ゼミ活動記録

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2011年度

2011年度は、<グローバリゼーションの過程におけるエスニシティの変容>をテーマとし、①エスニシティ現象をめぐる社会学的アプローチの学習、②沖縄フィールドワークの実施、③ゼミ論(3年生)、ならびに卒論(4年生)作成、 以上の3つを柱として、活動を進めました。

ゼミ生自己紹介

*河野健太

伊藤ゼミはゼミ生こそ少ないですが、和気あいあいとした雰囲気で楽しくのびのびと 勉強させてもらっています。内容もかなり充実しており、毎回のゼミが楽しみです。 国際社会学、移民研究の中で特に自分の興味があるキーワードは「労働」「介護」です。サークルはAIESECに入ってます。本職(AIESEC)が忙しくてゼミの準備がおろそかに、なんてことがないように頑張ります!

ウチナーチュン
第5回世界のウチナーンチュ大会・前夜祭。
国際通りを埋めつくす各国からのウチナーンチュ。
*藤浪海

おっちょこちょいで忘れっぽく(友人曰く)挙動不審なお調子者ですが、アットホームで親しみやすいゼミの中で、毎回みんなで新しい発見に驚いたり、笑ったり、悩んだり、時には憤慨したりしながら、楽しく勉強しています。私自身は移民の子どもの教育に特に関心を持っていて、サークル活動(吹奏楽団フルート)と同時にゼミでの勉強も頑張っていきたいと奮闘中です。

★3年生(以下は4年生のゼミ幹、藤浪海による寸評)
*石原佳奈
伊藤ゼミきっての突っ込み隊長、石原佳奈。議論ではいつも率先して積極的に発言し、議論を盛り上げる。国際部で鍛えた英語力を武器に英語文献もなんのその、海外経験も多い国際派ゼミ生。他のゼミ生の私生活も心配し、そこでも積極的に発言を行うという世話好きな一面も持ちあわせている。
*大脇公佑
韓国語を華麗に操る韓国大好きゼミ幹、大脇公佑。韓国への旅行経験はもちろん、留学経験もあるが、飛行機は大嫌い。韓国へは船で行く。好き嫌いが顔に出やすくわかりやすい。英語も嫌いだったが、ゼミで英語文献を読み徐々に克服されつつある。来年のゼミ合宿を誰よりも楽しみにしている。
*久米野萌子
個性的なゼミ生を裏でまとめるしっかり者、久米野萌子。ゼミ生を微笑みながら見守る優しさと、一橋祭委員会で鍛えた企画・開催力、そしてゼミでの的確な発言力を持っているが、おっちょこちょいな一面も持ち合わせている。中学時代のあだ名を封印し、大学生の鏡として伊藤ゼミを支えている。
*高野宏
伊藤ゼミの料理隊長、高野宏。広島出身だけあって、得意料理は広島風お好み焼き。某喫茶店でのバイトで料理の腕を鍛えている。ユマニテに所属し、ゼミ合宿では沖国大生を前にアカペラで歌も披露して好評を得た。年末には紅白歌合戦の舞台も踏んだ。平和に対する熱い想いで議論を盛り上げる。絶妙な気配り加減にはゼミ生皆から定評がある。
*中筋大樹
足羽ゼミが主ゼミ、伊藤ゼミが副ゼミの、寡黙な熟考派、中筋大樹。深い洞察力を備え、議論ではじっくり考えてから発言する慎重派。しかしそんな彼が誰よりも饒舌になる話題があるとかないとか…!?今年のゼミ合宿では披露し損ねたが、ジャグリングが得意。来年のゼミ合宿で披露してくれることでしょう!

★留学生
*アメリ・コーベル
パリ政治学院からの留学生、アメリ・コーベル。時に鋭く、時に面白い多くの発言で、ゼミ生たちに多くの刺激を与えている。日本語がとてもうまく日本語で冗談まで話せ、その知性溢れる発言から学ぶ点はとても多い。そして彼女が作る料理も絶品で、ゼミ生たちは本場フランスの味を堪能することができる。
①文献講読(以下、★は読了、△は部分、☆は1月から講読開始)
★Cornell, Stephen and Douglas Hartmann, 2007, Ethnicity and Race: Making Identities in a Changing World, 2nd Edition, Thousand Oaks: Pine Forge Press.
△スチュアート・ホール、2001、「誰がアイデンティティを必要とするのか」宇波彰訳、『カルチュラル・アイデンティティの諸問題』大村書店、7-35頁(原書1996)
☆ソニア・リャン、2005、『コリアン・ディアスポラ』中西恭子訳、明石書店

②沖縄フィールドワークの準備・事後学習
A.文献
△勝方=稲福恵子、前嵩西一馬編、2010、『沖縄学入門――空腹の作法』昭和堂
△演劇「人類館」上演を実現させたい会、2005、『人類館――封印された扉』アットワークス
★新崎盛暉、2005、『沖縄現代史 新版』岩波新書
★宮城晴美、2008、『新版 母の遺したもの』高文研
★屋嘉比収、2009、『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす――記憶をいかに継承するか』世織書房
★石川友紀、2005、「沖縄県における出移民の歴史及び出移民要因論」『移民研究』第1号
★金城宏之、2008、「『世界のウチナーンチュ大会』と沖縄県系人ネットワーク(1)――沖縄社会へのインパクト」『移民研究』第4号
△安藤由美、鈴木規之、野入直美編、2007、『沖縄社会と日系人・外国人・アメラジアン――新たな出会いとつながりをめざして』クバプロ
★山下靖子、2007、「『沖縄系移民』研究の展開と視座」伊豫谷登士翁編『移動から場所を問う――現代移民研究の課題』有信堂、所収
★スティーヴン・マーフィ重松、2002、『アメラジアンの子供たち――知られざるマイノリティ問題』坂井純子訳、集英社新書
ウチナーチュン
  第5回世界のウチナーンチュ大会・前夜祭。
  出迎える沖縄県民。
★野入直美、2009、「『アメラジアン』という視点」『理論と動態』第2号

B. DVD映像資料
* 「イザイホウ」(1966年、49分、海燕社)
* 「人間の住んでいる島」(1996年、32分)
* 「笑う沖縄 百年の物語」(2011年、NHK、60分)
* 「よみがえる戦場の記憶――新発見 沖縄戦600本のフィルム」(2010年、NHK、60分)
* 「Marines Go Home」(2008年、2時間11分)
* 「We Are All Starsアメラジアン・スクールの挑戦」(アメラジアン・スクール・イン・オキナワ)

C. 見学
* 横浜・海外移住資料館見学(2011年7月18日)

③フィールドワークの趣旨と活動内容
【日時】 2011年10月7日(金)~16日(日)9泊10日
夜景
  沖縄国際大学校舎から夕焼けの普天間基地を眺め、
  沖国大生の説明を聞く。
【場所】 沖縄本島
【趣旨】 (1)第5回「世界のウチナーンチュ大会」開催(10月13日~16日)を機に、沖縄を訪れ、国境を越えて広がるオキナワン・ ディアスポラと沖縄県民のあいだで構築される「ウチナーンチュ・アイデンティティ」の現在について考え、(2)沖縄戦の歴史や現在の基地問題についても、現地学生との交流のなかで学ぶ、という2つの大きな柱を立てて、フィールドワークを組み立てました。このほか、久高島や首里城を訪問も加えて、琉球王国の歴史にもわずかながら触れることができました。
フィールドワーク実施にあたっては、野入直美先生(琉球大学)とその調査チーム、また澤田佳世先生(沖縄国際大学)とそのゼミ生のみなさん(特に喜久里瑛さん、山形太嗣さん)、ならびに鳥山ゼミの山里晶子さんから、ありとあらゆる面で多大なサポートをいただきました。このほか、宮城晴美さん、安里英子さんはじめ、訪問先各地で多くの方からご教示とご助力をいただきました。ここに記して深く謝意を表します。
平和学習


※フィールドワーク日誌(アルバムページ)はこちら

※沖縄国際大学・澤田ゼミ作成による
   平和学習のためのレジュメ資料はこちら。






2011年沖縄フィールドワーク日程
日付 曜日 主な活動
10月7日 那覇到着
10月8日 ●午前セルラー・スタジアムで、「世界のウチナーンチュ大会」のための袋詰め作業ボランティア
●午後、佐喜眞美術館見学(丸木位里・丸木俊作「命どぅ宝 沖縄戦の図」の説明を館長からうかがう)、普天間基地をみる→沖縄国際大学の学生のガイドにより、嘉数高台など見学。
10月9日 ●午前、首里城見学
●午後、宮城晴美さんの講義(沖縄戦と集団自決、琉球王国における女性の地位)
10月10日 ●安里英子さんと久高島訪問。内間豊さんの案内で島内を回り、地割制度やノロなどについてうかがう。
10月11日 ●午前 野入直美先生の案内でアメラジアン・スクール見学
●午後 沖国大のガイドで平和学習(平和祈念資料館→ひめゆり平和祈念資料館→南風原文化センター→陸軍病院壕)
10月12日 ●沖国大生のガイドで平和学習(2日目)沖縄国際大学→辺野古→安保の丘→チビチリガマ→シムクガマ→
●「世界のウチナーンチュ大会」前夜祭、国際通りパレード
10月13日 ●世界のウチナーンチュ大会見学(自由行動)と琉大調査アンケート回収促進の声かけ
●「世界のウチナーンチュ大会」開会式(セルラール・スタジアム)
10月14日 ●世界のウチナーンチュ大会見学(自由行動)と琉大調査アンケート回収促進の声かけ
10月15日 ●世界のウチナーンチュ大会でと琉大調査アンケート回収作業開始
●夕刻、沖国大ヘリコプター墜落モニュメントの見学と澤田ゼミとの交流会
10月16日 帰京

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