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シンポジウム

シンポジウム「グローバル化時代の環境:持続可能な社会を求めて」
レスター・ブラウン氏講演、パネルディスカッション

(2006年5月22日 一橋大学兼松講堂)

開催趣旨

 今日環境問題は、ますます多様化し、世界各地に広がっている。1987年のブルントラント委員会の提言で「持続可能な開発」の概念が提唱され、1992年にリオデジャネイロで開かれた「環境と開発に関する国連会議」(地球サミット)でこの概念が定着した。また地球温暖化のような、地球規模の環境問題が存在することが認識されるようになった。地球サミットから10年後に開かれたヨハネスブルグ・サミットでは、貧困削減と環境保全との関連が一つの焦点となり、また日本政府が「国連持続可能な開発のための教育の10年」を提案するなど、環境教育の重要性が注目されるようになった。
 1990年代から急速に進行しつつある、貿易自由化、市場経済原理重視の中でのグローバル化の進展は、世界の環境問題とその対応にどのような影響を与えているのであろうか。世界各地の環境問題とそれに対する対策の現状、その背後にある環境思想、持続可能な社会を構築する上で不可欠な次世代の教育としての環境教育を探ることで、グローバル化と環境問題について考えてみるのがこのシンポジウムのねらいである。中国やインドに代表される国や地域では近年の急速な経済成長・経済発展により、資源・エネルギー・食糧需要の急増、砂漠化・二酸化炭素排出量の増加・水質汚染等の問題が生じている。他方で、アフリカを中心に貧困から脱却できない国や地域も多く、そこでは貧困と環境悪化の悪循環が見られる。
 レスター・ブラウン氏は、1974年にワールドウォッチ研究所を創設して以来、今日に至るまで30年以上にわたって、世界各地の環境、食糧、エネルギーなどの問題を研究し、対策を提唱してきた。シンポジウム第1部の基調講演では、氏の長年の研究、啓発活動で蓄積された知見や考えに基づき、今日の環境問題の現状を報告し、解決策を提案していただく。ブラウン氏は、2001年に『エコ・エコノミー』(邦訳2002年)、2003年に『プランB』を出版し、「環境と調和する経済」としての「エコ・エコノミー」の構築を提唱し、環境を経済の論理で扱うのではなく、環境・生態系という全体に調和するように経済の方を改革することを主張している。 シンポジウム第2部のパネル・ディスカッションでは、レスター・ブラウン氏に加えて、環境経済学が専門の寺西俊一、日本と中国の環境思想に詳しい岩佐茂、環境教育を研究している関啓子の、3名の一橋大学教員をパネリストに迎え、それぞれの専門、視点からエコ・エコノミー構築の戦略を評価し、深めるべく議論を進める。司会は一橋大学教員の児玉谷史朗が務めるが、アフリカ研究者の立場から貧困と環境の関連について発言もする。

日時

2006年5月22日(月)14:30~17:00(14:00開場)

場所

一橋大学兼松講堂

参加方法

参加費無料。どなたでも入場できます。当日、直接会場までお越しください。

問い合わせ先

一橋大学社会学研究科事務室
〒186-8601 東京都国立市中2-1
tel.: 042-580-8212
email: jimusoc@ad.hit-u.ac.jp

ポスター

ポスターが下記からダウンロードできます。

ポスター [PDFファイル:279KB]

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