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社会学研究科講義科目

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総合社会科学専攻 歴史社会研究分野 4612 B 春・夏 木曜日2時限  2単位

アジア社会史 II (近現代)

担当教員:加藤 圭木
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

大学院修士課程・博士後期課程

【授業科目の目的と概要】

朝鮮近代史の研究に必要な能力を養う。
授業内容は、史料講読と文献輪読に分かれる。

(1)史料講読
・漢文史料読解を通じて、1904年前後の朝鮮について理解を深める。
・朝鮮近代史研究の基礎知識を身につける。
・朝鮮の漢文史料を通じて歴史を検討する方法を学ぶ。朝鮮近代史研究の基本史料の一つである漢文史料『梅泉野録』を読み進めることで、漢文読解力の向上を目指すとともに、朝鮮植民地化過程について理解を深める。
『梅泉野録』は、黄玹(1855〜1910)による野史である。大院君政権から「韓国併合」までの時期の政治・外交上の問題、民族運動、社会・文化状況などが克明に記録されている。
今回は、1904年(光武8年)の8月以降の部分を読み進める。
史料を読み進める際には、日朝間の外交文書や、『高宗実録』、大韓帝国の官報、朝鮮側の新聞資料なども適宜参照するようにする。

なお、人物や用語、歴史背景について調査する際には、朝鮮語の能力が求められる。

(2)文献講読
石川亮太『近代アジア市場と朝鮮——開港・華商・帝国』(名古屋大学出版会、2016年)を輪読する予定である。加えて、朝鮮語の文献をとりあげることもある。
特に植民地期や現代史専攻の院生には、主に「韓国併合」前の朝鮮を扱う研究書を読むことで、ある程度の長いスパンで歴史を論じる視点を身につけることを期待する。

*授業時間外の学習
報告担当者は、丹念に辞書を調べ、報告の準備をする。
報告には高い水準を求める。受講にあたってはかなりの時間と労力を割く必要がある。

また、テキストは、全員事前に目を通すこと。
文献輪読に際しては質問を必ず最低3つ考えてくること。文献輪読の際には、必ず一人最低一回は発言を求める。

【授業の内容・計画】

史料講読では、履修者が『梅泉野録』の書き下しと重要用語、史料内容から読み取れることについて、報告する。全員で、その内容を検討する。
文献輪読では、履修者は論文内容の要約と考察を報告し、全員で討論する。

1 ガイダンス
2〜13 履修者による報告

※史料講読と文献輪読を交互に実施する予定。

【テキスト・文献】

史料講読のテキストについてはコピーを配布する。
研究書については各自入手すること。
石川亮太『近代アジア市場と朝鮮——開港・華商・帝国』(名古屋大学出版会、2016年)

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