著作権保護のため、Web上で多くの内容を公開することはできません。
序章 研究の課題と方法
- 成人教育活動に見る教育思想の原点〜教師としての体験〜
- クループスカヤ研究の現状と課題
- 日本におけるソヴェト教育学の研究状況
- 研究の展開と問題点
- 日本におけるクループスカヤ研究
- ソヴェト・ロシアにおけるクループスカヤ研究
- 社会主義圏以外での研究状況
- クループスカヤ生誕120年記念研究集会
- クループスカヤ研究の新しい課題
- 研究の課題と方法
- 課題と視点
- クループスカヤ研究の枠組み
第1章クループスカヤにみるソヴェト教育の本質
第2章教育思想の形成――労働教育思想の形成を中心に――
- 教育思想の継承と発展
- 思想の源泉
- クループスカヤの生育史における「労働」
- 社会関係の理解と労働関係の評価
- 教育目的とそれを実現する条件
- 児童観
- 国民教育の民衆的組織
- 労働教育の基本要素
- 総合技術教育の基本要素と基本条件
- 総合技術教育の基本要素
- 総合技術教育の基本条件
第3章子どもの学校教育と日常世界
- 子どもと学校
- 制度としての新しい学校〜統一労働学校の創造〜
- カリキュラムの特徴
- 識字率
- ブロンスキーの証言
- 1930年代以降の学校教育
- 子どもの日常生活と親の教育思想
- 子どもの日常生活と親の教育思想T〜労働者家族の場合〜
- 子どもの日常生活と親の教育思想U〜農民家族の場合〜
- 30年代以降の親の教育思想
第4章民衆の日常世界
- 労働生活
- 経済発展の水準
- 労働活動を介した人間関係〜管理システム〜
- 30年代以降の経済発展と労働者の行動スタイル
- 文化活動
- 労働者の日常
- 農民の日常
- 男性と女性
- 地域生活
- 自治的要素
- 生徒と父母の参加による学校運営
第5章社会存在としての個の自立
- 個の自立と集団の自治的運営
- 参加と自治
- 思想と現実
- 未完の構図
第6章結論
- クループスカヤの民衆性
- 学校運営の二側面と二つの啓蒙活動
- 自己教育と教育の民衆的組織化
- 新しい「よりよさ」をもとめて〜文化創造をめぐる葛藤〜
- 心性のゆらぎ
補論1 成人教育活動――革命前および革命後――
- 夜間日曜学校〜革命前の教育実践〜
- 革命後の成人教育〜郊外教育局の活動〜
補論2 トルストイとクループスカヤ
- ロシア革命の鏡」としてのトルストイとクループスカヤ
- トルストイの教育思想に学ぶI
- トルストイの教育思想に学ぶII
- トルストイの教育思想に学ぶIII
あとがき
参考文献
索引