学会会則  

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一橋大学哲学・社会思想学会会則(2014年改正)


一橋大学哲学・社会思想学会会則(2013年改正)


2007年6月2日に学会設立

<学会の前身「一橋大学哲学・社会思想研究会」の歴史>(第1回~第30回)

1991年4月8日(月)、社会思想共同研究室にて、OBを含めた合同のゼミナールとしての研究会を準備する会議が開催され、
            「一橋大学社会思想研究会(仮)」が発足する。

1991年4月19日、第1回研究会 佐藤春吉 「ウェーバーの思想について」
1991年6月10日、第2回幹事会にて名称を「一橋大学哲学・社会思想研究会(仮)」と改称。

1991年10月19日、第2回研究会 森川孝吉  「ヘーゲルにおける国家と宗教」
                    寺田元一  「啓蒙以前の哲学史叙述」
1992年3月13日、第3回研究会 田島慶吾 「市民社会派思想の遺産」
1992年9月28日、第4回研究会 橋本直人 「マックス・ウェーバーの合理化論と近代社会像」
                    桑田禮彰 「現代の知の構造」
1993年3月5日、第5回研究会  稲生勝  「20世紀第二科学革命と進化論」
                   コメンテイター 横山輝雄
1993年9月27日、第6回研究会  景井充  「道徳的共同態の社会理論」
                    柴田寿子 「トランスモダンとしてのスピノザ思想」
1994年3月19日、第7回研究会 三崎和志 「ベンヤミンの思考像をめぐって」
                    志田昇   「トロッキーと芥川龍之介」
1994年9月3日、第8回研究会  片岡敏郎 「『近代』とハーバーマス」
                   下里俊行  「聖なるロシアの乞食」
1995年6月3日、第9回研究会  鈴木宗徳 「意味の社会学の現像を求めて」
                   鈴木一策 「マルクスとヘーゲルを読みなおす試み」
1995年7月24日、幹事会にて名称から(仮)を外すことが了承され、「一橋大学哲学・社会思想研究会」となる。

1995年12月2日、第10回研究会 シンポジウム 「啓蒙思想期における感覚論」
                   古茂田宏 「視覚的世界と触覚的世界―モリヌクス問題に寄せて―」
                   森村敏己 「エルヴェシウスとコンディヤック」
                   コメンテイター 寺田元一
1996年6月1日、第11回研究会 筒井淳也 「社会学における再帰性概念の意味―A・ギデンズの社会理論と近代社会」
                    片山善博 「生命と主体―精神現象学『自己意識』章にそくして」
1996年12月14日、第12回研究会 安藤太郎 「社会問題の社会学における『社会問題』とは?:社会構築主義プロジェクトの検討」
                     豊泉周治 「ポスト大衆社会への視覚」
1997年6月7日、第13回研究会 小屋敷琢己 「両義性と二重化の循環と他者―ヘーゲル『精神現象学』の理念型」
                    渡辺憲正  「マルクスの意識形態論」
1997年12月6日、第14回研究会 菊谷和宏 「人間観/社会観の一歴史的形成過程―トクヴィルからデュルケームまで」
                    篠原敏昭 「『共産党宣言』の個人的所有(persoenliches Eigentum)の概念をめぐって
                            ―150年目の初注釈の試み」
1998年7月18日、第15回研究会 韓立新  「マルクスの経済学における労働概念とエコロジー
                           ―イムラによるマルクスの『労働価値論』とエコロジー」
                    神山伸弘 「戦争を必然とみることの意味―ヘーゲル『法の哲学』における個別国家の相対化」
1998年12月12日、第16回研究会 村山浩一郎 「多元的福祉システムにおける福祉サービス提供組織のガバナンス
                              -英国におけるコミュニティ・ビジネスのガバナンス論を中心に―
                     中西新太郎 「『信』の解体―現代日本の文化統合とアイデンティティ・ポリティクス」
1999年6月5日、第17回研究会  中西武文 「方法論と世界観―M.ヴェーバーにおける歴史学派批判を中心に―」
                     稲生勝  「『里やま』保全に向けて―『里やま』概念の環境思想における位置―」
1999年11月27日、第18回研究会 大屋定晴 「シュトルヒにおける『非物質的生産』とサービス」
                     小松美枝 「経営戦略と経営環境」
2001年7月14日、第19回研究会  荒川敏彦 「マックス・ヴェーバーにおける『殻』概念の両義性」
                     田島慶吾 「アダム・スミス道徳哲学とビジネスエシックス」
2001年12月15日、第20回研究会 白井健二 「モンテスキューの思想にみられる個と全体の関係」
                     佐山圭司 「ヘーゲル社会哲学成立史研究」
2002年6月8日、第21回研究会  小椋宗一郎 「ヘーゲルにおける家族の形成」
                     大崎晴美 「初期ドゥルーズにおけるスピノザとニーチェの同一性の基礎」
2002年12月14日、第22回研究会 桂田亜紀子 「『デカルト的省察』における自己と他者」
                     名和賢美 「デーモクラティアーと公開原理―古代ギリシア文献におけるメソンの用例をもとに―」
2003年6月7日、第23回研究会 水本正晴  「心の部屋プロジェクト」
                    福島和己  「シャルル・フーリエのユートピア構想について―その『労働論』を手掛かりに」
2003年12月6日、第24回研究会 金子幸代 「社会の中の鴎外―『沈黙の塔』と大逆事件」
                    田島慶吾 「アダム・スミスの制度主義経済学」
2004年6月5日、第25回研究会 西菜穂子 「反省理論としての倫理学―ニクラス・ルーマン『パラダイム・ロスト』の問いをめぐる考察」
                    竹内章郎 「新自由主義もしくはリバタリアニズムへの対抗
                           ―平等主義確立のための権利(法)観および所有観のアウトライン」
2004年12月11日、第26回研究会 李承駿  「『自己の技術』から眺めた西欧思想史
                            ―ミシェル・フーコー『主体の解釈学』読解」
                     角田史幸 「ニーチェとマルクス―思想の『現在』性とポストモダニズムの可能性―」
2005年6月11日、第27回研究会   前田泰樹 「記憶と想起―失語症研究と想起の論理文法」
                     杉本隆司 「原始宗教論からみるフランス19世紀政治思想」
2005年12月17日、第28回研究会 石井史比古 「リハビリテーションから見えてくる身体の存在論および認識論」
                     北見秀司  「後期サルトルにおける民主主義的力・主体・理性の問題」
2006年6月17日、第29回研究会  小山花子  「選挙概念の再構成―ユルゲン・ハーバーマスの討議理論を手掛かりとして」
                     鈴木宗徳  「格差社会と『個人化』」
2006年12月9日、第30回研究会  船津真  「ハンナ・アーレントとドイツ第二世代シオニズム
                            ―『アウフバウ』評論から『全体主義の起源』へ」
                     村田憲郎 「ベルグソンと相対性理論」