七)して以来、世に知られるようになり、その地方知行の記載が驚くほど正確なことも手伝って、一七世紀末の大名を論じる際にしばしば引かれる重要な史料とされ、今日に至っている。
 確かに
『土芥寇讎記』は魅惑的な史料である。何よりも幕藩領主の意識・思想に迫るための絶好の史料となる可能性をもっている。しかしながら、魅惑的であるが故に、妖しげな近寄りがたい雰囲気を醸し出している。より直接的な表現を使えば、史料として使うには、謎が多すぎるのだ。作者が誰か、一人なのかグループなのか、また編集意図は如何、等といった基礎的情報がまったくわからない。現状では、『土芥寇讎記』によりかかってこれを史料として何か言おうとすることは、きわめて難しいのである。
 よって、これを史料として利用する以前に、その謎を解き明かす基礎的作業が必要である。
 
 3  『一橋論叢』特集号のお知らせ
一橋学会編集『一橋論叢』第134-4号で「日本における書物・出版と社会変容」という特集号を編みました。全251頁、定価は1850円です。
特集にあたって・若尾政希
「書物の思想史」研究序説・
若尾政希
江戸版考・
柏崎順子
読み継がれる越後騒動・
佐藤宏之
垂加神道の出版・
綱川歩美
「牢人百姓」依田長安の読書・
横田冬彦
牧民官の時代・
小川和也
近世中期における「明君録」の形成過程・
小関悠一郎
『経典余師』考・
鈴木俊幸
農村における編纂物とその社会的機能・
工藤航平
書籍とフォークロア・
杉岳志
農業雑誌の受容と実践・
福澤徹三
 4  『歴史評論』近世史特集号のお知らせ
『歴史評論』664号(2005年8月号)「日本近世の書物・出版と社会変容」が刊行されました。
5 フィールドワーク
○適宜、フィールドワークをおこなっております。


プロジェクト2
 日本・朝鮮間の相互認識に関する歴史的研究
略称<日韓。或いは日韓相互認識科研>
日本学術振興会科学研究費・基盤研究(A)の交付(代表吉田裕)を得てプロジェクトを実施中です。

 この科研の成果については、一橋大学機関リポジトリ内の次のページを参照して下さい。
「日韓相互認識」研究会
コミュニティ・ホームページ



最新のトピックス 第13回日韓歴史共同研究シンポジウム
  

   本プロジェクトのおもな成果
 
      1 研究会誌 『日韓相互認識』
 現在4号まで印刷しました。一橋大学機関リポジトリに登録されております。全文閲覧可能です。
『日韓相互認識』第一号
吉田 裕 「発刊にあたって」
小川和也 「近世日本における『牧民忠告』の受容と展開 : 朝鮮 ・ 密陽本の影響を探る」
一瀬千恵子「文禄 ・ 慶長の役の伝承 : 『朝鮮軍記大全』と『朝鮮太平記』 」
三ツ井崇「日中戦争期以降の福井県における朝鮮人融和/統制団体の教育 ・ 教化事業 : 『福井新聞』記事の分析を中心に 」
鄭栄桓「 【史料と解説】東京裁判をめぐる在日朝鮮人発刊新聞 ・ 機関紙の論調 : プランゲ文庫所蔵史料を中心に」
若尾政希 「日韓相互認識研究会 記録」

『日韓相互認識』第二号
山内民博「17世紀初慶尚道蔚山府戸籍大帳と降倭」
崔誠姫「植民地期朝鮮における東亜日報社の「ヴ・ナロード運動」(1931年~1934年)
山口公一「「韓国併合」以前における在朝日本人創建神社の性格について」
蓑輪明子「旧民法延期論の台頭とその背景」
若尾政希「日韓相互認識研究会 記録」

2   日韓相互認識研究会

 現在日程の確定している研究会はありません。確定次第、掲載いたします。



3  日韓歴史共同研究シンポジウム報告書の作成

 現在、第12回シンポジウム(2009年度、於済州島)の報告集を作成中です。


最終更新日2012.4.22
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