TFコースQ&A:回答(IV 書類手続きについて)

Ⅳ 書類手続について

Q:複数の学期に分けて授業実習を行う場合、履修登録はどうすればよいのですか?
A:このプログラムはその性格上、学期や年度をまたがって実施される可能性をもつプログラムです。履修登録は、すべての要件がそろう見込みがたつ年度に行ってください。

Q:提出する書類について教えてください。
A:提出していただくのは、以下のとおりです。

年度初め コースへの参加申込書
授業観察・実習の日程が決まり次第 授業観察予定表
授業実習日申請書
授業観察後(2週間以内) 授業観察報告書
授業実習後(2週間以内) ・担当授業全体のシラバス(Webシラバスのコピーで可)
・担当時の指導案
・担当時の配布資料・映写資料
・実習日誌A(自身によるふりかえりを記録するものです)
・実習日誌B(教員に所見を書いてもらい、署名・捺印してもらいます。所見に対する自分自身の意見を述べ、署名・捺印してください)
※これらの他に、単位を取得する場合は、「教育技法の実践」として履修登録をする必要があります。
※授業実習後に提出するものは、各回ごとにまとめて実習の2週間以内に提出してください。同一授業で授業実習全体を終える場合、「担当授業全体のシラバス」は1つで結構ですが、複数の種類の授業で実習を行う場合、それぞれの授業のシラバスを添付するようにしてください。

Q:どうしてこんなに多くの書類を提出しなければならないのですか?
A:授業は105分だけでできあがるのではありません。実際に授業を行うのに必要な手順をふむことを経験してもらいます。また、近年は授業改善のためのFD(Faculty Development)の実施が現職教員に義務づけられるようになりました。授業改善には具体的な目標設定とふりかえりが必要です。そのために指導案と実習日誌Aを作成してもらいます。指導教員には所見を書いてもらいますが、改善につながるふりかえりを行うためには、自己評価だけでも一方向の他者評価だけでもなく、双方向的な対話による評価が必要だと考えられるからです。そのため、授業実習日誌Bでは指導教員・本人の署名・捺印を求めています。提出していただくもの全体が、みなさんが行った授業を表す資料群です。これらを一括して保管し、授業の振り返り・改善に利用するものをティーチング・ポートフォリオといいます。

Q:TFコースの登録は毎年しなければならないのでしょうか?
A:はい。ただし、途中で休学や留学をする場合は、その期間の終了後にあらためて提出すれば結構です。