安川 一 (やすかわ・はじめ)

特任教授  1959年生
 
超域社会研究分野(社会心理学、感覚研究)

http://ofc-hjm.misc.hit-u.ac.jp
研究室:東本館階1階105
オフィスアワー:木曜昼休み (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

理論社会学(ミクロ社会学) 視覚社会学 コミュニケーション論

現在の研究テーマと今後の抱負

 視覚表現メディアを題材にして視覚表象ならびに視覚経験の相互行為論的研究を進めている。TV、雑誌、ファッション、マンガ、化粧、等々で日常的に大量に“目にしている”視覚的表現様式を、一方でデータベース化しつつ、他方でプラクティス(慣習的行為)の動員を通じた相互行為的達成という観点から記述−分析することが現在の主な作業であり、あわせてそうした作業の理論的裏づけと方法論的整備に注力している。“見る”とは社会的営みである。つまり、感じる、考える、感情する、協働/衝突する、等々とともに(再)構成され続けている社会過程の位相である。“見る”とはこの意味で私たちの社会的組織化の営みの一部であり、しかもそうした営みとともに立ち現れてくる“見える”ものを所与のように受容し返していく過程でもある。まさしく見るとは信じること、埋めこまれていくことであり、世界が秩序化されるということである。

担当科目

社会学研究科・社会学部の講義情報・ゼミ情報詳細は本学学務情報システム(CELS)を参照してください。

大学院:

分野/科目群 科目名 学期
超域社会研究分野社会心理学研究法B春・夏
大学院ゼミナール [ 2023年度版案内2022年度版案内 ]

学部:

科目区分 科目名 学期
学部導入科目導入ゼミナールⅠ
学部導入科目導入ゼミナールⅡ
超域社会研究分野社会心理学 I (社会的分野)
超域社会研究分野コミュニケーション論
学部後期ゼミナール

学歴

1982年 3月 埼玉大学教養学部教養学科卒業
1982年 4月 一橋大学大学院社会学研究科修士課程入学
1984年 3月 同課程修了
1984年 4月 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程進学
1987年 3月 同課程単位取得満期退学

学位

修士号(1984年 社会学修士、一橋大学)

職歴

1987年 4月 亜細亜大学経済学部専任講師
1990年 4月 亜細亜大学経済学部助教授
1994年 4月 亜細亜大学国際関係学部助教授に配置替え
1996年 4月 一橋大学社会学部助教授
1997年 4月 一橋大学大学院社会学研究科助教授に配置替え
2002年 4月 一橋大学大学院社会学研究科教授

業績一覧(researchmap のページへ移動します)

https://researchmap.jp/read0030195

研究室所属の大学院生

博士後期課程:4 名
修士課程:2 名




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