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フリガナ ノズエ カズム
名前 野末 和夢
専攻分野 比較政治学、政治理論、政治思想
研究概要 「社会的経済」をめぐる福祉国家再編の政治:フランスの福祉ガバナンスを中心にして
本研究の目的は、フランスの事例を中心にし、非営利セクターなどの一群の民間組織を組み込んだ福祉ガバナンス構造に向けて福祉国家の再編がどのようにして進行しているのか(またはしていないのか)、その政治的動態と要因を把握するための理論枠組みを構築することにある。言い換えれば、以下の大枠のリサーチ・クエッションを立てている。
① 福祉国家再編の変容過程において、福祉生産・供給体制の組み替え(民間組織の組み込み)の要因は何か、いかなるロジックで起きたのか。(動態)
② 先進諸国の政治経済システム、その一理念型としての福祉国家において、社会的経済や社会的企業などの民間組織による福祉供給機能はどのような認識枠組みの下に位置づけられるのか。(静態)
以上を踏まえて、本研究は、福祉政治の今日的動態を国際比較の観点から説明し、福祉政治を取り巻く研究一般のための有益な示唆の提供を目指す。近年では主なアプローチとして、言説中心アプローチ(言説的制度論など)とガバナンス論とを架け橋する枠組みの構築に取り組んでいる他、日仏の福祉国家の歴史的展開について(社会的経済や非営利セクターの展開を踏まえた)再検討を行っている。
現在の研究テーマ 福祉国家再編の政治研究:福祉ガバナンスを中心にして
キーワード
研究業績 *
  修士論文 「フランスにおける社会的経済と消費協同組合をめぐる言説編成:十九世紀-二〇世紀転換期の「連帯」の再検討を通じて」
THE DISCURSIVE FORMATION OF THE SOCIAL ECONOMY AND THE COOPERATION IN FRANCE: RECONSIDERING "SOLIDARITY" AT THE TURN OF THE TWENTIETH CENTURY
博士論文  
 
業績詳細 ◆論文
・野末和夢(2017)「第三共和政前期フランスの『社会的経済』の展開に関する思想史的分析:ジッド、マビヨ、ブルジョワを中心にして」『社会思想史研究』第41号、藤原書店、93-115頁(査読有)
野末和夢(2015)「フランスの政治文化とデモクラシー: P. ロザンヴァロンのフランス・デモクラシー論」『一橋社会科学』第七巻、33-41頁(査読有)
「フランスにおける社会的経済と消費協同組合をめぐる言説編成:十九世紀-二〇世紀転換期の「連帯」の再検討を通じて(THE DISCURSIVE FORMATION OF THE SOCIAL ECONOMY AND THE COOPERATION IN FRANCE: RECONSIDERING "SOLIDARITY" AT THE TURN OF THE TWENTIETH CENTURY)」 (修士論文一橋大学大学院社会学研究科2016年1月提出)

学会報告
・野末和夢(口頭発表)「フランスにおける福祉ガバナンスの変容:『社会的経済』をめぐる制度/言説を中心にして」社会政策学会、第135回(2017年度秋季)大会、於愛知学院大学、2017年10月28日。
・野末和夢(口頭発表)「実証哲学あるいは実証主義における科学/社会:サン=シモンとその弟子コントから」一橋哲学・社会思想学会、第17回(2015年度春季)大会、於一橋大学、2015年6月13日。

所属学会 社会政策学会、政治思想学会、社会思想史学会
担当可能領域 比較政治学、政治理論、政治思想史、フランス政治史
読解可能言語 英語、フランス語、ドイツ語
職歴 2017年4月 2017年6月 一橋大学ティーチング・アシスタント(比較政治)
2016年4月 2016年8月 一橋大学ティーチング・アシスタント(比較政治)
2015年10月 2016年2月一橋大学ティーチング・アシスタント(社会科学概論Ⅱ)
2014年4月 2014年8月 一橋大学ティーチング・アシスタント(政治思想)
特記事項 日本学術振興会特別研究員(DC1:2016年4月 2019年3月)

*「修士論文」、「博士論文」の上段・下段はそれぞれ日本語タイトル、英文タイトルを示す。

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