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社会学研究科講義科目

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研究科共通科目 研究基礎科目 4703 B 春・夏 火曜日2時限  2単位

社会科学研究の基礎 II

担当教員:小井土 彰宏
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

社会学研究科

【授業科目の目的と概要】

社会動態分野の院生をはじめとして、社会学とその隣接領域に関心のある院生が研究上必要とする視点や発想を社会学の古典に立ち返りつつ学び、現代的な文脈で生かせることを目指す。社会学等の重要理論の基礎的な思考法を身に着け、現代的な現象の分析に連関づける媒介力の養成すること。各理論の形成の背景、理論家の置かれた時代的環境、その理論的な視点の発展について概説した上で、社会科学の古典テキスト(和訳か英訳)の一部、現代的な研究書の一部、各々それほど長くない量を毎回事前に読解し、担当者を決めてコメントする。
これを受けて、全員でその相互の連続性と転換点について議論する。

【授業の内容・計画】

本語
現代の社会学及びその隣接領域(人類学・政治学)の研究の基礎となった古典的な概念や理論を再検討し、グローバル化の中で異質性と複雑性を増している現代社会の分析にどのような影響を与えているかを、現代的な研究と対比しながら考察していく。マルクス、ウェーバー、デュルケーム、リップマンといった古典的な社会理論概念の背景には、実は異質性を高めつつあった当時の社会状況があった。理論の社会的背景を論じたうえで、その代表的なテキストの一部を吟味し、そのうえで現代的な研究のサンプルと連関させて、その発想の影響や発展を参加者で議論していく。これを通して、単なる個々の理論ではなく、基礎的な発想法のストックを増やし、それを相互に連関づける態度を身につけることを重視していく。現段階での計画としては以下の通りだが、、参加者の社会学理解や希望によってテキストの入れ替えも検討する。 若干の差し替えを行う可能性がある。


1. マルクス1: 経済決定論ではないMaterialism
マルクス:『経済学批判』の序文、『ドイツイデオロギー』より
シドニー・ミンツ 『甘さと権力』平凡社

2.マルクス2: 人間の労働の変容
ブレーヴァーマン、『労働と独占資本』
Aneesh, A. Virtual Migration.

2. ウェーバー 1: 価値からの自由は可能なのか?
『宗教社会学論選』より

4.ウェーバー2: 集団の開放と閉鎖
『社会学の根本概念』より
“Ethnic Group”from Economy and Society


5.デュルケーム: 正常と異常
『社会学の方法的諸基準』より
デイヴィッド・ライアン

6.リップマン、W.: ステレオタイプ
『世論』 より

7.R. パーク: 実験室としての都市社会
人種的偏見の基盤


8.他者性
トドロフ、T. 『他者の記号学』

9.グラムシ:ヘゲモニー 
中村克己 「ヘゲモニー論の系譜」 杉田敦『国家と社会』岩波
Glick Schiller, N. et al. Transnational Perspective.

10.フーコ-:統治性governmentality
『安全・領土・人口』(『ミシェルフーコー講義集成1』)より
小井土 アメリカ移民規制政策 論文 

【テキスト・文献】

授業のテキストは計画に記載してあるが、Manabaを用いてPDF配布の予定。

英語

※予定している配布方法
・配布資料のmanaba掲載
あり
・教員が印刷して講義の場で配布
あり

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