若手研究者紹介

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若手研究者一覧

フリガナ サナダ ミサ
名前 真田 美沙
専攻分野 哲学
研究概要 ヘーゲル『大論理学』存在論の成立過程をその背景とともに明らかにする研究を行っています。たとえば無限性概念にかんする最近の研究では、存在論における無限性概念の位置づけの変遷や度量概念との連関を明らかにすると同時に、それらの概念とカントやヘルダーリンの著作での概念枠組みとの類似と相違の解明についても試みました。
 現在は、「ヘーゲル『大論理学』存在論の基本的構成の成立」をテーマに博士論文を執筆中です。存在論では無限性の概念だけでなく、「学は何から始められなければならないか」という学の始元の問題や、シェリング哲学に由来する「絶対的無差別」の概念なども扱われています。これらはいずれも「存在」という概念を軸に構成されており、博士論文でヘーゲルのそうした「存在」概念を明らかにしていく予定です。
現在の研究テーマ ヘーゲル論理学存在論の基本構成の成立
キーワード ヘーゲル、論理学、存在、無限性、始元論、直接性、媒介
研究業績 *
  修士論文 ヘーゲル『大論理学』における量に関する研究
Hegel’s Theory of Quantity in Science of Logic
博士論文  
 
業績詳細 ◆著書
(共著)寄川条路編、「論理学・形而上学講義:「予備概念」の成立」(第三章)、『ヘーゲル講義録の研究』、法政大学出版局、2016年、45‐60頁。

◆論文
「ヘーゲル論理学存在論における三つの無限性:イェーナ論理学「一重の関係」から『大論理学』「存在論」へ」、『哲学』、日本哲学会、2017年、139‐153頁。(査読付き)
「量における質の回復について:ヘーゲル『大論理学』における「定量の無限性」を中心に」、『ヘーゲル哲学研究』、日本ヘーゲル学会編集委員会編、2015年、133-146頁。(査読付き)
「ヘーゲル『大論理学』における量に関する研究」(修士論文一橋大学大学院社会学研究科)、2014年1月。
「ヘーゲル『大論理学』における量の適用範囲」、『哲学の探求』、哲学若手研究者フォーラム、第40号、2013年、65-82頁。


◆学会報告等
「ヘーゲル哲学における導入と端緒について」、一橋大学哲学・社会思想学会、一橋大学第三研究館、2016年11月26日。
「ヘーゲルとプフライデラー」、哲学若手研究者フォーラム、国立オリンピック記念青少年総合センター、2016年7月16日。
Die Rolle des Gewissens in der Anthropologie bei Hegel (Arbeitstitel), The 16. Hitotsubashi International Conference on Philosophy/Social Philosophy/Applied Ethics, Hitotsubashi University, Jun. 28, 2016.
Die Möglichkeit der Versöhnung der ontologischen Stellungen von Menschen und Tieren, im 31. internationalen Hegel-Kongress, Ruhr-Universität Bochum, Deutschland, 19. Mai 2016.
Die Wiederherstellung der Qualität in Quantität: Die Unendlichkeit des Quantums in Hegels Wissenschaft der Logik, im Kolloquium “Probleme der Ersten Philosophie”, Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg, Deutschland, 11. Juni 2015.
「量における質の回復について:ヘーゲル『大論理学』における「定量の無限性」を中心に」、日本ヘーゲル学会第20大会、静岡大学、2014年12月発表。
真田美沙、飯泉佑介、石川伊織、「「KunstとWerk『精神現象学』宗教章B「芸術宗教」論の諸問題」、日本ヘーゲル学会、2014年6月発表。
真田美沙、飯泉佑介、石川伊織、「『精神現象学』「宗教章」冒頭における宗教の位置付けと意義」、日本ヘーゲル学会、宇都宮大学、2013年6月発表。
「ヘーゲル『大論理学』における「言語」と「量」」、哲学若手研究者フォーラム、国立オリンピック記念青少年総合センター、2012年7月発表。

◆講演原稿翻訳
チョン=フック・ロウ(香港大学)、「ヘーゲルの自由の論理」、チョン=フック・ロウ教授講演会、一橋大学、2016年6月17日。
クラウス・フィーヴェーク(イェーナ大学)、「自由の思惟 自由意志の論理的コード」、自由の諸側面 フィーヴェーク教授『自由の思惟』から見たヘーゲル『法哲学』、第5回一橋哲学社会思想フォーラム、2015年3月14日。

所属学会 日本哲学会、日本ヘーゲル学会、応用哲学会
担当可能領域 哲学、倫理学、思想史、ドイツ語
読解可能言語 ドイツ語、英語
職歴 2012年5月-2013年1月 一橋大学社会学部ティーチング・アシスタント(3・4年演習)
2014年5月-2014年7月 一橋大学ティーチング・アシスタント(哲学)
特記事項 ◆留学経験
2015年4月-2016年3月ハイデルベルク大学哲学部留学(短期研究)
2017年10月-     ハイデルベルク大学哲学部留学(長期研究・DAAD)
◆語学検定
DSH-3(高等教育機関入学のためのドイツ語能力試験、ハイデルベルク大学、2016年1月28日取得)
◆競争的資金等の獲得
2017年度DAAD(ドイツ学術交流会)研究奨学金
◆その他
2017年2月8日 一橋大学大学院社会学研究科 ティーチングフェロープログラム修了

*「修士論文」、「博士論文」の上段・下段はそれぞれ日本語タイトル、英文タイトルを示す。

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