2022年大学院講義「政治学B」



【担当教員の専門分野】

政治学、比較政治経済学、政治理論

【授業科目の概要】


題目「現代政治と政治経済学」

指定されたテクストの読解を踏まえ、教員のレクチャーと討議をつうじて、政治学および政治経済学の主要な理論と概念について体系的な理解を得ることを目指します。これらをつうじて新たな理論構築の実験を行うことが、本講義の最終的な目的です。

【授業科目の到達目標】

(1)政治学、政治経済学の主要な理論と概念を習得する。
(2)国家、資本主義、社会運動という三者の関係性について理解を深める。
(3)上記を自らの研究にどのように応用できるかを考える。

【他の授業科目との関連】

共修科目の「比較政治」、大学院の「政治学A」などと関連があります。

【授業の内容】

講義を「政治学と政治経済学」「資本主義」「国家」「社会運動と規範」「まとめ」という5つのパートに分けます。それぞれについて、教員がレクチャーを行い、その後全員で討議します。

1 オリエンテーション
2 現代政治経済学の展開(1)
3 現代政治経済学の展開(2)
4 資本主義論(1)
5 資本主義論(2)
6 資本主義論(3)
7 国家とガバナンス(1)
8 国家とガバナンス(2)
9 国家とガバナンス(3)
10 社会運動と規範(1)
11 社会運動と規範(2)
12 社会運動と規範(3)
13 総括討論

【テクスト】

テクストは授業までに決定し、manabaでPDFを配布します。

【授業時間外の学習】

指定されたテクストを前もって読み、疑問点や論点をまとめたうえで参加すること。各自の研究報告をはさむ場合があります。

【成績評価の方法と基準】

毎回の予習、討議への積極的参加による絶対評価。

【受講生に対するメッセージ】

教員のレクチャーでは、今日までの学問的な論争点を踏まえた新しい理論の提起を行います。概念を学ぶだけでなく、「理論の創造」にもともにチャレンジしていただきたいと思います。