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Hitotsubashi University Japanese Studies in English Lecture Series 2017
Theme: Hidden Japan “Mental Illness - The Cost of Silence" Speaker: Vickie Skorji (Director, TELL Lifeline)

2017/12/15

Japanese Studies in English Lecture
Seriesは、2016年度より、社会学研究科・社会学部によって開催されているレクチャーシリーズです。2017年度秋・冬学期は、「Hidden
Japan」(隠された日本)というテーマから、様々な分野からの講師を招き、講演会を開きます。

講演:「Mental Illness - The Cost of Silence」
講師:Vickie Skorji (ディレクター、TELL Lifeline)
日時:12月21日(木)12:30-15:00
場所:マーキュリーホール
言語:英語(通訳なし)

*参加費は無料です。誰でも大歓迎です。

概要:
日本では、毎日(およそ)1500人が自殺しようとし、そのうち59人が実際に自殺で死亡すると推定されています。これら統計の背後には、様々な理由により自分たちの人生の価値を疑問視した人々の、個人的な話があります。

しかし自殺それ自体は病気ではなく、治療されていない病気の結果として起こるものなのです。自殺で死亡するほとんどの人は、治療されていない精神病で苦労していました。

本講演では、日本における恥辱の負担と、私たちの精神疾患に関する認識の変化がいかにある人の人生を変えられるかについて話し合う予定です。

Vickie Skorji氏は TELL Lifelineのディレクターです。
1995年にオーストラリアのラ•トローベ大学で行動科学の学士号を、オーストラリアのモナッシュ大学でカウンセリングの修士号を取得しました。Skorji氏は病院とリハビリ両方の環境で神経心理学と脳障害(ABI)の専門トレーニングを持っています。
香港と東京に来る前は、オーストラリアで脳障害の支援サービスを担当し、痴呆、パーキンソン病、多発性硬化症、脳卒中、片頭痛などの様々な神経症状を持つ家族や個人を支援してきました。また、介護者教育訓練コース、介護者の週末リトリートを発展・運営しており、神経学的状態または脳傷害を受けた人々の介護者のためのリソースブックを発行しました。
Skorji氏は、介護者のニーズ、ストレス管理及び脳卒中予防に関する職場とコミュニティでのプレゼンテーションを発展させ、提供してきました。最近の発表では、文化的調整、日本の青年が買抱えている問題、ワークライフバランス、自殺予防などのテーマが扱っています。

リーフレット (PDF 44.1KB)