教員紹介

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井川 ちとせ (いかわ・ちとせ)

教授 、1970年生
総合社会科学専攻:社会文化研究分野(英語圏文芸思想)
研究室:第1研究館2階1209
オフィスアワー:水曜11:00~12:00 (事前にメールで予約してください。)


主要研究領域

イギリス近現代の文学と社会

現在の研究テーマと今後の抱負

小説家であり、編集者・コラムニストとしても活躍したArnold Bennett (1867-1931)の、文学史・社会史における位置を再確認すると同時に、Bennettが下層中産階級の読者に向けて書いたセルフヘルプ・マニュアルなどの分析を通じて、当時の事務職員たちがひとつの階級意識を形成していく過程を追っている。

担当科目

大学院:

専攻 分野/科目群 番号 科目名 学期 曜日 時限
総合社会科学専攻社会文化研究分野4211文芸思想研究秋・冬4
総合社会科学専攻社会文化研究分野4217社会文化論原典講読B春・夏4
総合社会科学専攻社会文化研究分野4220リサーチワークショップ通年集中 
大学院ゼミナール

学部:

科目区分 番号 科目名 学期 曜日 時限
社会文化研究分野42312社会文化論原典講読B春・夏4
学部後期ゼミナール [ |2017年度版案内(3年), 2017年度版案内(4年) ]

学歴

1993年3月 同志社大学文学部英文学科卒業
1993年4月 早稲田大学大学院文学研究科修士課程英文学専攻 入学
1995年3月 早稲田大学大学院文学研究科修士課程英文学専攻 修了
1995年4月 お茶の水女子大学大学院博士課程 人間文化研究科 比較文化学専攻 入学
1998年10月 オックスフォード大学クィーンズ・コレッジ留学 (1999年9月まで)
2004年3月 お茶の水女子大学大学院博士課程 人間文化研究科 比較文化学専攻 単位取得退学

学位

修士号 (1995年、文学修士、早稲田大学)

職歴

2005年4月 一橋大学大学院社会学研究科 専任講師
2009年4月 一橋大学大学院社会学研究科 准教授
2013年4月 一橋大学大学院社会学研究科 教授
2014年8月〜2015年8月 キール大学人文科学・社会科学研究科 客員研究フェロー

主要業績
A.著書・共著等

・井川ちとせ・中山徹編『個人的なことと政治的なことージェンダーとアイデンティティの力学』(共編著), 彩流社, 2017.3.31
・John Shapcott (ed.) An Arnold Bennett Companion (co-author), Churnet Valley Books, 2015.4.20
・三浦玲一・早坂静編『ジェンダーと「自由」ー理論、リベラリズム、クィア』, 彩流社, 2013.3.25
・中井亜佐子・吉野由利編『ジェンダー表象の政治学ーネーション、階級、植民地』(共著), 彩流社, 2011.3.31
・木本貴美子・貴堂嘉之編『ジェンダーと社会—男性史・軍隊・セクシュアリティ』(共著), 旬報社, 2010.6.15
・中野知律・越智博美編『ジェンダーから世界を読むIIー表象されるアイデンティティ』(共著), 明石書店, 2008.12.30
・竹村和子編『“ポスト”フェミニズム』(共著), 作品社, 2003.8.10
・二十世紀英文学研究会編『二十世紀英文学再評価』(共著), 金星堂, 2003.6.10
・大平章他編『ロレンス文学鑑賞事典』(共編著), 彩流社, 2002.9.30

B.論文(94年以降)

・「リアリズムとモダニズム—英文学の単線的発展史を脱文脈化するー」大杉高司編『一橋社会科学第7巻別冊 特集:「脱/文脈化」を思考する』, p.61-95, 2015.5
・「少女は何を欲しているのか?―ガーティ・マクダウェルの交叉する視線―」『Joycean Japan』 通巻20号, p.46-63, 日本ジェイムズ・ジョイス協会, 2009.6
・「ガーティのケースー『ユリシーズ』第13挿話のメランコリックなヒロインー」一橋大学語学研究室編『言語文化』 通巻45号, p.17-33, 一橋大学語学研究室, 2008.12
・“Maculinity and Franchise Reform in Britain”F-GENSジャーナル編集委員会 担当: 菅聡子/天野知香編『F-GENSジャーナル』 通巻4号, p.21-28, お茶の水女子大学21世紀COEプログラム ジェンダー研究のフロンティア, 2005.9
・「「一日24時間でどう暮らすか?」ーアーノルド・ベネット氏の提案する新しいライフスタイルー」『えちゅーど』 通巻31号, p.1-12, 2001.11
・「アーノルド・ベネット『クレイハンガー』ー産業資本社会における私的自律のアイロニーー」『人間文化研究年報』 通巻24号, p.9-16, お茶の水女子大学人間文化研究科, 2001.3
・“Domestic Ideology and the House as a State of Mind in Arnold Bennett's The Old Wives' Tale” 人間文化研究年報 23, p.20-27, お茶の水女子大学人間文化研究科, 2000.3
・「消費社会への転換期におけるクリフォド・チャタレイの転向の意味」『D.H.ロレンス研究』 通巻8号, p.28-41, 日本ロレンス協会, 1998.3
・「Authorship, Patriarchy, and the Consumer Society: An Essay on The Lost Girl」 人間文化研究年報 20, p.316-23, お茶の水女子大学人間文化研究科, 1997.3
・「「思想の冒険」としての旅ーD.H.ロレンス『アロンの杖』」『えちゅーど』 通巻27号, p.1-12, お茶の水女子大学大学院英文学会, 1996.11

C.翻訳

・「個人的なことは政治的なこと」(原著:Carol Hanisch,“The Personal is Political: The Women's Liberation Movement Classic with a New Explanatory Introduction by Carol Hanisch”, www.carolhanisch.org, 2009年, 英語), 井川ちとせ・中山徹編『個人的なことと政治的なことージェンダーとアイデンティティの力学』, 彩流社, 2017.3.31
・『マクミラン版世界女性人名大辞典』(原著:ジェニファー・アグロウ The Macmillan Dictionary of Women's Biography, Macmillan, 1999年, 英語), 竹村和子監修, 国書刊行会, 2005.1.23
・『ジェイムズ・ジョイス』(原著:Edna O'Brien James Joyce, Viking, 英語), 岩波書店, 2002.9
・「「良心がわたしたち皆を主体にする」ーアルチュセールの主体化/隷属化」(原著:Judith Butler「Conscience Doth Make Subjects of Us All」, Stanford University Press, 1997年, 英語)『現代思想』 第28巻第14号, 青土社, 2002.12.1
・「複雑さを否認することークィア、レズビアン、ゲイの理論におけるバイセクシュアリティの一蹴と流用」(原著:Christopher James「Denying Complexity: The Dismissal and Appropriation of Bisexuality in Queer, Lesbian, and Gay Theory」, New York University Press, New York, 1996年, 英語)『ユリイカ』 第30巻第2号, 青土社, 1998.2.10

D.その他(94年以降)

〔口頭発表〕

・「文学的経験と「多元的呑気主義」」, 日本ロレンス協会第48回大会 シンポジウム「情動、共感、D. H. Lawrenceとその周辺」, 2017.7, 東洋大学
・“'And He Wanted My Advice': Arnold Bennett and T.S. Eliot”, The Thirteenth Annual Arnold Bennett Conference, 2016.6, North Staffordshire Conference Centre
・“Arnold Bennett and the Contemporary Japanese Reader”, The Twelfth Annual Arnold Bennett Conference, 2015.6, North Staffordshire Conference Centre
・“Arnold Bennett and the Rising Generation in Imperial Japan”, Edwardian Culture Network, 2014.10, Keele University
・「「文学趣味」、自己改善、ミドルブラウ―Arnold Bennettと読者たち」, 日本英文学会第86回大会 第4部門シンポジウム「ミドルブラウという名の挑発」, 2014.5, 北海道大学
・「アーノルド・ベネットとclerical work」, 日本英文学会関東支部第8回大会 英米部門シンポジウム「workと20世紀転換期の英米文学」, 2013.11, 日本女子大学
・「竹村和子先生のお仕事——英文学研究者であることとセクシュアリティについて書くことと」, お茶の水女子大学英文学会 第4回年次大会 特別シンポジウム「竹村和子先生を悼む」, 2012.11, お茶の水女子大学
・“From Altruistic Social Reform to Solitary Self-Improvement: Pocket Philosophy and the Self-Help Market”, Ninth Annual Arnold Bennett Conference, 2012.6, The North Staffordshire Medical Institute Conference and Seminar Centre
・「少女は何を欲しているのか?——ガーティ・マクダウエルの交叉する視線」, 日本ジェイムズ・ジョイス協会第20回大会 シンポジウム「ジョイスの少女たち」, 2008.6, 青山学院大学
・「第一次世界大戦と英国作家」, 日本英文学会第80回大会 Symposia第4部門「プロパガンダ・インテリジェンス・20世紀イギリス文学」, 2008.5, 広島大学
・「「ポスト国家/ポスト家族」言説のフロントー上野[千鶴子]・西川[祐子]・春日[キスヨ]・竹村[和子]論文への応答 [『思想』(岩波書店)2003年11月号特集「ポスト国家/ポスト家族」掲載論文への応答と著者4名による再応答]」, お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」(東京大学ジェンダー・コロキゥム企画運営協力), 2004.1, お茶の水女子大学
・“D.H.Lawrence, Arnold Bennett, and Architecture”, The Ninth International D.H.Lawrence Conference, 2003.7, ホテル京都ガーデンパレス
・「産業と文学―『チャタレイ夫人の恋人』研究」, 日本ロレンス協会 第28回大会, 1997.6, 東京家政大学

〔研究・調査報告書〕

・Chitose Ikawa and Randi Saloman (ed.) Arnold Bennett: Friends and Acquaintances (co-author), Arnold Bennett Conference Papers, 4 June 2016
・Randi Saloman, Fiona Cole and Carol Gorton (ed.) Arnold Bennett Abroad (co-author), Arnold Bennett Society Conference Papers, 6 June 2015, 2016.3
・日本英文学会編『第86回Proceedings』, 日本英文学会第86回大会プロシーディングス, 2014.9.16
・Arnold Bennett Society (ed.) Arnold Bennett: A Wider Canvas (co-author), Arnold Bennett Society Conference Papers, 9 June 2012, 2013.6.8
・F-GENSジャーナル編集委員会編『F-GENSジャーナルNo.5報告篇』(共著), お茶の水女子大学21世紀COE活動報告, 2006.3.31

〔書評・新刊紹介〕

・(書評) Erica Brown and Mary Grover (eds.)著 Middlebrow Literary Cultures: The Battle of the Brows, 1920-1960 (Macmillan, 2012), 『Studies in English Literature (English Number)』 通巻57号, 2016.3.1
・(書評) スチュアート・シム著『デリダと歴史の終わり』 (岩波書店, 2006.10.27), 『国際文化表現研究』 通巻5号, 2009.3.26
・(書評) Kevin J. H. Dettmar and Stephen Watt著 Marketing Modernisms: Self-Promotion, Canonization, and Rereading (The University of Michigan Press, 1996), 『D.H.ロレンス研究』 通巻9号, 1999.3

〔一般雑誌等への論文・記事等の掲載〕

・「Singled Out」『英語青年』, 研究社, 2009.3.1
・「均質な社会と内なる他者」『英語青年』, 研究社, 2008.12.1
・「リアリズムをめぐる冒険」『英語青年』, 研究社, 2008.9.1
・「Imperial War Museumと忘れられた声」『英語青年』, 研究社, 2008.6.1

研究プロジェクト等(94年以降)

〔外部資金〕

・科学研究費助成事業 基盤研究(C), 「懐疑的解釈を超えてー現代英国における読みの実践ー」(研究代表者), 独立行政法人 日本学術振興会, 2016.4.1-2019.3.31
・科学研究費助成事業 基盤研究(C), 「アーノルド・ベネットとその周辺ーリアリズム小説における現実と表象の批判的再検討ー」(研究代表者), 独立行政法人 日本学術振興会, 2013.6.20-2016.3.31
・お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」, 「ヴィクトリア朝後期およびエドワード朝英国における「男性性」の構築」(研究代表者), お茶の水女子大学21世紀COEプログラム, 2004.6.1-2005.3.31

〔その他〕

・「ジェンダー研究のフロンティア—〈女〉〈家族〉〈地域〉〈国家〉のグローバルな再構築」(研究協力者), お茶の水女子大学COEプログラム, 2006.4.1-2007.3.31

受賞等

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