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社会学研究科講義科目

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総合社会科学専攻 社会文化研究分野 4202 B 春・夏 火曜日3時限  2単位

文化生成研究

担当教員:洪 郁如
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

大学院生

【授業科目の目的と概要】

ジェンダーの視角から台湾社会の家族、労働、移民、政治、エスニック・グループなどの問題を捉え直す。

【授業の内容・計画】

以下の研究書を輪読する。
夏暁鵑 著, 前野清太朗 訳『「外国人嫁」の台湾 グローバリゼーションに向き合う女性と男性』東方書店、2018年

目次

日本語版序文 序(ジョー・R・フィーギン) 自序

第一章 イントロダクション――物語・伝記・学術・実践
 ある光景
 疑念
 「さとり」とまなざしの転移
 黄昏の鐘
 リンゴの甘み――アメリカンドリームの種
 「外国人嫁」――一つの鏡
 夢から悪夢へ――自己への投影
 客観性をこえたラディカル経験論へ
 学術的トレーニングと記述の他者化
 我が身をそこに置いて
 私の立場

第二章 探索への道
 研究のはじまり
 データの収集
 実践式研究を継続的運動の一部分に
 主なフィールド――美濃

第三章 真実の社会的構築――公的理解の構築
 自省
 「真実」の社会的構築
 公的理解の構築
 台北経済貿易代表処のつくる「社会問題なるもの」
 サービス対象の構築

第四章 真実の社会的構築――アイデンティティの構築
 自省
 結婚における当事者
 社会問題の被害者
 「台湾人夫」のアイデンティティ構築
 「外国人嫁」のアイデンティティ形成

第五章 真実の社会的構築――マスメディアによる構築
 自省
 社会問題の原因
 女性のイメージ
 男性のイメージ
 真実の社会的構築をめぐるパワーゲーム
 真実の構築がもつ構造的性質

第六章 資本のグローバル化と商品化された国際結婚
 自省
 資本のグローバル化と「結婚移民」
 台湾・東南アジア依存関係の形成
 資本主義化のねじれ発展と「結婚移民」の発生
 国際結婚が資本のグローバル化から受けるフィードバック
 国際結婚――国際分業の個人的関係化とジェンダー関係化
 小結

第七章 識字の教室、姉妹の教室
 自省
 「外国人嫁識字教室」の実践式研究プロセス
 「外国人嫁識字教室」が教えてくれるのは
 実践式研究からの社会研究
 自己批判のすすめ

第八章 課題・情勢・展望
 自省
 結婚の「誠実なフィクション」
 結婚――家族の事柄
 個人主義のロマンス――解放か孤立か
 「自己」と「他者」の構築
 横断性――異/同の合一
 反省は始まり 実践の道行きへ

日本語版のための補章

訳者あとがき(前野清太朗)
解説(横田祥子)

【テキスト・文献】

夏暁鵑 著, 前野清太朗 訳『「外国人嫁」の台湾 グローバリゼーションに向き合う女性と男性』東方書店、2018年

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