「一橋大学キャンパス内差別実態調査」のご報告

2019年2月5日
一橋大学大学院社会学研究科・社会学部

2017年7月12日の社会学研究科・学部教授会声明「すべての学生・教職員の人権が尊重されるキャンパス実現のために」にもとづき、「社会学研究科キャンパス内差別実態調査ワーキング・グループ」は、一橋大学のキャンパスにおける差別実態を明らかにし、学内の差別防止及び人権擁護にかかわる制度の見直しに資する資料を作成する目的で、国立キャンパスに通学する学生を対象に調査を実施しました。

対象者 2017年度に一橋大学国立キャンパスに通学する学生(学部生4421人、大学院生1721人の計6,142人)
調査期間 2017年10月から11月末の2ヶ月間
調査票配布方法 ・各学部・研究科の教員を通じて配布(主に学部・大学院ゼミナール担当教員と大人数講義の担当教員に配布依頼)。
・国際学生宿舎、国際交流会館管理室の協力のもと、全寮生の郵便ポストに調査票を投函。
・院生自治会の協力のもと、東キャンパス、マーキュリータワー1階に調査票を据置。
回答方法 及び回収数 ・学内外各所(東キャンパス、西キャンパスの教員控室、第一講義棟1階入口、社会学研究科事務室前、マーキュリータワー1階、国際学生宿舎管理室前、国際交流会館管理室前)に回収ボックスを設置し、調査票を記入した本人、あるいは、担当ゼミ・授業にて調査票を回収した教員に回答済みの調査票を投函してもらう方法をとった。
・回収できた調査票の総数は1,013部、回収率は16.5%であった。

「一橋大学キャンパス内差別実態調査」の調査結果は、「2017年度一橋大学キャンパス内差別実態調査報告書」(PDF版)にまとめました。
以下に調査結果のダイジェストを掲載します。この調査結果のデータをもとに、社会学研究科は、引き続きハラスメント防止を訴え、あらゆる人々の人権が尊重されるキャンパス実現のために、今後も努力を続けていきます。

一橋大学キャンパス内差別実態調査報告書 (PDF 2.2MB)