教員紹介

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渡辺 尚志 (わたなべ・たかし)

教授 、1957年生
総合社会科学専攻:歴史社会研究分野(社会史日本)
研究室:別館2階16
オフィスアワー:火曜12:30~13:00 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

日本近世史、村落史

現在の研究テーマと今後の抱負

日本近世を中心に、中世や近代まで射程を延ばして、村と村人の歴史を明らかにしようとしている。具体的には、以下のテーマを設定している。(1)周防国(現山口県)の豪農林勇蔵を取り上げ、彼が幕末・維新期に何を考え、どのように行動したか、彼の明治維新観がいつごろ何を契機に形成されたか、を追求する。(2)大阪府藤井寺市域における村落秩序と豪農経営を分析する。(3)信濃国(現長野県)の大名であった松代藩真田家を対象に、同藩の領民が起こした訴訟事件を分析して、当時の村人たちの存在形態と意識内容、村人たちと藩との関係のあり方をさぐる。(4)相模国の豪農で自由民権運動にも関わった山口左七郎の生涯を明らかにすることを通じて、村における近世から近代への移行過程を解明する。(5)出羽国村山郡の幕末維新期の変動状況を解明する。

担当科目

大学院:

専攻 分野/科目群 番号 科目名 学期 曜日 時限
総合社会科学専攻歴史社会研究分野4601日本社会史 I (前近代)春・夏3
総合社会科学専攻歴史社会研究分野4602日本社会史 II (近代)秋・冬3
総合社会科学専攻歴史社会研究分野4629リサーチワークショップ通年集中 
研究科共通科目高度職業人養成科目4718アーカイブズ管理研究Ⅰ(記録管理と評価選別)秋・冬集中 
研究科共通科目高度職業人養成科目4719アーカイブズ管理研究Ⅱ(記述の実践)秋・冬集中 
大学院ゼミナール

学部:

科目区分 番号 科目名 学期 曜日 時限
社会学科導入科目40104導入ゼミナールⅠ2
社会学科導入科目40105導入ゼミナールⅡ2
社会学科導入科目40121社会研究入門ゼミナール(渡辺 尚志)春・夏5
学部後期ゼミナール

学歴

1981年 3月 東京大学文学部国史学科卒業
1981年 4月 東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程修士課程入学
1983年 3月 同課程修了
1983年 4月 東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程進学
1988年 3月 同課程単位取得退学

学位

修士号(1983年 文学修士、東京大学)
博士号(1995年 博士(文学)、東京大学)

職歴

1988年 4月 国文学研究資料館史料館(国立史料館)助手
1993年 4月 一橋大学社会学部助教授
2000年 4月 一橋大学大学院社会学研究科助教授に配置替え
2001年 4月 一橋大学大学院社会学研究科教授

主要業績
A.著書・共著等

・『百姓の主張』, 柏書房, 2009.10.10
・『百姓たちの江戸時代』, 筑摩書房, 2009.6.10
・『東西豪農の明治維新』, 塙書房, 2009.3.5
・渡辺尚志・小関悠一郎編『藩地域の政策主体と藩政』(共編著), 岩田書院, 2008.7
・『百姓の力』, 柏書房, 2008.5.25
・『近世の村落と地域社会』, 塙書房, 2007.10.10
・『惣百姓と近世村落』, 岩田書院, 2007.6
・『豪農・村落共同体と地域社会』, 柏書房, 2007.4.25
・渡辺尚志編『近代移行期の名望家と地域・国家』(編著), 名著出版, 2006.11
・渡辺尚志・長谷川裕子編『中世・近世土地所有史の再構築』(共編著), 青木書店, 2004.10.20
・『遠くて近い江戸の村』, ろん書房出版, 2004.9.30
・『 浅間山大噴火』, 吉川弘文館, 2003.11.1
・『千葉県史 史料編近世2(安房)』(共著), 千葉県, 1999
・『近世地域社会論――幕領天草の大庄屋・地役人と百姓相続』(編著), 岩田書院, 1999
・『寒川町史6 通史編 原始・古代・中世・近世』(共著), 神奈川県寒川町, 1998
・『近世村落の特質と展開』, 校倉書房, 1998
・『千葉県地域史料現状記録調査報告書第3 集 茂原市藤乗家文書2』(編著), 千葉県, 1997
・『江戸時代の村人たち』, 山川出版社, 1997
・『千葉県地域史料現状記録調査報告書第2 集 茂原市藤乗家文書1』(編著), 千葉県, 1996
・『新しい近世史4 村落の変容と地域社会』(編著), 新人物往来社, 1996
・『日本農書全集63巻 農村振興』(共著), 農山漁村文化協会, 1995
・『田無市史 第三巻通史編』(共著), 東京都田無市, 1995
・『近世米作単作地帯の村落社会――越後国岩手村佐藤家文書の研究』(編著), 岩田書院, 1995
・『近世の豪農と村落共同体』, 東京大学出版会, 1994
・『近世房総地域史研究』(共編著), 東京大学出版会

B.論文(94年以降)

・「明治初年の青年・山口左七郎」『自由民権』 通巻23号, p.22-39, 町田市立自由民権資料館, 2010.3
・「近世・近代移行期の村をどうとらえるか」『歴史と文化』 通巻18号, p.3-19, 栃木県歴史文化研究会, 2009.8
・「セイフティネットとしての村」『月刊自治研』 通巻598号, p.38-45, 自治労出版センター, 2009.7
・「近世・近代移行期の村と地域をどうとらえるか」『史海』 通巻56号, p.66-76, 東京学芸大学史学会, 2009.5
・「村方騒動から見た江戸時代の村」『房総史学』 通巻49号, p.40-53, 千葉県高等学校教育研究会歴史部会, 2009.3
・「天明三年浅間山大噴火時の被災村落の復興過程」江戸遺跡研究会編『災害と江戸時代』, p.212-230, 吉川弘文館, 2009.1
・「日本近世村落史からみた大塚共同体論」小野塚知二・沼尻晃伸編『大塚久雄『共同体の基礎理論』を読み直す』, p.97‐128, 日本経済評論社, 2007.4
・「近世村落史研究を拡げる―畿内村落の分析を通じて」『白山史学』 通巻43号, p.1‐14, 東洋大学白山史学会, 2007.4
・「総説 近世の村と町」『千葉県の歴史 通史編近世1』, p.531‐552, 千葉県, 2007.3
・「上総の地域特性」『千葉県の歴史 通史編近世1』, p.99‐124, 千葉県, 2007.3
・「近世村落社会論」『日本歴史』 通巻700号, p.95-103, 日本歴史学会, 2006.9
・「藩地域論と地域社会論」『歴史評論』 通巻676号, p.53-65, 歴史科学協議会, 2006.8
・「組合と仲間」福田アジオ編『結社の世界史1 結衆・結社の日本史』, p.56-68, 山川出版社, 2006.7
・「村の世界」歴史学研究会・日本史研究会編『日本史講座5 近世の形成』 第5巻第号, p.167‐196, 東京大学出版会, 2004.10
・「大名家文書の中の『村方文書』」高木俊輔・渡辺浩一編『日本近世史料学研究――史料空間論への旅立ち』, 北海道大学図書刊行会, 2000
・「地域社会の関係構造と段階的特質」『歴史評論』 通巻599号, 2000
・「十七世紀後半における『惣百姓』について――上総国長柄郡本小轡村を事例として」『千葉県史研究』 通巻7(別冊)号, 1999
・「歴史学からみた明治維新」『一橋論叢』 第121巻第4号, 1999
・「近世村落についての覚書」『社会学研究』 通巻35号, 一橋大学研究年報, 1996
・「日本近世の土地所有と土地契約」『近現代史研究会会報』 通巻28号, 1996
・「近世の村と寺――紀伊国伊都郡境原村を事例として」『国立歴史民俗博物館研究報告』 通巻69号, 1996
・「幕末の鉄座設立運動と由緒」久留島浩・吉田伸之編『近世の社会集団』, 山川出版社, 1995
・「浅間山噴火」安丸良夫他編『岩波講座日本通史14 近世4』, 岩波書店, 1995
・「近世後期の年貢関係史料について――下総国相馬郡川原代村を事例として」千葉歴史学会編『千葉史学叢書3 近世房総の社会と文化』, 高科書店, 1994
・「『草莽の志士』型豪農と村・地域」『一橋論叢』 第111巻第2号, 1994

C.翻訳

D.その他(94年以降)

〔書評・新刊紹介〕

・(書評) 平野哲也著『江戸時代村社会の存立構造』 (御茶の水書房, 2004.12.3), 『歴史学研究』 通巻810号, 2006.1
・(書評) 大塚英二著『日本近世農村金融史の研究』, 『史学雑誌 107(6)』, 1998
・(書評) 白川部達夫著『日本近世の村と百姓的世界』, 『日本歴史 574』, 1996

〔一般雑誌等への論文・記事等の掲載〕

・「天明浅間山噴火(1783年) 古文書からわかる被害の状況と復興の努力」『月刊地震レポート SEISMO』, (財)地震予知総合研究振興会地震調査研究センター, 2007.3.1
・「地域社会の関係構造と段階的特質」『歴史評論 594 (歴史科学協議会大会報告準備ペーパー)』, 1999
・「歴史科学協議会大会篠宮雄二氏報告批判」『歴史の理論と教育 104』, 1999
・「近世・近代移行期村落社会研究の現状と課題」『自由民権 10』, 町田市立自由民権資料館, 1997
・「史料整理と歴史研究――『近世米作単作地帯の村落社会』を刊行して」『史料館報 64』, 国文学研究資料館史料館, 1996
・「日本近世の土地所有と土地契約」『史学会例会報告要旨』, 史学雑誌 104(9), 1995
・「田中丘隅」『日本の歴史を解く100 人』, 文英堂, 1995
・「三浦命助」『日本の歴史を解く100 人』, 文英堂, 1995
・「安良城理論から学ぶこと」『日本封建社会成立史論 下』, 岩波書店, 1995
・「平野哲也報告についてのコメント(関東近世史研究会大会報告批判)」『関東近世史研究 38』, 1995
・「1783(天明3)年浅間山噴火」『江戸遺跡研究会第8回大会発表要旨集『災害と江戸時代』』, 江戸遺跡研究会, 1995
・「飢饉は災害だけで起こるのか」『本の歴史を解く100 話』, 文英堂, 1994
・「新田開発はどのように行われたか」『日本の歴史を解く100 話』, 文英堂, 1994
・「各地域からどんな古文書が出てくるか」『日本の歴史を解く100 話』, 文英堂, 1994
・「近世の文書目録」『千葉県史研究 2』, 1994

研究プロジェクト等(94年以降)

〔外部資金〕

・科学研究費補助金 基盤研究(B)(1), 「戦国末~明治前期畿内村落の総合的地域研究」(研究代表者), 日本学術振興会, 2004.4.1-2005.3.31
・文部省科学研究費補助金, 「幕藩領主文書と村方・町方文書群の発生・展開並びに伝存に関する史料学的研究」(研究分担者), 文部省, 1995-1997
・文部省科学研究費補助金, 「幕藩領主文書と村方・町方文書群の発生・展開並びに伝存に関する史料学的研究」(研究分担者), 文部省, 1995-1997

受賞等

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