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社会学研究科講義科目

※ 当該講義情報の詳細は 本学学務情報システム・学生ポータル CELS を参照してください。

地球社会研究専攻 メディア 4815 秋・冬 月曜日4時限  2単位

グローバル・メディア論

担当教員:多田 治
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

全研究科・全学年、関心があれば誰でも受講してよい。ただし受講する限りは、最後まで一貫した姿勢で取り組むこと。

【授業科目の目的と概要】

文献の講読を通して、社会学・社会科学の基本的な視座・理論・方法と、柔軟な発想法・思考法を身につけていく。
受講生のあらゆる具体的な研究テーマ・問題関心に有効なパースペクティブを提供し、今後の様々な研究・実践に応用可能な、柔軟かつ強靭な発想・思考のトレーニングを行うことが目的である。

また、グローバル化を考えるにあたっては、環境・資源・南北格差・金融・戦争・メディアなど、毎回つねに具体的なテーマ・素材から議論を始めていく。
そこから出発して、結局はグローバル化において、あらゆる問題群が複雑に関係しあっている事態を、よりトータルかつ濃密に把握する視座へとたどりつく。

グローバル化は今日あらゆる領域に深く浸透し、その問題圏は多岐に及んでいる。 そのため本授業も、広く社会学、環境、資源、南北格差、金融、資本主義、戦争・軍事、移民、ジェンダー、権力、政治、教育、現代社会理論、カルチュラル・スタディーズ、植民地主義、人類学、地理学、メディア論などに取り組む人たちに積極的に参加してほしい。

扱う文献を理解するに際しては、つねに自分たちの身近で具体的なトピックに引きつけて、アクチュアルかつユーモラスであることを忘れずに議論していきたい。 私の研究テーマかつ生活の場でもある沖縄は、たびたび話題に登場し、関連づけられていくことだろう。
参加者それぞれの問題関心やテーマ、フィールドと関係づけ、思考とイメージを往還させていく作業こそが重要となる。

【授業の内容・計画】

(以下は昨年度のもの。あくまで参考用)
9/17 オリエンテーション
9/24 『ネイションとエスニシティ』日本語版への序、まえがき、序章、第1章・ネイションは近代の産物か 1-23
10/1 第Ⅰ部・前近代におけるエスニックな共同体 第2章・エスニックな共同体の基礎第3章・歴史の中のエトニとエスニシティ主義 27-81
10/8 第4章・農業社会における階級とエトニ 第5章・エスニシティの存続とその消滅83-150
10/15 第Ⅱ部・近代におけるエトニとネイション 第6章・ネイションの形成 第7章・エトニからネイションへ 153-203
10/22 第8章・伝説と風景 第9章・ネイションの系譜 205-266
10/29 補講日のため休講予定
11/5 『社会学の新しい方法規準[第二版]』まえがき、第二版への序論、第一版への序論 7-52
11/12 1・社会理論と社会哲学のいくつかの潮流(実存主義的現象学‐シュッツ/エスノメソドロジー)53-88
11/19  1・社会理論と社会哲学のいくつかの潮流・つづき(ポスト・ウィットゲンシュタイン派哲学‐ウィンチ/要約――理解社会学の意義/解釈学と批判理論――ガダマー、アーベル、ハーバーマス)88-130
11/26 2・行為能力、行いの同定、コミュニケーション意図(行為能力の諸問題/意図と企て/行いの同定/行為の合理化/意味とコミュニケーション意図)131-167
12/3 3・社会生活の生産と再生産(秩序、権力、葛藤‐デュルケムとパーソンズ/マルクス/「有意味な」ものとしてのコミュニケーションの生産/相互行為の道徳的秩序/相互行為における権力の関係/合理化と再帰性)168-203
12/10 3・社会生活の生産と再生産・つづき(行為の動機づけ/構造の生産と再生産/要約)4・説明的解明の形式(実証主義のディレンマ/その後の展開――ポパーとクーン)203-236
12/17 4・説明的解明の形式・つづき(科学と非科学/相対主義と解釈学的分析/適合性の問題/結語――社会学の新しい方法規準)236-276
1/7 補充テキスト ブルデュー「アイデンティティと表象」

【テキスト・文献】

未定

参考文献:多田治『社会学理論のエッセンス』学文社、多田治編『社会学理論のプラクティス』くんぷる

他にも授業時に多数提示。

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