若手研究者紹介

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若手研究者一覧

フリガナ オオハシ タケアキ
名前 大橋 毅顕
専攻分野 日本近世史
研究概要 日本近世における御用商人の領主金融について、三都商人と藩、城下町商人と藩の両側面から追求し、その特質を捉えることを目的とする。具体的には、近世日本を代表する豪商である三井家と譜代大名牧野家(八万石)との関係、および信濃国松代藩(真田家の城下町)の町人八田家と外様大名真田家(十万石)を扱う。その際、貸借関係を押さえることは大前提であるが、三都商人と藩の場合は交渉および交際のあり方、城下町商人と藩の場合は商人によって資金調達した金が藩内のどこに使われているかなどに注目する。当該分野における従来の研究は、大名貸研究と藩財政研究において別々に論じられてきた。しかし、財政問題を扱う以上、藩側と商家側の双方の視点から分析する必要があると考える。商家と藩の双方の史料を分析することにより、商人の藩(大名)への金融がどのような構造の中から生まれたものなのかを明らかにしていきたいと考えている。
現在の研究テーマ 近世御用商人の領主金融
キーワード 大名貸、藩財政、元禄時代、武家屋敷
研究業績 *
  修士論文 近世大名牧野氏と三井家-元禄期台頭の新興勢力-
Makino Clan and House of Mitsui-The rise of a Daimyo and a Merchant Family in the Genroku era-
博士論文  
 
業績詳細 ◆論文
①「本庄宿戸谷家の柳河藩立花家への大名貸」、埼玉県立文書館編『文書館紀要』第30号、2017年3月、19-38頁
②「松代藩八田家の産物会所運営-天保期を中心に-」、渡辺尚志編『藩地域の村社会と藩政』岩田書院、2017年1月、353-399頁
③「将軍綱吉の阿部邸御成り」、埼玉県立文書館編『文書館紀要』第29号、2016年3月、23-42頁
④「大名と御用商人-三井家の大名金融-」、埼玉教育文化研究所編『さいたまの教育と文化』第75号、2015年4月、40-44頁
⑤「忍藩阿部家の江戸屋敷」、埼玉県立文書館編『文書館紀要』第28号、2015年3月、19-38頁
⑥「在宅鳥見役の野扶持受取」、新西郊文化研究会編『新西郊文化』第3号、2014年3月、17-20頁
⑦「特別展「甲州道中へのいざない」成果と課題」、『杉並区立郷土博物館研究紀要』第21号、2014年3月、23-28頁
⑧「近世後期三井家の笠間藩牧野家への大名貸」、東京学芸大学史学会編『史海』第60号、2013年5月、8-23頁
⑨「データベースから見る大河ドラマ-考証・指導と地域文化の視点から-」、大石学・時代考証学会編『大河ドラマと地域文化-「篤姫」「龍馬伝」と鹿児島-』高城書房、2012年3月、83-138頁
⑩「一八世紀における三井家の大名貸-笠間藩牧野家を事例として-」、近世史研究会編『論集きんせい』第33号(査読付)、2011年5月、23-53頁
⑪「松代藩御用商人八田家の金融-文化・文政期を中心に-」、荒武賢一朗・渡辺尚志編『近世後期大名家の領政機構-信濃国松代藩地域の研究Ⅲ-』岩田書院、2011年5月、61-99頁
⑫「宿財政と江戸商人の動向」、大石学監修・東京学芸大学近世史研究会編『内藤新宿と江戸-首都江戸と周辺の結節点の視点から-』名著出版、2010年6月、207-270頁
⑬「三井家の発展と大名貸-延岡藩牧野氏を事例として-」、宮崎県地域史研究会編『宮崎県地域史研究』第24号、2009年10月、1-34頁
⑭「江戸城と御菓子」、大石学編『時代考証の窓から-篤姫とその世界-』東京堂出版、2009年1月、98-107頁
⑮「将軍綱吉の牧野邸御成り」、大石学編『高家前田家の総合的研究-近世官僚制とアーカイブズ-』東京堂出版、2008年12月、327-410頁
⑯「近世大名牧野氏と三井家-元禄期台頭の新興勢力-」(修士論文東京学芸大学教育学研究科)2008年3月、1-71頁(本文編)、1-57頁(図表編)

◆史料紹介
①収蔵資料目録第55集『飯塚家文書目録』、埼玉県立文書館、2016年3月、1-290頁
②「平成二三年度購入史料「堀江家文書」目録および解題」、『杉並区立郷土博物館研究紀要』第20号、2013年3月、31-40頁
③「松岡家の金融に関する文書」、大石学「石川県立歴史博物館所蔵「大鋸コレクション松岡家文書補遺」目録および解題」『東京学芸大学紀要 人文社会科学系Ⅱ第62集』、2011年1月、103-104頁
④「藩・藩士との関係にもとづく文書」、大石学「東京学芸大学大石学研究室所蔵「加賀国金沢尾張町松岡家文書目録」および解題」『東京学芸大学紀要 人文社会科学系Ⅱ第59集』、2008年1月、73-74頁

◆書評・新刊紹介
①「黒須茂『近世武蔵の農業経営と河川改修』」、埼玉県地方史研究会編『埼玉地方史』第72号、2016年3月、44頁
②「大石学編『一九世紀の政権交代と社会変動-社会・外交・国家-』」、歴史学会篇『史潮』新68号、2010年11月、122-128頁
③「国文学研究資料館編『藩政アーカイブズの研究』」、関東近世史研究会編『関東近世史研究』第66号、2009年7月、34-38頁

◆その他業績
①「展示批評 徳川家康展」、地方史研究協議会編『地方史研究』第386号、2017年4月、95-98頁
②「杉並区立郷土博物館みおつくしの会」、古文書学会編『古文書研究』第76号、2013年12月、114-122頁
③杉並区立郷土博物館編『特別展 甲州道中へのいざない-行き交う人・モノ-』、2013年10月、1-48頁
④大石学編『徳川歴代将軍事典』吉川弘文館、2013年8月、「三井高利」「享保金銀」など11項目
⑤「歴史学研究会大会・近世史部会討論要旨」、歴史学研究会編『歴史学研究』No885、2011年10月、85-88頁
⑥「第一回シンポジウムレポート」、大石学・時代考証学会編『時代考証学ことはじめ』東京堂出版、2010年11月、134-139頁
⑦史学会編『史学雑誌』第119編第5号、2010年5月、「近世(2009年の歴史学界-回顧と展望)」「産業・流通」の中の「商業・経営」「貨幣・金融・米穀市場」の項目、112-113頁
⑧大石学編『江戸幕府大事典』吉川弘文館、2009年12月、「札差」「株仲間」「為替」「金座」など60項目

◆一般書等
①大石学監修『現代語 抄訳で楽しむ 東海道中膝栗毛と続膝栗毛』角川書店、2016年9月、分担執筆
②大石学編『史上最強 カラー図解 江戸時代のすべてがわかる本』ナツメ社、2009年8月、「江戸時代の貨幣」「三井越後屋」など15項目
③大石学編『江戸のうんちく-社会と江戸-』角川ソフィア文庫、2008年9月、「貨幣」「呉服屋」「菓子」「大店」「富くじ」「相撲」の6項目
④大石学編『知っておきたい江戸の常識-事件と人物-』角川ソフィア文庫、2007年9月、「貨幣改鋳」「井原西鶴」「紀伊国屋文左衛門」の3項目
⑤大石学『坂の町・江戸東京を歩く』PHP研究所、2007年9月、「白子坂」、383-386頁
⑥みらい科ワンダーボックス『おもしろ歴史たんてい団』第4号、仕事に歴史あり!、ベネッセコーポレーション、2006年9月、第4章「先生や医師など、いろいろな職業の歴史を知りたい!」47-55頁
⑦みらい科ワンダーボックス『おもしろ歴史たんてい団』第3号、食べ物に歴史あり!、ベネッセコーポレーション、2006年8月、第4章「お菓子って、どのように生まれて、種類が増えていったの?」、51-59頁
⑧みらい科ワンダーボックス『おもしろ歴史たんてい団』第2号、衣服に歴史あり!、ベネッセコーポレーション、2006年7月、第4章「化学せんいって何?」、53-59頁
⑨みらい科ワンダーボックス『おもしろ歴史たんてい団』第1号、建物に歴史あり!ベネッセコーポレーション、2006年6月、第3章「どうして古墳はつくられたのか?」、35-43頁

◆編集協力等
①鎌田和宏監修『絵でわかる社会科事典 衣食住の歴史』学研教育出版、2014年2月、校正協力
②大石学編『江戸幕府大事典』吉川弘文館、2009年12月、付録協力
③大石学『元禄時代と赤穂事件』角川選書、2007年3月、校正協力
④大石学編『近世藩制・藩校大事典』吉川弘文館、2006年3月、校正協力

◆時代劇
①松竹配給 映画「殿、利息でござる!」、2016年5月、協力(埼玉県立文書館名義)
②NHK木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」、2014年1月9日~3月20日、全9回、時代考証補
③NHK大河ドラマ「龍馬伝」、2010年11月21日・28日、第47回・最終回、資料提供
④NHK土曜時代劇「陽炎の辻3」、2009年4月18日~8月8日、全14回、時代考証補
⑤NHK正月時代劇「陽炎の辻スペシャル」、2009年1月3日、時代考証補
⑥NHK土曜時代劇「陽炎の辻2」、2008年9月6日~11月22日、全12回、時代考証補
⑦『NHK土曜時代劇 陽炎の辻2~居眠り磐音江戸双紙~完全ガイドブック』双葉社、2008年8月、トリビア監修
⑧NHK木曜時代劇「陽炎の辻」、2007年7月19日~10月11日、全11回、時代考証補

◆学会報告・講演
①「武家儀礼と大名社会-将軍綱吉の大名邸御成り-」、埼玉県地方史研究会・埼玉民俗の会合同例会(於埼玉県立歴史と民俗の博物館)、2017年1月28日
②「将軍綱吉と柳沢吉保」、(於ウェスタ川越)、2017年1月11日
③「天保期笠間藩牧野家の財政政策」、関東近世史研究会例会(於法政大学)、2016年6月24日
④「台所は火の車-近世大名の財政事情-」、第5回ミュージアムフォーラム(於埼玉県立歴史と民俗の博物館)、2016
年1月30日)
⑤「大名と御用商人-三井家の大名金融-」、第18回科学技術シンポジウム(於埼玉共済会館)、2015年3月7日
⑥「近世後期笠間藩牧野家の財政政策」、第53回近世史サマーセミナー個別報告(於茨城県ひたちなか市・丸徳旅館)2014年7月20日
⑦「江戸時代の高円寺」(於高円寺地域区民センター)、2014年1月17日
⑧「江戸時代の高井戸」(於高井戸地域区民センター)、2013年6月14日
⑨「近世後期三井家の笠間藩牧野家への大名貸」、東京学芸大学史学会大会自由論題報告(於東京学芸大学)、2012年6月17日
⑩「三井家の笠間藩牧野家への大名貸-寛政~文政期を中心に-」、歴史学研究会近世史部会例会(於学習院大学)、2011年11月11日
⑪「データベースから見る大河ドラマ-考証・指導と地域文化の視点から-」、時代考証学会第1回フォーラムin鹿児島(於鹿児島県歴史資料センター黎明館講堂)、2011年7月2日
⑫「近世御用商人の領主金融」、歴史学研究会近世史部会大会支援報告(於文京区立湯島地域活動センター)、2011年2月26日
⑬「一八世紀における三井家の大名貸-笠間藩牧野氏を事例として-」近世史研究会例会(於東京大学)、2010年11月25日
⑭「三井家の牧野氏への大名貸-藩主貞長期を事例として-」、近現代史研究会第89回研究会報告(於立正大学)、2010年7月3日
⑮「松代藩御用商人八田家の金融-文化期を中心として-」、信濃史学会・平成21年度秋季例会(於長野市立博物館)、2009年11月14日
⑯「大名と御用商人」、第47回近世史サマーセミナー分科会(於千葉県成田市・旅館扇屋)、2008年7月19日

所属学会 近世史研究会、埼玉県地方史研究会、宮崎県地域史研究会、東京学芸大学史学会
担当可能領域 日本近世史
読解可能言語 英語
職歴 2014年 4月-現在     埼玉県立文書館学芸員
2012年 4月-2014年3月 杉並区立郷土博物館学芸員
2010年 4月-2012年3月 成蹊大学文学部非常勤職員
2011年 8月-2011年8月 早稲田大学オープンカレッジ講師
2010年 7月-2011年3月 一橋大学大学院社会学研究科科研費アシスタント
2009年 7月-2010年3月 一橋大学大学院社会学研究科科研費アシスタント
2008年 5月-2014年3月 国分寺市教育委員会非常勤職員
2006年 9月-2010年3月 株式会社虎屋・虎屋文庫非常勤職員
2006年12月-2007年1月 東京学芸大学留学生センター・チューター
特記事項 中学校教諭専修免許状(社会)、高等学校教諭専修免許状(地理歴史、公民)、中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、学芸員資格

*「修士論文」、「博士論文」の上段・下段はそれぞれ日本語タイトル、英文タイトルを示す。

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