Hitotsubashi University
Graduate School of Social Sciences
 
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貴堂研究室のHPへようこそ

専門は、アメリカ合衆国史(ナショナリズム・国民統合論、人種・エスニシティ、優生学の世界史、移民研究など)です。
研究室は、第一研究館2階の1213です。
オフィスアワーは、原則として火曜日の3時~4時としますが、できるだけ事前にメールにて予約してください。



<近況・コラム>

・新年、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いします。2010.01.01

・ようやく授業もおわり冬休み突入。久しぶりの更新です。12月教授会で昇進人事も無事おわりました。来年は研修年(サバティカル)ですし、じっくり腰を据えて、自分の研究に取り組めそうです。今日はアメリカ史学会の例会後、忘年会がありました。帰宅したら、『アメリカ史研究入門』が届いていました。ようやくできたんですね!めでたし、めでだし! 2009.12.19

・今年の修士秋入試では、3人合格者がでました。来年も賑やかになりそうです。テーマもいろいろ・・・。2009.10.13

・8月末から昨日まで、トルコのイスタンブールとギリシアのアテネ、クレタ島、ミコノス島、デロス島などをまわる調査にでていました。ギリシアから、ビザンチン、オスマン・トルコの遺跡・建造物をめぐりながら、いつの間にか何事においてもアメリカを基準に思考するようになっていた自分を大いに反省しました。文明の起源、東西文明の十字路の歴史にふれ、世界史的に思考する大切さがあらためて身にしみた12日間の行程でした。港、人の移動、混血、奴隷・・・。実に面白い世界史的テーマです。 2009.09.07

・ようやく夏休みに入りました。大学ではこの時期にオープンキャンパスがあって一橋を目指している受験生向けに説明会が開かれますが、私もこれとは別に、つい先日、某予備校主催の大学説明会で高校生向けにアメリカ史の面白さを講演する機会を持ちました。目を輝かせた高校生とともに、熱心に耳を傾ける父母の姿も多く目にしました。今日の夏の甲子園大会決勝もすばらしい試合でしたが、授業に参加してくれた高校生のみんなも、最後の最後まで粘って、どうぞ栄冠を勝ち得てください。 2009.8.24

・歴史系の学会とアメリカ学会は5月末から6月初旬に集中するので、いつもこの時期は大忙しです。今年はインフルエンザの影響で主催校はその対応に追われ、たいへんだったようです。学会での院生の報告は持ち味を発揮してうまくいきましたし、ほかにも興味深い報告をいくつか聞くことができて刺激を受けました。アメリカ学会後は、一橋でアメリカ学会会長や韓国アメリカ学会会長らをお招きして、院生向けのプロセミナーも開かれ、院生たちにはいい腕試しの機会になったようです。たまには英語を使って第一線の研究者に直球の質問を投げてみるのも楽しいなと思ってくれるといいのですが・・・。 2009.6.15

・5月最後の日曜日は、息子の体育祭でした。今年は青組が優勝、去年の雪辱を果たすことができました。みんなよく頑張りました。 2009.6.01

・昨日、学部ゼミ一期生たちと会ってきました。ゼミ合宿で無謀にもハワイ行きを決め実行した5名ですが、その一人が結婚、ロンドン赴任が決まったからです。この期のメンバーは、卒業後、ロースクールに通い司法試験に合格した者など、なかなか私を驚かせてくれる面子が揃っていて、これからも楽しみです。 2009.5.03

・今年は、ある原稿/仕事のために、広くヨーロッパ近現代史や中南米史の概説を読む必要があります。GWは少し時間があるので、チャベスがオバマに薦めてたガレアーノの『収奪された大地』でも読んでみようかと思います。今週末は久しぶりの京都出張。いよいよ人種と表象の共同研究もおしまいで、岩波書店から共同研究の成果『人種の表象と社会的リアリティ』が5月には刊行されます。2009.4.20

・新学期の今年のキャンパスは、いつもだともう散ってしまうはずなのですが、桜がとてもきれいです。ようやく新しい学部ゼミ生が決まり、大学院の参加者とも顔合わせがすみ、授業が始まります。2009.4.10

・いよいよ新学期がはじまります。大学院には、新しい修士の学生が入ってきますし、今年は学部のゼミ希望者も例年よりも多そうです。オバマ政権の成立が追い風になっているのかもしれません。
昨年度は、学内の委員会等で多忙な一年となりましたので、今年は、少しずつ自分の研究のペースを取り戻しつつ、お待たせしている編集者のみなさんに顔向けできるように、自分の研究をまとめることに時間を使いたいと思います。2009.4.1.

<学部ゼミ>
本年度の学部ゼミは、5名の新3年生を加えスタートです。
夏学期は、エリック・フォーナー『アメリカ 自由の物語』をじっくり読みました。
冬学期の学部ゼミでは、RoedigerのHow Race survived U.S. History(2008)を、史料講読では、Davenport's Dream: 21st Century Reflections on Hereditary and Eugenics(2008)を読みました。前者は註がないのが難ですが、とてもスリリングな議論です。後者は、アメリカ優生学運動の中心人物、Charles Davenportの研究をワトソンらが振り返るもので、とても興味深かったです。かなりマニアックなテーマに学部生をつきあわせてしまいました。

学部4年生のみなさん、卒論提出まであと一月、最後まで粘っていい論文に仕上げてください!

<大学院ゼミ・授業>
夏学期のアメリカ研究は、まずMark M. Smith, How Race is Made: Slavery, Segregation, and the Senses (2006)を読みました。冬学期の院ゼミでは、いまさらという感じもありますが、私の優生学への関心もあって、Desmond KingのMaking Americansを輪読しました。まあ、いろいろと院生から批判がでるのは当然のことです。

修士論文の提出締め切りは1月15日です。余裕を持って、仕上げてください!


  • 今年の関連学会の年次大会・例会
    4月18日 アメリカ史学会修士論文報告会 (終了)
    5月23日・24日 歴史学研究会(中央大学)(終了)
    6月6・7日 アメリカ学会(津田塾大学)(終了)
    6月13・14日 西洋史学会(専修大学)(終了)
    9月19・20日 アメリカ史学会(名古屋大学)(終了)







 


 

1974年刊行の旧版から35年たって、ついに新しい『アメリカ史研究入門』が刊行されました。ソフトカバーで2500円ですから、学生にもどしどし購入してもらって、読み進めてもらいたいです。私は、第二部の第1章「歴史のなかの人種・エスニシティ・階級」という章を担当して、アメリカ社会史の方法論的な枠組みについて書きました。ご笑覧ください。


岩波書店から『人種の表象と社会的リアリティ』が刊行されました。京都大学の竹沢さんを中心とした人種の表象の共同研究の成果です。私は、第1章「アメリカ合衆国における「人種混交」幻想―セクシュアリティがつくる「人種」」という論文でmiscegenationの幻想が、いかにアメリカで「人種」と「人種」の距離を維持・拡大し、社会的リアリティとしての「人種」を構築してきたのかを論じています。