教員紹介

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村田 光二 (むらた・こうじ)

教授 、1954年生
総合社会科学専攻:人間行動研究分野(社会心理学)

http://social-cognition-lab.blog.jp/
研究室:東本館2階218
オフィスアワー:金曜12:30~13:15 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

社会心理学、社会的認知研究

現在の研究テーマと今後の抱負

【新規の学生、院生を受け入れていません。上記ウェブページをご覧ください】社会的情報処理過程の心理的メカニズムを解明するための実験研究を実施している。現在の中心的課題は、自己と他者に関する推論である。他者推論の研究では、性格特性の推論だけでなく、感情や信念といった一時的状態の推論の問題にも、文脈情報を手がかりとした過程を中心に取り組んでいる。自己の将来についての推論も、感情予測、計画錯誤などを具体的なトピックとして実証的に研究している。これらの研究を通じて、社会的推論のメカニズムを統合的に理解する枠組みを構築したいと考えている。他方で、まずステレオタイプとステレオタイプ化に関する実験および調査研究、自己制御過程の研究にも取り組んでいる。

担当科目

大学院:

専攻 分野/科目群 番号 科目名 学期 曜日 時限
総合社会科学専攻人間行動研究分野4322リサーチワークショップ通年集中 
大学院ゼミナール

学部:

科目区分 番号 科目名 学期 曜日 時限
人間行動研究分野43202社会心理学 II (心理的分野)1
学部後期ゼミナール

学歴

1978年 3月 東京大学文学部第四類社会心理学専修課程卒業
1978年 4月 東京大学大学院社会学研究科社会心理学専門課程修士課程入学
1980年 3月 同課程修了
1980年 4月 東京大学大学院社会学研究科社会心理学専門課程博士課程進学
1985年 3月 同課程単位修得退学
1985年 4月 日本学術振興会奨励研究員採用
1986年 3月 同上終了

学位

修士号(1980年 社会学修士、東京大学)

職歴

1986年 4月 帝京大学文学部講師
1988年 4月 東京学芸大学教育学部助教授
1993年 4月 一橋大学社会学部助教授
1996年10月 一橋大学社会学部教授
2000年 4月 一橋大学大学院社会学研究科に配置替え(現在に至る)
2010年12月  一橋大学 大学院社会学研究科長・社会学部長(2012年11月まで)
2014年12月  一橋大学 理事・副学長(研究、国際交流、社会連携担当)(2016年11月まで)
【非常勤職歴】(2004年度以降)
2004年4月-2008年3月 放送大学(現代の社会心理学)
2005年4月-2006年3月 和光大学人間科学部(社会心理学A,社会心理学B)
2005年4月-2007年3月 明治学院大学大学院心理学研究科(集団過程論)
2006年4月-現在 東京大学教養学部(社会行動論)
2006年9月-2007年3月 学習院大学文学部(心理学特殊講義)
2007年4月-2008年3月 学習院大学大学院文学研究科(心理学演習)
2007年9月-2008年3月 明治学院大学心理学部(社会心理学2)
2008年4月-現在 放送大学(社会心理学の基礎と応用)
2008年9月-2009年3月 明治学院大学 大学院社会学研究科(社会心理学研究2B) 心理学部(社会心理学2)
2009年8月 大阪大学人間科学部・大学院人間科学研究科 集中講義(対人社会心理学)
2010年4月-9月 慶應義塾大学文学部(人間科学特殊講義)
2010年7月 新潟大学人文学部 集中講義(心理学特殊講義)
2012年8月 京都大学教育学部・教育学研究科 集中講義(社会認知論)

主要業績
A.著書・共著等

・亀田達也・村田光二編『複雑さに挑む社会心理学-適応エージェントとしての人間 [改訂版]』(共著), 有斐閣, 2010.10.15
・村田光二編『社会と感情』(編著), 北大路書房, 2010.5.20
・安藤清志・村田光二・沼崎誠編『新版 社会心理学研究入門』(共編著), 東京大学出版会, 2009.9.18
・村田光二・山田一成・佐久間勲編『社会心理学研究法』(共編著), 福村出版, 2007.4.10
・『現代の社会心理学』(共編著), 放送大学教育振興会, 2004
・『複雑さに挑む社会心理学――適応エージェントとしての人間』(共著), 有斐閣, 2000
・『こころと社会――認知社会心理学への招待』(共著), 東京大学出版会, 1991
・『テレビと子どもの発達』(共著), 東京大学出版会, 1987

B.論文(94年以降)

・「社会的排斥が集団成員の類似性の知覚に与える影響」(共著) 『社会心理学研究』 第32巻第1号, p.1-9, 2016.8
・「白色または黒色の着衣が道徳性の自己認知に及ぼす影響」(共著) 『実験社会心理学研究』 第55巻第2号, p.130-138, 2016.6
・“Effects of resource divisibility and expectations of sharing on envy” (co-author) Motivation and Emotion 39(6), p.961-972, 2015.12
・「競争意識が嫉妬的ステレオタイプの抑制後のリバウンド効果に及ぼす影響」『実験社会心理学研究』 第54巻第2号, p.112-124, 日本グループ・ダイナミックス学会, 2015.3
・「獲得可能性が妬み感情に及ぼす影響」(共著) 『心理学研究』 第85巻第1号, p.1-8, 日本心理学会, 2014.4
・「嫉妬的ステレオタイプの抑制における代替思考方略の効果」(共著) 『対人社会心理学研究』 通巻14号, p.35-44, 大阪大学大学院人間科学研究科社会心理学研究室, 2014.3
・“Accentuation of bias in jury decision-making” (co-author) Group Processes & Intergroup Relations 17(1), p.110-124, SAGE Publications, 2014.1
・「伝統的・非伝統的女性の事例想起が潜在的性役割観に及ぼす影響」(共著) 『認知科学』 第20巻第3号, p.307-317, 日本認知科学会, 2013.9
・「有限の顕現化と社会的価値の志向性が悲しみを伴った感動に及ぼす影響」(共著) 『心理学研究』 第84巻第2号, p.138-145, 日本心理学会, 2013.6
・「音声提示された状況情報からの自発的感情推論」(共著) 『感情心理学研究』 第19巻第2号, p.60-67, 日本感情心理学会, 2012.2
・「重要他者とのネガティブな出来事が時間的距離感に及ぼす影響」(共著) 『実験社会心理学研究』 第50巻第2号, p.148-157, 日本グループ・ダイナミックス学会, 2011.2
・「ネガティブなステレオタイプの抑制におけるリバウンド効果の低減方略:代替思考の内容に注目して」(共著) 『社会心理学研究』 第26巻第1号, p.46-56, 2010.8
・「状況情報からの自発的感情推論-その生起と視点取得の役割の検討」(共著) 『実験社会心理学研究』 第50巻第1号, p.2-14, 2010.8
・“Better safe than sorry: Situational correction in interpersonal competition” (co-author) Social Cognition 28(4), p.465-489, Guilford Press, 2010.8
・“From international sports to international competition: Longitudinal study of the Beijing Olympic Games.” (co-author) Asian Journal of Social Psychology 13(2), p.128-138, Wiley-Blackwell, 2010.6
・「後悔の過大推測:ネガティブ・フィードバック直後と時間経過後の予期的後悔と経験後悔」(共著) 『実験社会心理学研究』 第48巻第2号, p.150-158, 日本グル-プ・ダイナミックス学会, 2009.3
・“Implicit egotism in Japan: Preference for first and family name initials” (co-author) Hitotsubashi Journal of Social Sciences 40(2), p.101-109, Hitotsubashi University, 2008.12
・“Ease of retrieval of regrettable actions/inactions and the evaluation of past” (co-author) Hitotsubashi Journal of Social Studies 40(1), p.73-79, Hitotsubashi University, 2008.7
・「意思決定における後悔:現状維持が後悔を生むとき」(共著) 『社会心理学研究』 第23巻第1号, p.104-110, 日本社会心理学会, 2007.8
・「計画錯誤の現場研究-活動の過大視、障害想像の効果、時間厳守性との関係-」『一橋社会科学』 通巻2号, p.191-214, 2007.3
・「外国人イメージの構造-調査データに基づく考察-」森村敏己編『視覚表象と集合的記憶-歴史・現在・戦争―』, p.203-233, 旬報社, 2006.11
・「感情状態が広告メッセージの精緻化に及ぼす影響:TV広告を用いた検討」(共著) 『広告科学』 通巻46号, p.104-117, 2005.8
・「注目する規範の相違による迷惑」(共著) 『社会心理学研究』 第20巻第3号, p.216-223, 日本社会心理学会, 2005.3
・「アトランタ・オリンピックと外国イメージの変化」(共著) 『社会心理学研究』 第16巻第3号, p.159-169
・「参加者固定CMCにおける対人関係-発言数と発言応答構造の分析を通じて」(共著) 『マス・コミュニケーション研究』 通巻58号, p.171-183
・「オリンピック報道と外国人イメージ」岡隆・佐藤達哉・池上知子編『現代のエスプリ 偏見とステレオタイプの心理学』 通巻384号, 1999
・“The Barcelona Olympics and the perception of foreign nations: A panel study of Japanese university students.” (co-author) Journal of Sport Behavior 22(2), p.260-278
・“College students and religious groups in Japan: How are they influenced and how do they perceive the group members?” (co-author) Japanese Psychological Research 40, 1998
・「消費者心理と広告」山本武利編『現代広告学を学ぶ人のために』, 世界思想社, 1998
・「日常生活における判断のバイアス」安藤清志・西田公昭編『現代のエスプリ 「マインド・コントロール」と心理学』 通巻369号, 1998
・「新しいコンピュータ・ネットワークのリーダー」『教育と医学』 第43巻第9号, 1995
・「人気の社会心理学――人気者はどうして生まれるのか」『児童心理』 第49巻第7号, 1995
・「『血液型性格判断』はなぜ信奉されるのか――実験的『社会的認知研究』への一つの招待」『一橋論叢』 通巻111号, 1994

C.翻訳

・『後悔を好機に変える-イフ・オンリーの心理学』(原著:Neal Roese If only: How to turn regret into opportunity, Broadway Books, New York, 2005年, English), 村田光二監修, ナカニシヤ出版, 2008.10.20
・『自分を知り、自分を変える-適応的無意識の心理学』(原著:T.D.Wilson『Strangers to ourselves: Discovering the adaptive unconscious』, The Belknap Press of Harvard University Press, 2002年, 英語)

D.その他(94年以降)

〔口頭発表〕

・「ステレオタイプ化の自覚に基づくネガティブ感情とその変化」, 日本社会心理学会第54回大会, 2013.11, 沖縄国際大学
・「感情予測がテスト勉強の動機づけに及ぼす影響―社会心理学の試験を用いた検討」, 日本心理学会第77回大会, 2013.9, 札幌コンベンションセンター(北海道医療大学)
・「ステレオタイプ化の自覚に基づく感情反応と自己評価」, 日本社会心理学会第53回大会, 2012.11, つくば国際会議場
・“When implicit gender bias becomes explicit: Effects on justification and affect”, the 9th  Biennial Conference of Asian Association of Social Psychology, 2011.7, Kunming, China
・「新規な食物への嗜好と感情予測」, 日本社会心理学会第51回大会, 2010.9, 広島大学
・「 ステレオタイプ化の自覚と潜在的自尊感情の変化-「ドクター・スミス問題」を用いた検討(2)」, 日本社会心理学会第50回大会・日本GD学会第56回大会合同大会, 2009.10, 大阪大学
・「計画錯誤とインパクトバイアスがレポート課題遂行に及ぼす影響」, 日本社会心理学会第50回大会・日本GD学会第56回大会合同大会, 2009.10, 大阪大学
・「レポート課題における感情予測―課題遂行との関係を探る」, 日本心理学会第73回大会, 2009.8, 立命館大学
・「「高い身体能力」から「低い知的能力」を推論するか?-「強いスポーツ留学生」受入場面での検討」, 日本社会心理学会第49回大会, 2008.11, かごしま県民交流センター
・「選択式テスト場面における「第一感の誤り」について-日本」, 日本心理学会第72回大会, 2008.9, 北海道大学
・「When implicit gender bias becomes explicit: Effects on affect,」, The 9th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology, 2008.2, Albuquerque, USA
・「暗黙の偏見が明白になった後-「ドクター・スミス問題」を用いた検討-」, 日本心理学会第71回大会, 2007.9, 東洋大学
・「課題の失敗がネームレター効果に及ぼす影響:文・理系学生にとっての課題の重要度の検討」, 日本社会心理学会第48回大会, 2007.9, 早稲田大学
・“Does "physically able" mean "intellectually incompetent"? Another dimension of ambivalent national stereotypes”, The 8th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology, 2007.1, Memphis, U.S.A.
・「高い身体能力」は偏見の表明か?-外国人イメージにおける知的能力次元と身体能力次元の関係の検討-」, 日本心理学会第70回大会, 2006.11, 福岡国際会議場
・「アテネ・オリンピック報道と日本人・外国人イメージ(6)-翌年度調査の報告-」, 日本社会心理学会第47回大会発表論文集, 2006.9, 東北大学
・「感情的出来事の想起と検索容易性」, 日本認知心理学会第4回大会, 2006.8, 中京大学
・“How did misconduct of a top athlete make a negative impression of his native people? An Athens Olympics study”, the 26th International Congress of Applied Psychology, 2006.7, Athens, Greece
・“Effects of integral versus incidental affective states on stereotyping”, the 7th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology, 2006.1, Palm Springs, USA
・「アテネ・オリンピック報道と日本人・外国人イメージ(1)-愛国心、ナショナリズム尺度の検討」, 日本社会心理学会第46回大会,, 2005.9, 関西学院大学
・“Changes in ambivalent stereotypes of Japanese students toward foreign peoples due to the 2002 world cup soccer games.”, The 14th General Meeting of the European Association of Experimental Social Psychology,, 2005.7, Wurzburg, Germany.
・「検索容易性と記憶判断」, 日本認知心理学会第3回大会, 2005.5, 金沢大学
・“Contrast effects in judgment of transient drive states: You must be very hungry because I am full”, The 6 th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology, 2005.1, Sheraton New Orleans Hotel, New Orleans, USA
・“Overestimated regret: Anticipated and experenced regret right after negative feedback and later”, The 6 th Annual Meeting of the Society for Personality and Social Psychology, 2005.1, Sheraton New Orleans Hotel, New Orleans, USA
・“Punctuality and the planning fallacy revisited”, 28th International Congress of Psychology, 2004.8, Beijing International Convention Center, Beijin, China
・「感情予測の現場研究:ゼミ選考を利用して」, 日本社会心理学会第45回大会, 2004.7, 北星学園大学

〔研究・調査報告書〕

・『アテネオリンピック報道が日本人・外国人イメージに及ぼす影響』, 平成16年度~平成18年度 科学研究費補助金(基盤研究(C))成果報告書, 2007.8
・『相互作用場面における勢力者の対人認知-行動統制がステレオタイプ化に及ぼす影響-』, 平成13年度~平成14年度 科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書

〔辞書・辞典等の項目執筆〕

・日本認知心理学会編『認知心理学ハンドブック』, 有斐閣, 2013.12.20 (執筆項目:温かい認知, 298-299頁)
・日本社会心理学会編『社会心理学事典』, 丸善, 2009.6.20 (執筆項目:動機や目標と社会的情報処理, 50-51頁)
・山本眞理子編『社会的認知ハンドブック』, 北大路書房 (執筆項目:社会的スキーマ、連続体モデルと二重処理モデル、共変性・随伴性の錯覚、ベースレート・事前確率の軽視)
・中島義明編『心理学辞典』, 有斐閣 (執筆項目:後知恵、確証バイアス、基準率の誤り、社会的認知、代表性ヒューリスティック、フォルス・コンセンサス、利用可能性ヒューリスティック)

研究プロジェクト等(94年以降)

〔外部資金〕

・科学研究費補助金基盤研究(B), 「社会的場面における自己制御-目標葛藤、資源枯渇、そしてリバウンドを越えて」(研究代表者), 日本学術振興会, 2011.4
・科学研究費補助金基盤研究(B), 「社会的文脈における自己と他者の感情推論」(研究代表者), 日本学術振興会, 2008.4-2011.3
・科学研究費補助金, 「アテネ・オリンピック報道が日本人・外国人イメージに及ぼす影響」(研究代表者), 日本学術振興会, 2004.4-2007.3
・(財)吉田秀雄記念事業財団助成, 「広告情報処理におよぼす関連感情と無関連感情の効果」(研究代表者), (財)吉田秀雄記念事業財団助成, 2002.4-2003.3
・科学研究費補助金, 「相互作用場面における勢力者の対人認知」(研究代表者), 日本学術振興会, 2001.4-2003.3
・(財)吉田秀雄記念事業財団助成,, 「子ども向けテレビ・コマーシャル効果の研究」(研究代表者), (財)吉田秀雄記念事業財団, 1996
・(財)電気通信普及財団助成, 「電子的友情の変容過程の研究」(研究代表者), (財)電気通信普及財団, 1995
・(財)大川情報通信基金助成, 「匿名性が電子的メディアにおける攻撃的発言に及ぼす影響の社会心理学的研究」(研究代表者), (財)大川情報通信, 1995
・(財)カシオ科学振興財団助成, 「カルト・マインド・コントロールの社会心理学的研究」(研究代表者), (財)カシオ科学振興財団, 1995
・(財)電気通信普及財団助成, 「電子的友情の形成過程の研究」(研究代表者), (財)電気通信普及財団, 1994

受賞等

・2011年度日本社会心理学会優秀論文賞(田戸岡好香・村田光二(2010)「ネガティブなステレオタイプの抑制におけるリバウンド効果の低減方略:代替思考の内容に注目してに対して), 日本社会心理学会, 2011.9
・平成11年度日本心理学会研究奨励賞(Japanese Psychological ResearchVol. 40 掲載のAndo,K. 他との共著論文に対して), 1999

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