2025年度導入ゼミナール1、2


導入ゼミ1

【概要】

社会科学を学ぶうえで必要となる、適切な文献の調べ方、レジュメ(要約)を作成するやり方、発表の仕方、レポートの書き方などを習得し、研究の楽しさを理解することを目指します。

【到達目標】

社会科学を学ぶうえで必要な学術リテラシーを身につける。具体的には(1)文献検索の方法、(2)レジュメの作成の仕方、(3)発表の仕方、(4)学問的なレポートの書き方の4つを習得する。

【位置づけ】

社会学部1年生が春学期に履修する必修科目。同じく必修科目である「社会研究の世界」(春夏学期)と連動して進行する。

【内容】

第1回 学生と教員の自己紹介、授業の概要 / レポートの書き方@
第2回 図書館リサーチ・スキルズ  
第3回 新書を読む@―要約とプレゼンテーション / レジュメの作り方
第4回 新書を読むA―論点の提示とディスカッション
第5回 レポートの書き方A―問いの立て方と構成 / 剽窃に関して
第6回 新書を読むB
第7回 新書を読むC

輪読文献は参加学生に関心に合わせて選択します。例として以下の文献。

内田義彦『読書と社会科学』岩波新書、1985年
小熊英二『日本社会のしくみ』講談社現代新書、2019年
松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年

【授業外の学習】

「レポートの書き方@、A」は、「社会研究の世界」で課される中間レポート(提出期限は5/10(金)23時59分)を念頭に、レポート作成の説明を行う。このレポートは導入ゼミナールの担当教員あてにもメールで送付すること。
「新書を読む」は、指定文献を各自で読んだうえで、担当者はレジュメを作成して授業に臨むこと。

【成績評価】

平常点によります。(期末レポートは課さない。)
全5回のうち2回を超えて欠席した者には単位を認定しないのでご注意ください。また30分以上の遅刻は欠席扱いとします。


導入ゼミ2

【概要】

社会科学を学ぶうえで必要な学術リテラシーを身につける。具体的には(1)文献検索の方法、(2)レジュメの作成の仕方、(3)発表の仕方、(4)学問的なレポートの書き方の4つを習得する。

【位置づけ】

社会学部1年生が秋学期に履修する必修科目。原則として春学期の「導入ゼミナールT」と同じクラスで受講すること。

【内容】

第1回 プレゼンテーションの方法とテーマの設定
第2回 社会科学の古典を読む@
第3回 社会科学の古典を読むA
第4回 社会科学の古典を読むB
第5回 プレゼンテーションとディスカッション@
第6回 プレゼンテーションとディスカッションA
第7回 プレゼンテーションとディスカッションB

【授業外の学習】

第2〜4回は、各自で指定文献を読み、担当箇所のレジュメを作成して授業に持参すること。
第5〜7回は、事前にプレゼンテーションの準備をしておくこと。授業ではそれにもとづきディスカッションを行う。

【成績評価】

平常点による。(期末レポートは課さない。)
全7回のうち3回以上欠席した者には単位を認定しない。30分以上の遅刻は欠席扱いとする。