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社会学研究科講義科目

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総合社会科学専攻 歴史社会研究分野 4621 A 春・夏 火曜日5時限  2単位

ヨーロッパ社会史特論Z

担当教員:井出 匠
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

2-4年

【授業科目の目的と概要】

ヨーロッパの都市・建築の歴史をとおして、ヨーロッパ社会史への理解を深めることを目的とする。
授業では、豊富な図版資料を提示しながらバルカン半島の都市・建築を主な事例として取り上げ、東ヨーロッパを知るとともに、西ヨーロッパを相対化する視点を養う。都市史の基礎的な調査・分析方法を紹介し、地図の読み方を実践する。

【授業の内容・計画】

第1回 イントロダクション:ヨーロッパにおける都市・建築の東西
第2回 アドリア海の東と西
    ◆クロアチアとイタリアは何が違うのか ◆クロアチアの街、モンテネグロの街
    ◆ヴェネツィア共和国という共通文化 
第3回 正教会とカトリックの教会建築
    ◆正教会とカトリック教会の地域分布 ◆正教会の教会建築−ビザンツとその後 
    ◆カトリックの教会建築−ロマネスク、ゴシック、バロック
第4回 ヨーロッパの共通記憶および起源としての古代ローマ都市・建築
    ◆ヨーロッパ諸都市の基底の形成 ◆古代ローマのグリッド都市の普遍性
    ◆後世に何度も模倣される建築のかたち
第5回 ギリシア建築の奥深さ
    ◆パルテノン神殿だけではない ◆聖アトスとメテオラの修道院群
    ◆オスマン帝国時代の住宅建築 ◆島の建築
第6回 コンスタンティノープルからイスタンブルへ
    ◆ヨーロッパからオリエントへ ◆オスマン帝国の都市づくり ◆ワクフ ◆異文化の包摂
第7回 都市の読み方:地図から読む都市史
    ◆重層する歴史のレイヤーを地図から読みとく ◆古地図と現代地図の比較 
    ◆街路・街区形態から建設年代を特定する
第8回 都市の調べ方:都市史のフィールドワーク
    ◆実地での都市調査方法 ◆建築物の実測調査 ◆ヒアリング調査 ◆文書館での史料調査
第9回 バルカン半島の都市:都市形態と建築文化の多様性
    ◆内陸都市−タルノヴォ、サラエヴォ ◆川港都市−ルセ
    ◆海港都市−スプリト、ドゥブロヴニク、テッサロニキ
第10回 多宗教の共生する空間
    ◆異なる宗教は実際にどう共生するか ◆モスク、教会、シナゴーグが隣り合う交易都市−ソフィア 
    ◆商人の港町−ヴァルナ ◆内戦の象徴−モスタル
第11回 ブルガリアの山間の小都市
    ◆山間部に立派な屋敷群が存在するのはなぜか−コプリフシュティツァ
    ◆大都市が最も重要なわけではない ◆羊と集落・都市 
第12回 植民都市
    ◆古代ギリシアの植民都市と耕地−フヴァル島 ◆ドイツ植民都市 ◆都市モデルと建築文化の伝播
第13回 都市と建築の材料
    ◆石造か木造か ◆建築材料はどこから来るのか ◆モスタルの橋の石材

【テキスト・文献】

授業中に適宜提示する。

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