1.プログラムの概要 | |
対 象 者 | 教育研究職志望の本学大学院社会学研究科博士後期課程学生 |
---|---|
目 的 | 学部学生に対する教育技能の習得 |
参加資格 | 原則としてTA経験者 |
プログラム構成 |
① ガイダンス ② 講習会A: 集中講義 ③ 授業観察: 2コマ(3時間30分)以上 ④ 授業実習: 2コマ(3時間30分)以上 ⑤ 講習会B: 集中講義 授業実習には、講習会Aを終え、大学教育の実際に関する知識が一定の水準に達したと認定されTF資格を得た者が参加できる。 |
ディプロマについて | ディプロマ(修了証)の取得には、上記の全日程を終えることが必須となる。ディプロマは社会学研究科長名で発行される。ディプロマの取得は教歴として経歴に記載できる。教育研究機関の教員公募等に応募する際には、希望に応じ、ディプロマの内容証明を社会学研究科が発行する。 |
参加登録 | 申込書に必要事項を記入して事前登録すること。不明の点は、Q&Aを参照するか、メールで問い合わせること。 |
2. 講習会A・B (2024年度の事例) | |
講 師 | 多田治先生(一橋大学大学院社会学研究科教授)、山田哲也先生(一橋大学大学院社会学研究科教授)、松本悟先生(法政大学国際文化研究科教授)、寺本敬子先生(成蹊大学文学部准教授)、元濱奈穂子先生(一橋大学森有礼高等教育国際流動化機構助教) |
内 容 |
①大学の授業における授業設計(授業内容、教材・教具論、授業の「場」の創造) ②シラバスとは何か、シラバスの書き方(カリキュラム編成論) ③授業実習のふりかえり、授業分析(授業方法論) ④成績評価のしかた ⑤授業評価(アンケート)を含む授業改善の方法 ⑥レポートから授業をデザインする これらの項目について、本学教員の講義、指導案やシラバスの作成と点検、授業のビデオ分析、グループ・ディスカッション、学外講師による講演などの形式で講習を実施する。 |
期 間 |
講習会A:2024年5月22日 10:00~16:00 講習会B:2025年1月21日 10:00~16:30、1月22日 10:00~14:30 |
評価方法 | 最終試験は実施しないが、出席状況や受講姿勢に問題が見られる場合はディプロマ取得の要件をクリアしたと認めないことがある。 |
3. TF授業実習 | |
事前手続 | 自分の専門分野に合わせ、授業実習が可能な分野・講義名・担当教員名を提出する。受入可能講義のリストと照合し、受入教員と個別に打ち合わせる。 |
時 間 | 担当時間は2コマ(3時間30分)をめやすとする。複数の学期にまたがったり、異なる科目で実習をしてもかまわない。どの部分をどう担当するかについては当該講義の担当教員と相談。 |
内 容 | 学部学生の授業を実際に担当する。事前に担当教員と打ち合わせ、授業シラバスを作成する。 |
事後手続 | 終了後に担当教員に報告書を提出し、その所見とあわせ、2週間以内にメールで提出する。 |
評価方法 | 授業担当教員の所見による。 |
総合評価 | しかるべき知識を獲得し、経験を積んだと判定された場合はディプロマを発行する。 |