社会学研究科の授業情報

サイトトップへ戻る

サイトトップ > 社会学研究科授業情報 > 社会学研究科講義科目

社会学研究科講義科目

※ 当該講義情報の詳細は 本学学務情報システム・学生ポータル Mercas を参照してください。

研究科共通科目 研究基礎科目 4705 B 春・夏 木曜日4時限  2単位

社会科学研究の基礎 IV

担当教員:倉田 良樹
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

大学院社会学研究科修士課程M1の院生(M1の履修者が少ない場合はM2も可)

【授業科目の目的と概要】

社会学研究科修士課程M1の院生を対象に、社会理論の(院生にとっての)基礎を身につけることを目的として授業を進める。英語文献を題材に用いて、教員のレクチャーと参加者のレポートを組み合わせて進めていく。社会構造social structure、行為主体agency、人間の人格human personhoodという3つの概念を中心に社会理論の中心問題について理解を深めることを目指す。取り上げるテキストは社会学文献であるが、広い意味で「社会とは何か」「人間とは何か」という問いにどう取り組むのかを考える授業である。従って、社会学以外のディシプリンを専攻しようとする人にとっても収穫が得られるはずである。また、実証主義の限界がどこにあるのか、強い構築主義が相対主義に陥ってしまうのはなぜか、といった、meta-thoreticalな問いについても取り上げるので、哲学に関心がある人にも、興味ある内容を提供できるのではないかと思う。教員の講義は30分程度。残りの時間はレポーターの報告と質疑応答を行う。

【授業の内容・計画】

下記の英語文献の輪読を軸に進める。各回読む分量としては、単行本の1章(約20頁)ないし論文1本程度である。読む分量は少ないが、とことん精読する。各章の主要トピックまたは勘所に関するレクチャーを倉田が行った後、文献報告ならびに質疑応答を行う。毎回レポーター1名を割り当てる。具体的な計画は参加人数が確定した段階で提示する。

【テキスト・文献】

1. Porpora, Douglas V., 1987, The Concept of Social Structure, Greenwood Press.
2. Porpora, Douglas V., 2015, Reconstructing Sociology: The Critical Realist Approach, Cambridge University Press.
3. Elder-Vass, Dave, 2010, The Causal Power of Social Structures: Emergence, Structure and Agency, Cambridge University Press.
4. Smith, Christian, 2010, What is a Person?, The University of Chicago Press.

このページの一番上へ