若手研究者紹介

サイトトップへ戻る

若手研究者一覧

フリガナ セキノ サトミ
名前 関野 さとみ
専攻分野 フランス文学、フランス文芸思想、音楽学
研究概要 本研究はマルセル・プルーストのテクストにおける〈音楽レフェランス〉(音楽に関する固有名を中心とした語句への言及)の意味と機能の変遷に注目し、それらのレフェランスとプルーストの音楽の聴取体験、作曲家や演奏家との交流、同時代の批評や音楽論との関係を探ることで、作家の実人生における音楽的経験が小説言語の創造にどのように作用したのかを明らかにする。第三共和政という時代の中で独自の音楽観(芸術観)を育みながら、当時のフランス音楽界の諸相を多様な音楽レフェランスを通じてテクストに反映させたプルーストの創造行為に注目する本研究は、世紀転換期のフランスにおける諸芸術の影響関係や、第三共和政から両世界大戦間までのフランスの芸術と社会に関心をもつ全ての研究者と問題意識を共有し得るものになるだろう。
現在の研究テーマ マルセル・プルーストのテクストにおける音楽のレフェランス研究
キーワード マルセル・プルースト、フランス文学、小説、フランス音楽、音楽学、フランス第三共和政、芸術と社会
研究業績 *
  修士論文 マルセル・プルースト『楽しみと日々』(1896)における音楽レフェランスの研究 ― 1890年代のプルーストの音楽受容と文学創造の関係(指導教員:中野知律, 一橋大学大学院言語社会研究科,2017年1月)
A Study of the Musical References in Marcel Proust’s Les Plaisirs et les jours (1896) : the Relation between his Creation of Literature and Musical Experiences in the 1890s.
博士論文  
 
業績詳細 ◆論文(査読付き)
・「プルーストの「音楽家の肖像」― 4人の音楽家の選択をめぐって」『言語社会』第12号, 2018, pp.342(65)-322(85).
・「マルセル・プルースト「ブヴァールとペキュシェの音楽マニア」(1894)における音楽のレフェランス」一橋大学大学院言語社会研究科『言語社会』第10号, 2016, pp.334 (53)-318 (69) .
・「プルーストと音楽 ― ヴァントゥイユの《ソナタ》における調性をめぐって」『桐朋学園大学研究紀要』第 39号, 2013, pp.121-142.
・「ドビュッシー《ステファヌ・マラルメの3つの詩》(1913)の和声構造」『桐朋学園大学研究紀要』第 36号, 2010, pp.47-73.
・「ドビュッシーにおける「アラベスク」の概念」『武蔵野音楽大学研究紀要 』第40号, 2009, pp.59-78.
・『ドビュッシーのモティーフ生成 ― マラルメの詩的言語との関係を通じて』On Debussy's generative process of motifs : through comparison to Mallarmé's poetic language.(博士論文、武蔵野音楽大学大学院音楽研究科)2007年6月,  252p.
・「ドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》のテキストに関する一考察 ― 戯曲との比較を通じて」『武蔵野音楽大学研究紀要』第35号, 2004, pp.83-99.

◆学会報告等 (2017-)
・「マルセル・プルーストとオペラ批評 ― 1890年代のテクストを事例に」『オペラ学研究会』第11回例会, 口頭発表, 2018年2月27日, 早稲田大学早稲田キャンパス22号館510教室
・「プルーストの『楽しみと日々』における音楽のレフェランス」『日本フランス語フランス文学会』2017年度秋季大会, 口頭発表, 2017年10月28日, 名古屋大学

◆著書
・(共著)オペラ/音楽劇 研究ハンドブック編集委員編『キーワードで読む オペラ/音楽劇 研究ハンドブック』アルテスパブリッシング, 2017(「フェミニズム/ジェンダー」[pp.42-46.]、「プッチーニ」[pp.124-128.]、「20世紀オペラ(フランス/1945年まで)」[pp.308-312.])
・(共著)『音楽の友』10月号・別冊付録「大作曲家ハンドブック」音楽之友社, 2011
・(共著)ONTOMO MOOK 『ピアノ名曲名盤 1053』音楽之友社, 2009

◆その他の著述 (2017-)
・コラム 『「ムッシュー・クロッシュ・アンティディレッタント」- ドビュッシーの音楽論と同時代の詩人たち』Suntory Hall Chamber Music Garden 2018, Precious 1 pm vol.2, p.31, 2018
・プログラム・ノート『ドビュッシーと反好事家八分音符氏(ムッシュー・クロッシュ・アンティディレッタント)』児玉桃・ピアノ, Suntory Hall Chamber Music Garden 2018, Precious 1 pm vol.2, pp.28-30, 2018年6月8日(金)公演, サントリーホール・ブルーローズ
・プログラム・ノート『吉野直子の室内楽 〜ハープで織り成す近現代フランス音楽の世界〜』ヤマハ株式会社主催, 2018年3月9日(金), ヤマハホール
・「ラヴェル 古風なメヌエット/組曲 クープランの墓/左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調/道化師の朝の歌/スペイン狂詩曲/ボレロ」『Philharmony』NHK交響楽団編集部, 12月号, pp.16-21, 2017
:
・プログラム・ノート『2017年のドビュッシー 〜最後のコンサート〜』青柳いづみこ制作・ピアノ, 2017年9月30日(土), 浜離宮朝日ホール
・曲目解説『新日本フィルハーモニー交響楽団パンフレット』(イベール:寄港地、サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5 番、ショーソン:交響曲 変ロ長調)新日本フィルハーモニー交響楽団 第576回定期公演, 2017年7月14~15日(金・土), すみだトリフォニーホール
・「ラヴェル 優雅で感傷的なワルツ」『Philharmony』NHK交響楽団編集部, 6月号, p.12, 2017
・曲目解説『新日本フィルハーモニー交響楽団パンフレット』(ハイドン:オラトリオ『天地創造』)新日本フィルハーモニー交響楽団 第574回定期公演, 2017年6月2~3日(金・土), すみだトリフォニーホール
・曲目解説『新日本フィルハーモニー交響楽団パンフレット』(ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、ドヴォルジャーク:交響曲第7番)新日本フィルハーモニー交響楽団 第572回定期公演, 2017年4月7~8日(金・土), すみだトリフォニーホール
・曲目解説『新日本フィルハーモニー交響楽団パンフレット』(ベートーヴェン:交響曲第1番、モーツァルト:ファゴット協奏曲、シューマン:交響曲第2番)新日本フィルハーモニー交響楽団 第570回定期公演, 2017年3月17~18日(金・土), すみだトリフォニーホール
・曲目解説『新日本フィルハーモニー交響楽団パンフレット』(モニューシュコ:歌劇《パリア》序曲、ショパン:ピアノ協奏曲第1番、シマノフスキ:交響曲第2番)新日本フィルハーモニー交響楽団 第569回定期公演, 2017年2月24~25日(金・土), すみだトリフォニーホール

所属学会 日本フランス語フランス文学会、日本プルースト研究会、日本音楽学会、美学会、日仏歴史学会
担当可能領域 フランス文学(マルセル・プルースト研究)、音楽学(西洋音楽)、19〜20世紀のフランスを基軸とするヨーロッパの社会と文化・芸術論
読解可能言語 フランス語、英語
職歴 2017年4月〜2020年3月 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員DC1(人文学・ヨーロッパ文学)
2013年4月〜現在 桐朋学園芸術短期大学 音楽学 兼任講師
2013年〜2015年 早稲田大学ジェンダー研究所 招聘研究員
2012年〜現在 早稲田大学オペラ/音楽劇研究所 招聘研究員
2008年4月〜2017年3月 桐朋女子高等学校音楽科 音楽理論 非常勤講師
2003年〜2004年 武蔵野音楽大学 研究員(音楽学)
特記事項 ◆競争的資金獲得
「マルセル・プルーストのテクストにおける音楽のレフェランス研究」,文部科学省・科学研究費補助金(特別研究員奨励費),研究期間 2017年4月〜2020年3月

◆受賞等(その他)
2016年 日本学生支援機構 第一種奨学金「業績優秀者による返還免除」全額返還免除(一橋大学大学院言語社会研究科)

◆社会貢献活動(委員歴等)
2018年3月〜現在 オペラ学研究会 企画委員
2013年4月〜2018年3月 早稲田大学オペラ/音楽劇研究所 運営委員
2008年〜2011年 財団法人神奈川芸術文化財団 外部評価員
2004年〜2007年 日本音楽学会関東支部 例会幹事

◆教員免許
中学・高校専修免許状(音楽)
中学・高校第一種免許状(音楽)

◆情報公開
researchmap マイポータル https://researchmap.jp/shtr_my/

*「修士論文」、「博士論文」の上段・下段はそれぞれ日本語タイトル、英文タイトルを示す。

このページの一番上へ