若手研究者紹介

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若手研究者一覧

フリガナ クリハラ マサシ
名前 栗原 真史
専攻分野 社会学、都市研究
研究概要 「家」や「住宅」が構成される論理とその動態に関して、マクロ・レベルでの構造変動とミクロ・レベルでの生活戦略の双方の観点からの社会学的研究に取り組んでいます。
a. 博士課程では、1980年代末・東京における「バブル」と呼ばれる一連の出来事の連鎖に注目して、地価高騰の最中で都心住民が直面した「家」に関する選択とその後の経験に関する調査・研究を行っています。再開発や立ち退き、地域の人口流出に対して、住民たちは草の根レベルにおいてどのように対応し、その後の生活を送っているのか。こうした問いを、住民や家族、個人のひとつひとつの経験に則しながら、当時の国家・自治体の政策とその後の変化を踏まえつつ、具体的なフィールドワークによって解明していきます。
b. また、2015年度から現在まで、首都圏郊外団地の社会学的研究を主題として、埼玉県・みさと団地をフィールドとした調査活動に従事しています。現在は団地空間の「不確実性」「裂け目」を中心テーマとして、(1) 戦後の日本住宅公団による団地開発を支えてきた論理と構造、(2) その矛盾への対応としてのローカル・レベルでの住民運動の生起(保育園・幼稚園要求運動を中心に)、(3) 以降の少子高齢化・再活性化に直面する団地内のコミュニティ・地域活動との連続性と変容、に関する継続的な記述・分析を試みます。
現在の研究テーマ バブル期における立退き・地域変容・住宅政策――東京都心部を事例に
キーワード 家、住宅、空間、移動、郊外、社会学、住宅政策
研究業績 *
  修士論文 地価高騰下の住宅危機とローカルな政治の変容――バブル期・東京都心区の住宅政策を事例に
The Changing Role of Local Politics and the Housing Crisis during the Land Boom of Bubble Economy: The Housing Policy Development in the City Center of Tokyo
博士論文  
 
業績詳細 ◆論文
【査読なし】
町村敬志・辰巳智行・小股遼・〇栗原真史・菰田レエ也・杉山怜美・高橋絢子・長嶋祐基、「イベントスペースをどうとらえるか――研究方法と結果概要――」、町村敬志編『イベントスペースの現在――「東京イベントスペース2016」データをもとに』(一橋大学社会学研究科社会学共同研究室 リサーチアウトプット・シリーズ)、15-32頁、2017年3月.
〇栗原真史、「『複合』する空間、『雑居』する空間――『施設形態』を中心としたイベントスペースの分析――」、同上、pp.75-84頁、2017年3月.

◆学会報告等
【口頭発表・査読なし】
① 〇栗原真史、「イギリス福祉国家におけるハウジング研究の射程」、唯物論研究協会第38会大会(於群馬大学荒巻キャンパス)、2015年10月.
② 〇栗原真史、「地価高騰下における「住民」の解体と再編――バブル期・東京都心の住宅政策を事例に」、都市社会学会第35会大会(於早稲田大学早稲田キャンパス)、2017年9月.
③ 〇栗原真史、「新しい都市の危機と住宅政策――新自由主義化との議論の再接続のために――」、唯物論研究協会第40会大会(於神戸大学鶴甲第二キャンパス)、2017年11月.

◆研究協力
みさと団地調査会、『郊外型集合住宅で展開する複合型サービスに求められる課題――地域包括ケアシステム上の住民のニーズを明らかにする』、2015年9月15日.

◆その他
みさと団地調査会、『みんなで創る みさと団地未来プロジェクト――みさと団地調査会からの提言』、健和会医療福祉調査室、pp.12・23頁、2016年.(分担執筆)

所属学会 関東社会学会、都市社会学会、唯物論研究協会
担当可能領域 社会学、都市研究、地域研究
読解可能言語 英語、フランス語
職歴 2018年4月~         日本学術振興会・特別研究員(DC2)
2017年9月~2018年3月 一橋大学・法学研究科 リサーチ・アシスタント
2017年9月~2017年1月 一橋大学大学院社会学研究科 ティーチング・アシスタント (社会調査法2)
2016年9月~2016年2月 一橋大学大学院社会学研究科 ティーチング・アシスタント (社会変動論)
2016年4月~2016年7月 一橋大学大学院社会学研究科 ティーチング・アシスタント (社会科学概論)
2015年4月~2016年3月 健和会医療福祉調査室・事務員
特記事項

*「修士論文」、「博士論文」の上段・下段はそれぞれ日本語タイトル、英文タイトルを示す。

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