現在の場所: ホーム プログラム詳細案内(公開用) 企画実践力強化部門 2009年度企画実践部門若手研究者活動助成 追加募集 募集要項 5 若手研究者研究発表助成金(プレゼンテーション・アブロード)募集要項
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5 若手研究者研究発表助成金(プレゼンテーション・アブロード)募集要項

最終変更日時 2009年11月17日 13時48分
【助成の目的】

 本研究科院生の自立的研究実践を支援する「キャリアデザインの場としての大学院」プログラムの趣旨を踏まえ、本研究科院生が口頭研究発表ないしポスターセッションを海外研究集会で行う(プレゼンテーション・アブロード=PA)のに必要な資金的援助

【プレゼンテーション・アブロード実施期間】

 平成21121(火)から平成22131()にいたる期間内に、研究集会期間および前後合わせて数日程度の派遣を申請者1名につき1

【助成対象】

  1. 申請者の研修に必要な渡航費・宿泊料合計額の一部。申請1件あたり目安として15万円を上限とします。
  2. 海外研究集会とは、学会定期大会、シンポジウム、コロキアムなど学術集会を指します。発表記録の残らないインフォーマルな集会参加は助成対象になりません
  3. 申請者が母語以外の言語で口頭発表や説明を行う研究集会参加およびポスターセッション参加が助成対象です。原稿提出だけの集会参加は助成対象になりません。
  4. 本助成の目的は、母語以外での個人発表構成能力、発表能力およびアカデミック・ディスカッション能力の涵養にあります。したがって、原則として申請者の個人単独発表が助成対象です。申請1件あたり、申請者は1名でなければなりません。複数名義の発表だが申請者のみが発表や質疑応答を担当する場合、複数名義の発表で全員が発表や質疑応答を担当する場合などは、申請前に事務室に相談してください。これらがPAとして採択された場合は、名義を連ねた全員ひとりひとりが1件の発表を行ったとみなします。また、発表は全体として1件とみなし、助成額は130万円を上限とします。また、申請者は、共同名義者間の連携の有機性とその必要性について、申請書において明確かつ十分な説明を行う必要があります。推薦書においても、同様の説得力ある説明を要します。
  5. 本助成の目的に鑑み、本研究科教員を含む共同研究発表は助成対象にしません。
  6. 本年度中であっても平成2221日以降に開催される研究集会への参加は原則として助成対象としませんが、相談には応じます。事務室にご連絡ください。

【交通費支給対象】

一橋大学から成田空港までの往復鉄道賃(一律往復3780円。特急料金は支給しない)、成田空港から発表地最寄りの空港までの往復航空券(最下級クラスのみ支給)。一橋大学と発表地以外の出発地・到着地は不可。空路を利用する場合、マイレージ使用あるいは割増料金の自己負担によるクラスのアップグレードは不可。フライトの都合による途中寄港地発生の場合、宿泊代は支給しません。海外旅行保険は支給対象ではありませんので、海外旅行保険を個人で契約することをお勧めします。発表地における市内交通等短距離の移動費は支給対象としません。タクシー代・レンタカー代は支給しません。

【採択予定件数】

 1,2件。

【申請有資格者】

 平成21年度冬学期に社会学研究科博士後期課程・修士課程に在籍する院生(休学者を除く)。本助成を受ける学期は休学することができません。

【申請に際しての注意点】

(1) 複数申請

平成21年度の社会学研究科「キャリアデザインの場としての大学院」プログラムによる若手研究者研究活動助成は、ワークショップ、インターンシップ、フィールドワーク、サーベイ・リサーチ、プレゼンテーション・アブロードの5分野に対し行われます。複数分野を申請することを妨げません。ただし、同一分野で複数の申請をすることはできません。その場合はすべての申請が無効になります。年に2回募集がある場合には、1回目の申請で採択されなかった者は、1回目に申請した分野と同一分野について、2回目に再度申請することができます。本プレゼンテーション・アブロード助成による計画採択は、同一申請者あたり年度1回までとします。

(2) 他の助成金との組み合わせ

本申請の活動に関連して、他の助成金に応募している場合、計画書の中に明記してください。当然のことながら、渡航費について両方の助成から支給を受けるような、同一費目を二重取りすることは認められません。このような二重取りや虚偽の記述が明らかになった場合、仮に採択に至っていても助成を取り消し、本プログラムの助成への当該年度の申請を認めません

【提出書類】

  1. 必要事項を記入した申請用紙。発表を行う研究集会・学会のURLを該当欄に記入してください
  2. 申請者の氏名が口頭発表者ないしポスターセッション発表者として掲載されている当該研究集会のプログラムあるいは、発表する研究集会の責任者に申請者が送付した発表申込書(手紙ないしメール)の写し、および同責任者が申請者に送付した発表受諾書(手紙ないしメール)の写し
  3. 指導教員の推薦状。PAの目的は申請者の博士学位論文・修士学位論文に向けた研究成果蓄積や研究計画への批判獲得にありますので、推薦者は指導教員に限定します。

 以上を一括して社会学研究科事務室に提出

【申請用紙の入手】

 受講申込書ソフトコピーを本プログラムウェブサイトからダウンロードしてください。

【申請書提出先・提出方法】

 社会学研究科事務室。jimusoc7@ad.hit-u.ac.jp電子ファイルで送信してください推薦状については指導教員の印が必要ですので、直接事務室にお持ちください。

【申請書提出期間

 平成211111日(水)〜平成211124日(火)午後2(厳守)

【選考方法】

 キャリアデザイン推進室委員会内に設置する企画実践審査委員会が書類審査で選考します。審査基準については、ウェブサイトを参照してください。なお、選考過程において、必要に応じ申請者に対し面接を求めることがあります。

【選考結果通知】

 平成211127日(金)午後3時に各申請者に対し、採否等を通知します。

【履修登録】

採択された申請者は、平成21年度冬学期(「企画と実践)に登録すること。履修登録せずに本プレゼンテーション・アブロードに参加することはできません。

【事務・経理手続き】

 本助成は文部科学省の補助金で運営されるため、助成金の使い方等について一定のルールがあります。採用決定後早急に、事務・経理手続きについて事務室から説明を受けてください。

【計画の実施】

本助成は、通常の授業科目とは異なり、文部科学省平成21年度研究拠点形成費等補助金(若手研究者養成費)等によって運営されるものです。したがって、申請が採択され資金助成を得て計画を実行したが上記報告書を提出せず履修放棄にいたる事態、あるいは申請が採択され資金助成を得たが計画を実行しない事態などが起こってはなりません推薦教員の信用にも関わりますので、この点を十分自覚したうえで計画を立て、申請してください。

プレゼンテーション・アブロードの実施を「企画と実践Ⅸ」の単位とするため、実施前後には指導教員から十分な時間の指導を受けることが必要です。準備段階において十分な指導を指導教員から受け、発表終了後には詳細な報告書を指導教員に提出し、事後指導を受けてください。

【計画変更】

採用決定後の計画変更は、原則としてこれを認めません。十分な計画性のもとに申請してください。採択決定後やむを得ない事情により計画変更の必要が生じた場合は、申請者は計画実施開始日の3週間前までに審査委員会に変更願を提出し、その承認を受けてください。現地の政情不安、申請者の急病など計画実施を妨げる予想外の事態が発生した場合は、ただちに事務室に連絡して指示を得てください。申請者の過失・責任により採択計画実施に支障が生じた場合は採択を取り消し、当該年度の再申請を認めません。

【報告書】

指定された報告書(発表原稿、発表者名の掲載された正式プログラム、指導教員の研修確認書等を含む)を、発表終了から1ヶ月目ないし平成2225()の早い日付までに提出のこと。報告書に関する情報は、本プログラムのウェブサイトに掲載されています。実施計画および報告書の一部は、研究科ウェブサイトに掲載される予定です。申請を採択された者には、計画終了後に本助成に関するアンケートを行います。

【助成を受けたことの明記と成果の寄贈】

本助成を受けた院生がその成果を含む修士学位論文、博士学位論文を提出し、学術論文、発表要旨等を公表する際には、下の例のような一文を註などに置き、公的支援を得た研究の成果であることを明記するとともに、その論文等を一部、社会学研究科にご寄贈ください。「筆者は、平成21年度文部科学省大学院教育改革支援プログラムによる一橋大学大学院社会学研究科『キャリアデザインの場としての大学院』プログラムの助成を受け、学会分科会(日、於大学)において口頭発表・ポスターセッション発表を行った。本論文は、その成果を含むものである」。なお、英文での表記を参考までに記述すると、本プログラムの英語名称は「Training Program for Advanced Graduate Students, Graduate School of Social Sciences, Hitotsubashi University」です。