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ワークショップ募集要項

最終変更日時 2009年07月22日 16時38分

4.3.1 若手研究者研究活動助成金(ワークショップ)募集要項


  • 4.3.1.0 助成の目的と対象

【助成の目的】

 社会学研究科博士後期課程院生が本プログラムの趣旨を踏まえ計画する、次の2種類の自立的研究に対する資金的援助。計画は教員等の研究や教育等を補完するものであってはならず、あくまでも院生の独立的研究であること。ワークショップ共同推進者は修士課程院生も参加資格を有するが、申請者(責任者)は博士後期課程の院生に限定する。
  1. 先端的な研究実践力の強化をめざし、社会学研究科博士後期課程院生が海外研究者をまじえた研究集会の企画運営を自立的に行うための資金的援助(ワークショップ・カテゴリー1、以下WS1と略記)
  2. 先端的な研究実践力の強化をめざし、社会学研究科博士後期課程院生が国内研究者をまじえた数回にわたる定期的研究集会の企画運営を単一学期内に自立的に行うための資金的援助(ワークショップ・カテゴリー2、以下WS2と略記)

【ワークショップ実施期間】

  1. WS1については、平成21年6月1日(月)から平成22年1月31日(日)にいたる期間に、申請1件あたり1−2日程度
  2. WS2については、平成21年6月1日(月)から平成22年1月31日(日)にいたる期間の夏学期あるいは冬学期のいずれかにおいて、申請1件あたり4〜6回、1回3時間程度

【助成対象】

  1. WS1は申請1件あたり25万円、WS2は申請1件あたり20万円を上限とします。
  2. WS1にあっては、国外からの招聘研究者1名の渡航費・宿泊料・日当(ワークショップ当日+前後2日間に関する支出を想定)、国内からの招聘研究者1名の交通費・宿泊料・日当(ワークショップ当日+居住地により前後2日に関する支出を想定)、招聘研究者の講演に対する謝金(講演者の職位により時間あたりの金額が異なるので、交渉前に社会学研究科事務室に問い合わせること)。招聘研究者のワークショップ外の滞在および渡航費については本助成の対象外となるので、注意すること。
  3. WS2にあっては、国内からの招聘研究者1名の交通費・宿泊料・日当(ワークショップ当日+居住地により前後2日に関する支出を想定)、招聘研究者の講演に対する謝金(講演者の職位により時間あたりの金額が異なるので、交渉前に社会学研究科事務室に問い合わせること)。招聘研究者のワークショップ外の滞在および交通費については本助成の対象外となるので、注意すること。

【採択予定件数】

 WS1、WS2あわせて平成21年度全体で2件程度。(平成20年度実績は、WS2が申請2件、採択1件でした。)

  • 4.3.1.1 計画書申請と選考

【申請有資格者】

 計画は申請者が応募し、共同推進者とともに実行します。申請者(責任者)は社会学研究科博士後期課程に在籍する院生(休学者を除く)、共同推進者は、全員社会学研究科博士後期課程または修士課程に在籍する院生(休学者を除く)であること。複数の有資格者による企画運営が望ましい形態です。WS1、WS2のいずれにあっても、共同推進者は3名を上限とします。

【申請に際しての注意点】

(1)複数申請

平成21年度の社会学研究科「キャリアデザインの場としての大学院」プログラムによる若手研究者研究活動助成は、ワークショップ、インターンシップ、フィールドワーク、サーベイ・リサーチ、プレゼンテーション・アブロードの5分野に対し行われます。複数分野を申請することを妨げません。ただし、同一分野で複数の申請(ワークショップにあっては共同推進者を含む)をすることはできません。その場合はすべての申請が無効になります。年に2回募集がある場合には、1回目の申請で採択されなかった者は、1回目に申請した分野と同一分野について、2回目に再度申請することができます。本ワークショップ助成による計画採択は、同一申請者あたり年度1回までとします。なお、ワークショップについては、通年科目であることから、平成21年度冬学期に新規募集および冬学期履修登録が行われることは現時点ではありません。

(2) 他の助成金との組み合わせ

 本申請の活動に関連して、他の助成金に応募している場合、計画書の中に明記してください。例えば、招聘研究者のワークショップ外の滞在および交通費について他の助成金を利用することはかまいませんが、当然のことながら、渡航費について両方の助成から支給を受けるような、同一費目を二重取りすることは認められません。このような二重取りや虚偽の記述が明らかになった場合、仮に採択に至っていても助成を取り消し、本プログラムの助成への当該年度の申請を認めません。

【提出書類】

  1. 必要事項を記入した申請用紙(具体的なワークショップ計画書を含む)
  2. 本研究科教員の推薦状(指導教員である必要はありません)
  3. 海外から招聘を行う場合は、申請者による招聘状の写し、および被招聘者本人の参加承諾書(手紙ないしメール)の写し
  4. 国内から招聘を行う場合は、申請者による招聘状の写し、および被招聘者本人の参加承諾書(手紙ないしメール)の写し
 以上を一括して社会学研究科事務室に提出

【申請用紙の入手】

 受講申込書ソフトコピーを本プログラムウェブサイト(http://www.miryoku.soc.hit-u.ac.jp/CareerDesign)からダウンロードするか社会学研究科事務室にてハードコピーを入手してください。WS1とWS2では申請書の様式が異なるので注意してください。


【申請書提出先】

 社会学研究科事務室。

【申請書提出期間】

 平成21年4月7日(火)〜平成21年5月7日(木)午後2時(厳守)

【選考方法】

 企画実践審査委員会が書類審査により選考します。なお、選考過程において、必要に応じ申請者に対し面接を求めることがあります。

【選考結果通知】

 平成21年5月15日(金)に、各申請者に対し採否等を通知します。

  • 4.3.1.2 計画の実施と履修


【履修登録】

採択されたワークショップ計画の申請者および共同推進者は、申請計画実施期間を踏まえ、指定の平成21年度通年科目「企画と実践Ⅰ」を履修登録してください。履修登録せずに本ワークショップを実施することはできません。平成21年5月19日(火)までに必要な履修登録がなされない場合、採択は取り消されます。

【事務・経理手続き】

 本助成は文部科学省の補助金で運営されるため、助成金の使い方等について一定のルールがあります。採用決定後早急に、事務・経理手続きについて事務室から説明を受けてください。

【計画の実施】

本助成は、通常の授業科目とは異なり、文部科学省平成21年度研究拠点形成費等補助金(若手研究者養成費)等によって運営されるものです。したがって、申請が採択され資金助成を得て計画を実行したが上記報告書を提出せず履修放棄にいたる事態、あるいは申請が採択され資金助成を得たが計画を実行しない事態などが起こってはなりません。この点を十分自覚したうえで計画を立て、申請してください。

【計画変更】

申請者は、ワークショップ計画について共同推進者候補と事前に十分な打ち合わせを行い、計画推進について合意を形成したうえで申請を行ってください。申請書提出から選考までの間に共同推進者に変更があった場合は、申請者はただちに研究科事務室に届けること。計画が採択された後の変更は原則として認めません。
採択決定から計画実施までの間に招聘研究者に変更の必要が生じた場合は、申請者はただちに変更願により研究科事務室に届け、研究科長の承認を受けること。

  • 4.3.1.3 実績報告

【実績報告書】

指定されたワークショップ実績報告書(評価担当者による計画遂行評価書を含む)を、ワークショップ終了から1ヶ月目ないし平成22年2月5日(金)の早い日付までに、申請者(代表者)が一括して提出してください。報告書に関する情報は、本プログラムのウェブサイトに掲載されています。ワークショップ計画および報告書の一部は、研究科ウェブサイトに掲載される予定です。申請を採択された者には、計画終了後に本助成に関するアンケートを行います。

【助成を受けたことの注記と成果の寄贈】

本助成を受けた院生がその成果を含む修士学位論文、博士学位論文を提出し、学術論文、発表要旨等を公表する際には、下の例のような一文を註などに置き、公的支援を得た研究の成果であることを明記するとともに、その論文等を一部、社会学研究科にご寄贈ください。「筆者は、平成21年度文部科学省大学院教育改革支援プログラムによる一橋大学大学院社会学研究科「キャリアデザインの場としての大学院」プログラムの助成を受けてワークショップ●(●年●月●日、於●)を企画・推進した。本論文はそれを含むものである」。なお、英文での表記を参考までに記述すると、本プログラムの英語名称は「Training Program for Advanced Graduate Students, Graduate School of Social Sciences, Hitotsubashi University」です。