歴史の視座 文献・資料リスト2
映像資料リスト
(以下のリストから一つを選んで批評)
NHK『映像の二〇世紀』シリーズ(全11巻)のうち2巻
※第6巻は授業で視聴する予定
1 20世紀の幕開け 2 大量殺戮の完成 3 それはマンハッタンから始まった
4 ヒトラーの野望 5 世界は地獄を見た (6 独立の旗の下に)
7 勝者の世界分割 8 恐怖の中の平和 9 ベトナムの衝撃
10 民族の悲劇果てしなく 11 JAPAN 世界が見た明治・大正・昭和
BBC『市民の世紀』シリーズ(全13巻)
1 市民意識の高まり、第1次世界大戦 2 革命の赤い旗、ベルサイユ体制
3 フォード方式、トーキー誕生 4 高まるスポーツ熱、大恐慌
5 ホロコースト、第2次世界大戦 6 冷戦の厚い壁、ヨーロッパの復興
7 成長するアジア、医学の進歩 8 テレビの力、苦悩の独立運動
9 中国人民の解放、ゲリラ戦の勝利 10 人種差別との闘い、反抗する若者
11 ウーマン・リブ、神々の反撃 12 広がる核の脅威、蝕まれる地球
13 崩壊する東西の壁、進むグローバル化
アンジェイ・ワイダ監督『ダントン』(図書館に購入要請中)
ダントンとロペスピエールの対決を中心にしたフランス革命の再現。
ジャン・ルノワール監督『ラ・マルセイエーズ』
フランス革命を宮廷生活と民衆の運動との対比から描いた古典的映画。
ウォーレン・ビーティ監督『レッズ』
一人のアメリカ人記者の目から見たロシア革命を壮大なスケールで描く。
デイヴィッド・リーン監督『ドクトル・ジバゴ』
ロシア革命からスターリンによる恐怖政治へ。政治に翻弄される一人の男の人生を描く。
エイゼンシュタイン監督『十月』
国策映画として作られ、古典となったロシア革命の記録。
クロウド・ランズマン監督『ショアー』(全4巻)
強制収容所におけるユダヤ人虐殺を、生存者のインタビューによって克明に描いた衝撃の映画。
ロマン・ポランスキー監督『戦場のピアニスト』
自身も強制収容所を経験した名匠が、戦時中のユダヤ人の経験をリアルに映画化。
アッテンボロー監督『ガンジー』
非暴力平和主義の父の生涯。インド独立に向けた苦難と感動作。
チェン・カイコー監督『さらば、わが愛:覇王別姫』
戦争、共産主義革命、文化大革命に翻弄される人々を、中国の伝統芸能京劇の運命と重ねて描く。
フランシス・コッポラ監督『地獄の黙示録 特別完全版』
ベトナム戦争の狂気を映像化した傑作。完全版で見た方がよい。