書籍『クループスカヤの思想史的研究』

『クループスカヤの思想史的研究』の目次 (2003/04/10)

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序章 研究の課題と方法

  1. 成人教育活動に見る教育思想の原点〜教師としての体験〜
  2. クループスカヤ研究の現状と課題
    1. 日本におけるソヴェト教育学の研究状況
    2. 研究の展開と問題点
    3. 日本におけるクループスカヤ研究
    4. ソヴェト・ロシアにおけるクループスカヤ研究
    5. 社会主義圏以外での研究状況
    6. クループスカヤ生誕120年記念研究集会
    7. クループスカヤ研究の新しい課題
  3. 研究の課題と方法
    1. 課題と視点
    2. クループスカヤ研究の枠組み

第1章クループスカヤにみるソヴェト教育の本質

第2章教育思想の形成――労働教育思想の形成を中心に――

  1. 教育思想の継承と発展
    1. 思想の源泉
    2. クループスカヤの生育史における「労働」
    3. 社会関係の理解と労働関係の評価
    4. 教育目的とそれを実現する条件
    5. 児童観
    6. 国民教育の民衆的組織
  2. 労働教育の基本要素
  3. 総合技術教育の基本要素と基本条件
    1. 総合技術教育の基本要素
    2. 総合技術教育の基本条件

第3章子どもの学校教育と日常世界

  1. 子どもと学校
    1. 制度としての新しい学校〜統一労働学校の創造〜
    2. カリキュラムの特徴
    3. 識字率
    4. ブロンスキーの証言
    5. 1930年代以降の学校教育
  2. 子どもの日常生活と親の教育思想
    1. 子どもの日常生活と親の教育思想T〜労働者家族の場合〜
    2. 子どもの日常生活と親の教育思想U〜農民家族の場合〜
    3. 30年代以降の親の教育思想

第4章民衆の日常世界

  1. 労働生活
    1. 経済発展の水準
    2. 労働活動を介した人間関係〜管理システム〜
    3. 30年代以降の経済発展と労働者の行動スタイル
  2. 文化活動
    1. 労働者の日常
    2. 農民の日常
  3. 男性と女性
  4. 地域生活
    1. 自治的要素
    2. 生徒と父母の参加による学校運営

第5章社会存在としての個の自立

  1. 個の自立と集団の自治的運営
    1. 参加と自治
    2. 思想と現実
  2. 未完の構図

第6章結論

  1. クループスカヤの民衆性
  2. 学校運営の二側面と二つの啓蒙活動
  3. 自己教育と教育の民衆的組織化
  4. 新しい「よりよさ」をもとめて〜文化創造をめぐる葛藤〜
  5. 心性のゆらぎ

補論1 成人教育活動――革命前および革命後――

  1. 夜間日曜学校〜革命前の教育実践〜
  2. 革命後の成人教育〜郊外教育局の活動〜

補論2 トルストイとクループスカヤ

  1. ロシア革命の鏡」としてのトルストイとクループスカヤ
  2. トルストイの教育思想に学ぶI
  3. トルストイの教育思想に学ぶII
  4. トルストイの教育思想に学ぶIII

あとがき

参考文献

索引


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