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社会学研究科講義科目

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総合社会科学専攻 社会動態研究分野 4101 B 春・夏 水曜日2時限  2単位

社会学

担当教員:菊谷 和宏
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

大学院生

【授業科目の目的と概要】

社会学が立脚している理論的前提を今一度歴史的に問い直すことで、今日の我々自身の社会観を捉えなおし、もって社会学の成立可能性とその限界、さらに我々が現代(日本)社会の中で生きるということについての考察を深める。社会学という思考様式の意味と限界について、各自のオリジナルな生き方に即した見解を持つこと。テキストの輪読(割り当てられた箇所のレジュメ作成と報告を含む)とこれを叩き台とした議論。

【授業の内容・計画】

そもそも社会とは何なのか? 社会についての科学とは一体何なのか?
 こうした問いを念頭に置きつつ、社会学が立脚している理論的前提を今一度歴史的に問い直すため、フランス社会学を題材として、社会理論(特にその人間観/社会観)とその成立の歴史的過程について講義する。その中で我々自身の「社会」概念がどのように、またどのようなものとして出来上がってきたのかを理解し、さらに自分自身の社会観を再度捉えなおし、もって社会学の成立可能性と我々が現代社会の中で生きる意味についての考察を深める。
さらに、日本においてこの「社会」がどのように受容されたのか/され(え)なかったのかを日本の近代史とともに検討したい。
初回はガイダンス。その後参加者の能力と関心を見つつ、必要であれば、現代社会における具体的な問題を題材に予備的な議論を数度重ねる。参加者各自の思考が十分に暖まったと判断した時点で、テキストの輪読に入る。

【テキスト・文献】

テキスト:
菊谷和宏、『「社会」の誕生――トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史』、講談社(講談社選書メチエ:電子版あり)
菊谷和宏、『「社会」(コンヴィヴィアリテ)のない国、日本――ドレフュス事件・大逆事件と荷風の悲嘆』、講談社(講談社選書メチエ:電子版あり)

文献:
菊谷和宏、「共に生きるという自由について(上・下)――生の社会学への展望:トクヴィル、デュルケーム、ベルクソン」、『思想』、第1010号35-55頁(上)、第1011号148-181頁(下)、岩波書店、2008.
その他の文献は上記の拙著・拙稿巻末の文献表を参照のこと。また授業の実際の流れと参加者の関心に応じてその都度適宜指示する。

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