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社会学部講義科目

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社会学科導入科目 40122 秋・冬 火曜日2時限  2単位

社会研究入門ゼミナール(上田 元)

担当教員:上田 元
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

社会学部1・2年生

【授業科目の目的と概要】

・環境と開発に関する学術論文を読み,討論することをとおして,グローバル社会における社会経済現象,開発・環境問題を考察するための基本的な枠組み,学術用語・概念を習得します。
・また,人文地理学ほかの臨地研究・地域研究に関心のある受講者が,各地の社会経済現象や開発・環境問題に対してどのようにアプローチするべきかを考える場を提供します。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

「社会経済開発のために環境を保全する」,「紛争の原因は自然資源の取り合いである」,「貧困が環境問題を生み出す」。環境・開発の実務とも密接に関連するこれら3つの命題について,それぞれ1つの具体的なテーマを設定して理解を深めます。個人で,あるいは数人のグループで一つのテーマに取り組み,学術論文の検索・収集・取捨選択,選んだ論文の内容の発表・討論,生じた疑問についてのリサーチと再発表を行います。同一テーマのもと,個人・グループが異なる国・地域を分担することも考えられます。他の受講者が取り組むテーマについても,選ばれた論文を読み,討論に参加します。

第1回:ガイダンスと打ち合わせ
 テーマの絞りこみ,グループ分け,発表順の決定,学術論文を共有する方法の決定,役割分担等,ゼミ運営に必要な打ち合わせを行いますので,受講者は必ず出席してください。その際,「テキスト・文献」欄に掲げる著作(大賀,2012)に目を通しておくこと。本書は,国連環境計画に勤め,国際交渉を含む国際環境ガバナンスに携わる実務家の立場から,持続可能な開発やグリーン・エコノミーという実践の背景について述べたものです。本書のどこに,どのような関心を抱いたのかを説明できるように準備してゼミに臨んでください。やむを得ず欠席する場合は,取り組みたいテーマをA4版1枚程度に記し,前々日までに担当教員にメール添付等の方法で提出すること。それをもとにして,テーマ決め・グループ分け等を行います。

第2~4回:担当教員の講義と質疑応答,論文選択
 上記3つの命題についてそれぞれ1回ずつ導入説明を行い,また取り組むテーマと学術論文の選び方について助言します。個人・グループごとにテーマを具体的に設定し,そのテーマに関連する学術論文のリスト作成を進めます。毎回,時間の後半は文献のネット検索を行います。第4回終了時には第5回以降に紹介・討論の対象とする論文を決定し,受講者各自が果たす役割の分担を決めます。

〔選択論文の内容紹介・討論〕
 次に,3つのテーマに即して選択した学術論文の内容要約・紹介,質疑応答,討論に進みます。毎回,論文内容をレジュメにまとめて発表・報告する担当者を決めます。ほかの受講者はコメント・論点を用意してゼミに臨みます。質疑応答・討論から生まれた疑問や課題のなかから,次回までに検討すべきものを選び出し,それ(ら)についてのリサーチ作業(追加文献等の検索・読解・要約,実務関連情報の検索・要約など)を分担し,次回の発表に臨みます。以下の順で3つのテーマに取り組みます。

第5回:「社会経済開発のために環境を保全する」関連のテーマ
第6回:「紛争の原因は自然資源の取り合いである」関連のテーマ
第7回:「貧困が環境問題を生み出す」関連のテーマ

〔再発表〕
 続けて,第5,6,7回での質疑応答・討論から生まれた疑問や課題について整理したレジュメと,それらについて行ったリサーチの結果を記した資料を作成し,それらをもとに発表・討論します。必要に応じて担当教員による講義を交えます。

第8回:「社会経済開発のために環境を保全する」関連のテーマ
第9回:「紛争の原因は自然資源の取り合いである」関連のテーマ
第10回:「貧困が環境問題を生み出す」関連のテーマ

〔期末レポート執筆に向けての論点整理〕
 前回までのゼミで検討・討論した諸問題について,受講者各自の見解・主張を明確にした期末レポートを作成します。そのために,各自が期末レポートの執筆内容として計画していること(主な論点,想定される論旨,その方向性など)を箇条書きしたものを配布して発表・討論します。これをとおして,受講者の間の見解・主張の異同を確認しあい,自分の見解・主張に対して向けられるコメント・批評・批判について承知します。そして,それらに対する応答を組み込んだ期末レポートの作成にとりかかります。

第11回:「社会経済開発のために環境を保全する」関連のテーマ
第12回:「紛争の原因は自然資源の取り合いである」関連のテーマ
第13回:「貧困が環境問題を生み出す」関連のテーマ

【テキスト・文献】

大賀敏子(2012):日本人の知らない環境問題ー「地球にやさしい」では世界は救えない(SB新書).SBクリエイティブ.
これに加えて,受講者自らが検索し,準備する文献を題材とします。

【キーワード】

国家・市民社会・公共性、グローバリゼーション、環境、経済・開発

 

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