若手研究者紹介

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若手研究者一覧

フリガナ ナカシマ アラタ
名前 中島 新
専攻分野 哲学
研究概要 本研究は、1800年前後のドイツ自然哲学、特にシェリングの自然哲学と、当時の自然科学(主に化学)の議論状況を考察対象とし、シェリング自然哲学における「力動」の問題を論じる。シェリングが「主体としての自然」を構想する際、「無機的自然」と「有機的自然」の同一原理として導入したのが、この「力動」概念である。これを起点に、「力動」による生成としての自然理解、つまり「物質構成」論から導き出される「主体としての自然」という自然理解が、それ以降のシェリング自身の哲学や同時代の哲学者に与えた影響を明らかにするのが本研究の目的である。また現在はマルクス・ガブリエルを中心とした「新実在論」の立場にも着目し、研究を進めている。
現在の研究テーマ 初期シェリングを中心としたドイツ自然哲学
キーワード シェリング、自然哲学、マルクス・ガブリエル、新実在論
研究業績 *
  修士論文 シェリング『力動的過程の一般演繹』における力動論―「物質の構成」の三つのモメント―
THE DYNAMISM IN SCHELLING’S ALLGEMEINE DEDUCTION DES DYNAMISCHEN PROCESSES: THREE MOMETS OF "CONSTRUCTION OF MATTER"
博士論文  
 
業績詳細 ◆論文
・「見える精神と見えない自然――シェリング『自然哲学の考案』における直観の位置付け」、『モルフォロギア』第38号、ゲーテ自然科学の集い、pp.89-111、2016年11月。(査読付)
・「新実在論とマルクス・ガブリエル―世界の不在と「事実存在」の問題―」、『国際哲学研究』、東洋大学国際哲学研究センター、第5号、pp. 175-186、2016年2月。(査読付)。(同論文は独語に翻訳し同号掲載。NAKASHIMA Arata, Der neue Realismus und Markus Gabriel―Über die Frage, Warum es die Welt nicht gibt und die Existenz. In: Journal of International Philosophy, No.5, pp. 371-382, 2016.)
・「理性の他者・生成としての自然―」、『nyx』第2号、堀之内出版、pp. 160-173、2015年12月。
・「シェリング『自然哲学の考案』における動力学と化学について」、『シェリング年報』第23号、こぶし書房、pp. 92-102、2015年7月。(査読付)
・「シェリング『力動的過程の一般演繹』における力動論――「物質の構成」の三つのモメント――」、2012年度一橋大学社会学研究科修士学位論文(社会学)、2013年3月。(査読付)

◆翻訳
・Markus Gabriel著/堀内俊郎・中島新訳、「グローバル哲学?」、『国際哲学研究』、東洋大学国際哲学研究センター、5号、pp. 87-94、2016年2月。
・Michael Quante著/加藤泰史監訳、『人間の尊厳と人格の自立:生命科学と民主主義的価値』、中島新、高畑祐人(第6章「自己-操作?」担当」)、法政大学出版局、pp. 184-206、2015年3月。
・Markus Gabriel著/中島新訳、「シェリング『世界年代』における時間哲学」、『国際哲学研究 哲学と宗教―シェリングWeltalterを基盤として』、東洋大学国際哲学研究センター、別冊5号、pp. 56-70、2014年10月。

◆講演原稿翻訳
・Markus Gabriel著/堀内俊郎・中島新訳、「グローバル哲学?」、東洋大学国際哲学研究センター国際シンポジウム「グローバル化時代の哲学」東洋大学、2015年12月11日。
・Markus Gabriel著/中島新訳、「シェリング『世界年代』における時間哲学」、東洋大学国際哲学研究センター第3ユニット特別講演、東洋大学、2013年12月18日。

◆学会報告等
・「なぜいま実在論なのか――マルクス・ガブリエルの「新実在論」を例として――」、唯物論研究協会第39回大会テーマ別分科会、立教大学、2016年10月。
・「けん引・反発の二力と直観の問題―シェリング自然哲学の《超越論的基礎付け》について」、ゲーテ自然科学の集い東京研究会、慶応大学、2015年6月。
・「シェリングとマルクス・ガブリエル―新実在論を巡って―」、東洋大学国際哲学研究センター第三ユニット・新実在論研究会、東洋大学、2015年5月。
・「「新実在論」の理解について――マルクス・ガブリエルを例として――」、東京唯物論研究会定例研究会、立教大学、2015年4月。
・「自然哲学における「化学論」の意義―ヘーゲルとシェリングの比較を通じて―」、日本ヘーゲル学会第20回研究大会、静岡大学、2014年12月。(査読付)
・「シェリングの『自然哲学の考案』における「動力学」と「化学」の関係」、日本シェリング協会第23回総会・大会、立命館大学、2014年7月。(査読付)
・「シェリングの自然哲学構想と『化学』の関係―『考案』における『化学』導入の意義―」、第3回一橋哲学フォーラム、一橋大学、2013年11月。(査読付)
・「シェリング自然哲学における『化学』の位置づけ―『有機体』構想との関係から―」、一橋大学哲学・社会思想学会第13回大会、一橋大学、2013年6月。(査読付)

所属学会 日本ヘーゲル学会、日本シェリング協会、ゲーテ自然科学の集い、一橋大学哲学・社会思想学会
担当可能領域 哲学、倫理学、科学思想
読解可能言語 ドイツ語、英語
職歴 2015年4月-7月 一橋大学ティーチング・アシスタント(ゼミナール3年・哲学各論)
2014年5月-7月 一橋大学ティーチング・アシスタント(社会哲学・社会哲学原典講読)
2013年7月-2014年3月 一橋大学リサーチ・アシスタント(科研費)
2013年9月-2014年2月 一橋大学ティーチング・アシスタント(社会倫理学)
2013年5月-2013年9月 一橋大学ティーチング・アシスタント(倫理学)
2012年10月-2013年3月 一橋大学ティーチング・アシスタント(倫理学)
特記事項 ◆受賞歴
東洋大学第1種奨学金(学業成績優秀者奨学金)平成22年度 授与
          〃                   平成23年度 授与
東洋大学文学部卒業論文勧学奨励賞(奨学金) 平成23年3月 受賞
卒論題目「ドゥルーズという地点」

*「修士論文」、「博士論文」の上段・下段はそれぞれ日本語タイトル、英文タイトルを示す。

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