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社会学研究科講義科目

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総合社会科学専攻 歴史社会研究分野 4606 B 春・夏 木曜日2時限  2単位

アジア社会史 II (近現代)

担当教員:加藤 圭木
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

大学院修士課程・博士後期課程

【授業科目の目的と概要】

朝鮮近代史の研究に必要な能力を養う。
授業内容は、史料講読とそれを踏まえたディスカッションである。
毎回、漢文史料と1910年代の朝鮮語史料を扱う。

(1)史料講読1(朝鮮漢文):授業の前半60〜65分ほど
・漢文史料読解を通じて、日露戦争期の朝鮮について理解を深める。
・朝鮮近代史研究の基本史料の一つである漢文史料『梅泉野録』を読み進めることで、漢文読解力の向上を目指すとともに、朝鮮植民地化過程について理解を深める。
『梅泉野録』は、黄玹(1855〜1910)による野史である。大院君政権から「韓国併合」までの時期の政治・外交上の問題、民族運動、社会・文化状況などが克明に記録されている。今回は、1904年(光武8年)〜1905年(光武9年)前半部分を読み進める。
史料を読み進める際には、日朝間の外交文書や、『高宗実録』、大韓帝国の官報、朝鮮側の新聞資料なども適宜参照するようにする。
・また、『梅泉野録』の他に、日露戦争期の『旧韓国外交文書』6巻、7巻をとりあげ、日露戦争期の日朝外交交渉についての検討も行うこととする。
・人物や用語、歴史背景について調査する際には、朝鮮語の能力が求められる。

(2)史料講読2(1910年代の朝鮮語):授業の後半40〜45分ほど
・朝鮮語新聞である『毎日申報』の1910年代の記事を検討の対象とする。
・各自任意のテーマを選び、新聞記事を3〜4つほど集め、現代日本語に翻訳した上で、考察を行う。テーマの具体例としては、朝鮮漁民の抵抗運動、書堂における教育など。
・報告者は一週間前までに使用する新聞記事の画像をmanabaにアップロードすること。

各報告を踏まえて全体で討論を行う。

履修にあたっては朝鮮語の読解能力を必須とする。

【授業の内容・計画】

一回の授業の前半では、履修者が『梅泉野録』『旧韓国外交文書』の書き下しと重要用語、史料内容から読み取れることについて、報告する。全員で、その内容を検討する。
後半では、『梅泉野録』の史料翻訳と分析に関する報告を行い、全員で討論する。


1 ガイダンス
2〜13 履修者による報告

【テキスト・文献】

史料講読のテキストについてはコピーを配布する。

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