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社会学部講義科目

※ 当該講義情報の詳細は 本学学務情報システム・学生ポータル CELS を参照してください。

社会学科導入科目 40128 秋・冬 木曜日3時限  2単位

社会研究入門ゼミナール(山﨑 晶子)

担当教員:山﨑 晶子
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

社会学部1、2年生

【授業科目の目的と概要】

この授業の目的は、社会調査の手法の1つであるライフストーリー法について理解し、ライフストーリー法を含む質的調査の基礎的能力を身につけることです。
 社会調査は大きく量的調査と質的調査に分かれます。社会学が扱う領域、問題の幅広さについて、みなさんは既にこれまで様々な授業を通して学んできたことと思います。社会調査はそれらの問題を明らかにするために行います。量的/質的どちらを使うか、もしくは両方使用するかは何を明らかにしたいのか、その目的によって変わってきます。
 この授業では質的調査の中で、特にライフストーリー法を使った調査について学んでいきます。なぜ私たちは調査のためにライフストーリーを聞くのでしょうか。なぜ人は自分のライフストーリーを語るのでしょうか。調査を通して人に出会い、人の個別具体的な声を、話を聞くことで見えることは何でしょうか。
 まず、導入としてライフストーリー研究に関するテキストを読みながらその手法について学んでいきます。続けて、ライフストーリー法を使用した文献を輪読し、ライフストーリーへの理解を深めていきます。その後、みなさんに小グループに分かれて、お互いのライフストーリー、あるいはみなさんのご家族など周りの人のライフストーリーを聞き、まとめるという作業を実際に行っていただきます。最後にはグループごとに1つのライフストーリーを選んで授業内で発表していただきます。全員でその内容について議論し、語りから読み取れることについて考え、ライフストーリーによって調査することの意義をともに考えたいと思います。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

(受講者数、また受講者の希望によって回数配分等を変更する可能性があります)
第1回 イントロダクション(グループ分け、輪読の担当決めも含む)
第2回 『ライフストーリー・インタビュー』輪読①
第3回 『ライフストーリー・インタビュー』輪読②
第4回 ライフストーリー法による文献輪読①
第5回 ライフストーリー法による文献輪読②
第6回 ライフストーリー法による文献輪読③ (輪読予備日)
第7回 グループワークに向けた説明と質疑応答
第8回 グループワーク1回目:グループ内でライフストーリーを聞き合う
第9回 グループワーク2回目:グループ内でライフストーリーを聞き合う
第10回 グループワーク3回目:発表するライフストーリー決定。発表準備と話し合い。
第11回 ライフストーリー発表①
第12回 ライフストーリー発表②
第13回 まとめと振り返り

【テキスト・文献】

輪読用のテキスト:①桜井厚・小林多寿子編著『ライフストーリー・インタビュー -質的調査入門』せりか書房、2005年②西倉実季『顔にあざのある女性たち―「問題経験の語り」の社会学』生活書院、2009年③保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー ―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践―』その他、受講者の興味関心によって変更可能性あり。
①以外のテキスト使用は初回授業にて決定するため、購入はそれまで待ってください。

参考文献:桜井厚『インタビューの社会学―ライフストーリーの聞き方』せりか書房、2002年
その他、適宜資料等のプリントを配布する。

【キーワード】

社会調査、質的研究、ライフストーリー

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