ピンパンの猫紹介

ミーちゃんとシンクン (2003/04/16)

 ミーちゃんは、三毛猫の女性で、まっこと美猫でした。写真を見る限り、ほれぼれするほど美しい気品のある、自立的な顔立ちの猫です。彼女は、16歳の長命を誇りましたが、もういません。僕も写真で知っているだけです。ミーちゃんは自尊心をしっかりと持っていた猫で、孤独と思索を愛していました。そのミーチャんがある時めずらしく友達を連れてきました。それがシンクンです。シンクンはまだ少年で、カサカサするほど痩せていたそうです。ミーちゃんが家の中で食事を済ませるのを、寒空の下でカサカサさせながら待っている律儀な猫を、我が家の人間たちは愛しく思い、彼にも食事をあげました。こうして、シンクンは自分の家に帰る回数が減り、ここの家族の一員になりました。

 シンクンは、実は僕のおとうさんなのです。シンクンの話はいずれゆっくりといたしましょう。

 どうして、ピンパンなのか?とお尋ねですか。僕がピンクパンサーに似ていると、おケイばばが言いだし、つづめてピンパンになりました。いつか僕の男ぶりをおみせすることもあろうかと思います。ご期待ください。

  1. 長女猫・ミーちゃん (2003/04/16)
  2. 長男猫・シンクン (2003/04/16)
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